納車日に事故の被害に…よくあるケースや適切な対処法まとめ

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もし納車日に事故を起こした場合、車の状態によっては廃車にする必要があります。
保険などの手続きも必須ですので、適切に対応しましょう。

本記事で解説するポイントは次の3つです。

・納車日に事故を起こして廃車になるケース
・納車後に事故を起こすとどうなるのか
・事故車になった場合の対処法

廃車になりうるケースや、事故を起こした時の対処法などを詳しく解説します。

納車日に事故車になり廃車になるケース

もし下記のケースに当てはまる場合、たとえ納車間もない車でも廃車にしたほうがよいでしょう。
そのまま乗り続けることは非常に難しいため、廃車を前提に対応するべきです。

事故によって修理不可能なほど車が大破した時は、業者に廃車を依頼しましょう。
例えばエンジンが大きく破損したり、原型を留めないほどフレームが歪んだりした場合、修理は非常に難しいといえます。

仮に修理できたとしても、エンジンの載せ替えやフレームの板金など、さまざまな修理が必要です。
費用が高額になりますので、出費も膨らんでしまいかねません。

購入費用より修理費用が高く付く場合、廃車を前提にすることをおすすめします。
もし同じ車種に乗りたいとしても、修理より買い替えたほうがお得です。

また、修理後は事故車扱いになりますので、車の資産価値も大きく下がってしまいます。
将来売却するとしても、買取額は安くなることに注意しましょう。

もし納車日に自ら交通事故を起こした場合、余計な出費が発生するので注意が必要です。
事故の原因に関わらず、通常はディーラーなど購入店に責任を求めることはできません。

納車後に事故を起こしたとしても、新車へ交換してもらうことは不可能です。

納車時に購入店の担当者が運転し、事故を起こしたならまだしも、納車後のトラブルは原則として自己責任となります。
そのため、新車への交換などの交渉をすることは避けましょう。

また、車の修理費用も自己負担となります。
購入店側には何の責任もありませんので、余計な出費が生じることに注意しましょう。

ただし、自動車保険や車両保険が適用されるため、いくらか出費は抑えられます。
もし事故相手がいる場合は、相手の自動車保険で修理費用の一部を負担してもらえます。

納車日に車が事故車になった時は、焦らず以下の対応をおこないましょう。
なお、車の破損状況によっては、修理か廃車かを選択する必要があります。

事故を起こした場合、まずは慌てず警察へ連絡しましょう。
もし怪我人がいる時や、自分が怪我をした時は、救急車の手配も必要です。

事故発生時は慌ててしまうかもしれませんが、何よりも警察への連絡などを優先しましょう。

警察への連絡が済んだら、早めに保険会社へ連絡を取りましょう。
保険金の受け取りや、相手に賠償を支払うために必要不可欠です。

事故相手がいる時は、保険会社に交渉を任せるケースが一般的です。
しかし、交渉がまとまらない時など、状況によっては弁護士へ相談しましょう。

車を購入した店舗への連絡も必要です。
事故を起こしてしまった旨を伝え、必要に応じて対応してもらいましょう。

購入店へ連絡すれば、車両の状態の点検や修理をおこなってくれます。
なお、廃車手続きも依頼できますが、費用がかかる場合もあります。

もし廃車せざるを得ない時は、廃車買取業者の利用も検討しましょう。
事故車の買取にも対応しているため、廃車するしかない車両も現金化可能です。

また、業者によっては廃車手続きを無料で代行しています。
費用をかけずに廃車にできますので、出費を抑えたい方は相談してみましょう。

納車日に事故にあった場合、車の状態によっては廃車が必要です。
いずれにせよ、保険会社や購入店へ連絡し、適切に対処してもらいましょう。

車両の状態によっては、廃車買取業者に買い取ってもらうのも手です。
少しでも現金化できますので、廃車時には査定を受けてみましょう。