【簡単】自動車の解体・スクラップとは？手順や注意点も合わせてご紹介！

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廃車をおこなうためには、抹消登録をおこなわなければなりません。
また、手続きに必要な書類や流れも異なるので、廃車予定がある方はしっかりと押さえていきましょう。

廃車をするため抹消登録の種類

廃車するためには、2種類の方法からおこないます。
そのため、自分がどのような廃車方法で進めたいのかを把握することが大切です。

そこで、ここからは抹消登録の種類について紹介します。

廃車をするためにおこなう抹消登録は、車の籍を削除する役割があります。
車の籍を削除することで、これまで加入していた自動車保険や自動車税などの支払いをストップさせることが可能です。

また、車を手放すことになるので、駐車場や保管する場所にお金を支払う必要もなくなります。
しかし、正常に抹消登録ができていないと保険料や税金など支払いを続けないといけないので、必ずおこなうようにしましょう。

一時抹消登録とは、車の籍を一時的に抹消する登録方法です。
一時抹消登録の期間は公道をいっさい走ることが不可能になり、走ってしまうと法律違反になります。

しかし、一時抹消登録の期間中は自動車税や保険料を支払わなくていいので、出張や入院などで長期間自家用車を使わなくなったら利用したい手続きです。

永久抹消登録とは、車の籍を完全に削除する登録方法です。
一時抹消登録と異なる点として、車を解体する点です。

永久抹消登録は車の解体証明書が必要になるので、車を解体しなければ手続きがおこなえません。
そのため、一時抹消登録と異なり、使用したいタイミングで使用できない抹消登録方法となります。

各抹消登録には、手続きを進めるための必要書類があります。
それぞれ必要書類はことなるので、ここであらかじめ確認しておきましょう。

一時抹消登録で必要な書類は、以下の通りです。

・車検証
・手数料納付書
・所有者の印鑑証明書（発行から3ヶ月以内）
・所有者の委任状所有者の実印が入っているもの
・ナンバープレート 2枚（前後）

上記の書類があることで、一時抹消登録の手続きを進められます。
委任状に関しては代理で手続きをおこなう時のみで、所有者本人が手続きをおこなう際はこの書類は不必要です。

また、ナンバープレートが何かしらの理由でない場合は、理由書が別で必要ですのであらかじめ準備しましょう。

永久抹消登録で必要な書類は、以下の通りです。

・車検証
・手数料納付書
・所有者の印鑑証明書（発行から3ヶ月以内）
・所有者の委任状所有者の実印が入っているもの
・ナンバープレート 2枚（前後）
・永久抹消登録申請書
・解体証明証
・移動報告番号と解体報告がされた日のメモ

上記の書類があることで、永久抹消登録をおこなうことが可能です。
こちらも一時抹消登録と同様に、委任状は所有者本人であれば省略することができます。

一時抹消登録に比べて必要書類が増えているので、あらかじめ確認した上で永久抹消登録を進めていきましょう。

ここからは、抹消登録別に手続きの流れについて紹介です。

一時抹消登録の手続きの流れは、以下の通りです。

1.必要書類を用意する
2.ナンバープレートを外し、運輸支局で必要書類に記載する
3.運輸支局でナンバープレートを返納する
4.運輸支局へ必要書類を提出する

上記の流れでおこなうことで、一時抹消登録の手続きを進められるでしょう。

永久抹消登録の手続きの流れは、以下の通りです。

1.必要書類を用意する
2.解体業者に廃車予定の車を解体してもらう
3.解体後、解体証明証をもらう
4.運輸支局で必要書類の記載をおこなう
5.運輸支局はナンバープレートを返納
6.運輸支局で必要書類を提出する

上記の流れで、永久抹消登録の手続きをおこなうことができます。
また、還付金の受給は税申告窓口でおこなえるので該当者の方は忘れずにおこないましょう。

ここまで紹介してきた抹消登録は、全て廃車買取業者に依頼することが可能です。
しかし、廃車買取業者は廃車の手続きをおこなうのではなく、廃車の買取をおこなっています。

そのため、一時抹消登録をおこなたい方にとってはおすすめできません。
しかし、永久抹消登録を検討している方は、廃車買取業者に依頼して廃車にしたい車を買い取ってもらいましょう。

状態によって買取価格は異なりますが、普通車であれば1〜3万円程度で買取をおこなってくれます。