【書類・注意点】軽自動車の廃車手続きのやり方は？初心者にもわかりやすく解説

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軽自動車を廃車にするためには、いくつか書類を揃えなくてはいけません。
ただ、普通自動車とは書類や手続き場所が異なるため、自分で手続きする場合は注意が必要です。

時間と費用もかかりますので、余裕を持って手続きを進めましょう。
もし廃車手続きが難しいと感じたら、買取業者に依頼することをおすすめします。

軽自動車の廃車手続きに必要な書類

軽自動車を廃車にする際は、以下の書類を揃えましょう。

・車検証
・リサイクル券（使用済自動車引取証明書）
・解体証明書か移動報告番号・解体報告記録日が分かるメモ
・ナンバープレート2枚
・認印

車検証やリサイクル券のほか、車の解体記録などが分かる書類が必要です。
解体業者に軽自動車の解体を依頼した場合、解体後に証明書を発行してもらえます。
廃車手続きをする時に持参しましょう。
もし解体証明書を貰えなかった場合でも、移動報告番号・解体報告記録日を控えたメモで代用できます。

このほか、ナンバープレートと認印が必要です。
忘れずに揃えておきましょう。

軽自動車を廃車にする場合、所定の流れに沿って手続きを進める必要があります。
注意点もいくつかあるため、手続き前にしっかり押さえておきましょう。

自分で軽自動車の廃車手続きをする場合、主に下記の手順で進めます。

1.解体業者に軽自動車の解体を依頼する
2.書類を持って軽自動車検査協会へ行く
3.解体返納手続きを経て廃車完了

最初に車の解体業者へ連絡し、廃車にしたい軽自動車の解体を依頼します。
引き取り後、数週間ほどで解体が完了しますので、解体証明書を受け取りましょう。

解体が完了したら、前述の書類を揃えて管轄の軽自動車検査協会へ行きます。
窓口で廃車（解体返納）に来た旨を伝え、申請書を受け取りましょう。

そして申請書に必要事項を記入し、窓口で書類・ナンバープレートと一緒に提出します。
記入内容に問題がなければ、軽自動車の廃車が完了です。

軽自動車を廃車にすると、自動車重量税や自賠責保険の還付を受けられます。
一方、軽自動車税は還付されないので注意しましょう。

普通自動車の場合、廃車手続き後に自動車税の還付が受けられます。
しかし、軽自動車税は還付対象外で、納めた税金は戻ってきません。
混同しないように気を付けましょう。

軽自動車のローンが残っている場合、廃車にすることができません。
車検証の所有者名義がディーラーかローン会社になっていると思いますが、廃車にするには所有権解除の手続きが必要です。

ただ、所有権解除手続きはローンの完済が不可欠となっています。
まだローンを支払っている方は、完済後に廃車手続きを進めましょう。

もし軽自動車の廃車手続きをスムーズに進めたいなら、買取業者へ相談するのもおすすめです。
自分で手続きすることも可能ですが、平日に窓口へ出向き、申請書に記入しなくてはいけません。

買取業者へ依頼した場合、面倒な廃車手続きを全て代行してくれます。
無料で対応している業者もあるため、出費を抑えたい方や、そもそも費用をかけたくない方におすすめです。
廃車手続き費用が無料になれば、気軽に利用できるのではないでしょうか。

また、数千円〜数万円で買取してもらえる可能性があります。
廃車の買取業者は、事故車や不動車などの査定にも対応しており、場合によっては買取しています。
車を資源ないし部品取り用として査定するため、買取が可能なのです。
他社で廃車が有料だった時は、廃車の買取に対応した業者に相談してみるとよいでしょう。

廃車買取業者を選ぶ時は、以下のポイントをチェックしましょう。

・手続き費用
・レッカー費用（無料で引き取ってくれるか）
・買取価格
・還付金の説明の有無

廃車手続きにかかる費用は必ず確認が必要です。
有料で対応している業者も中にはありますので、事前に聞いておきましょう。
合わせてレッカー費用もチェックをおすすめします。

買取価格と還付金の説明の有無も重要です。
買取価格については、なるべく複数の業者へ査定を依頼し、結果を比較してみましょう。
良心的な業者であれば、還付金について丁寧に説明してくれます。
還付金の説明がないか、曖昧な説明に終始する業者は注意が必要です。