水没した車は廃車がベスト？判断材料や復帰させる修理費用まとめ

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車が水没してしまった場合、復活させることも不可能ではありません。
しかし、状態によっては修理費用が高額になるか、廃車せざるを得ない可能性もあります。

本記事のポイントは以下の3つです。

・水没した車の復活の可否
・水没車の修理費用はいくらかかるか
・水没車を廃車にする時の判断材料

水没車の復活可否や修理費用のほか、廃車にするべきか判断するポイントを解説します。

水没車からの復活は可能？

水没車の復活の可否は、車がどこまで水没したかによって判断が分かれます。
復活できる場合もあれば、困難な場合もありますので、状態を見極めて適切に判断しましょう。

もし水に浸かった範囲がタイヤ程度の場合、水没しても車を復活できる可能性があります。

タイヤが浸かった程度であれば、エンジンや電気系統への影響はほとんどありません。
そのため、修理費用が安く済むほか、水没による不調や異常などの影響が出ない場合もあります。

一方、マフラーよりも上まで水没した時は注意しましょう。
水没車の状態にもよりますが、復活に必要な修理費用が高額になったり、修理不可能になったりするケースもあります。

マフラーより上まで浸かった場合、エンジンや電気系統に不調・異常が生じることも珍しくありません。
また、マフラーからエンジン内部などへ水が入り込み、部品を錆びさせてしまうこともあります。

いずれにせよ、マフラーより上まで水没した際は、整備工場などで細かく点検してもらいましょう。
外だけでなく、内部もチェックして修理の可否を判断することが大切です。

水没車を修理する場合、費用は修理内容・範囲によって異なります。
修理費用は状態によって大きな開きがありますので、費用が高額になった時は廃車や買い替えも検討しましょう。

水没車の修理にかかる費用は、安くて10万円前後、高いと100万円以上と、状態次第で大きく異なります。

例えば、マフラーやバッテリー単体のみ交換が必要な場合、費用は数万円で済んでしまいます。
買い替えよりも修理のほうが安くつくでしょう。

一方、電装品の全交換やエンジンの載せ替えが必要な場合、修理費用は数十万円〜100万円かかる可能性があります。

特に水没車は中古車市場での評価が著しく低いため、資産価値も大幅に下落します。
修理費用が高額になるため、買い替えも検討するべきでしょう。

ただ、車両保険に加入している場合は保険金が下りる可能性もあります。
車両保険の補償範囲・内容にもよりますが、修理する際は保険会社に相談してみるとよいでしょう。

しかし、車両保険に免責金額がある場合、一定額は自己負担が必要です。
保険の等級が下がる可能性もありますので、保険料アップにも注意しましょう。

水没車を廃車にすべきか判断に迷った時は、以下の点をチェックしてみましょう。
修理・買い替えどちらにしても、自分にとってベストな選択肢を選ぶことが大切です。

もしマフラーよりも上まで水没した時は、廃車を検討したほうがよいでしょう。
エンジンや電装品の大部分が壊れている可能性があるため、修理が難しいケースもあります。

ただ、外から見ただけでは判断できませんので、プロにしっかり点検してもらいましょう。

修理費用の見積もり額が買い替えより高い場合、廃車にしたほうが出費を抑えられます。
よほど愛着がある場合を除き、新車・中古車に買い替えたほうがよいでしょう。

なお、廃車買取業者に買取を依頼すれば、水没車をいくらか現金化可能です。
廃車手続きも任せられますので、買い替え時は相談してみましょう。

エンジンや電気系統に不具合が起きている時も、廃車を前提に対応するのがおすすめです。

なお、修理できる場合もあるものの、修理費用が高額になることは珍しくありません。
判断に迷った時は、予算と相談して決めましょう。

車が水に浸かった場合、水没した範囲によっては修理が難しくなります。
廃車にすべきか迷うこともあると思いますが、車の状態から判断しましょう。

なお、修理できる場合もありますが、修理費用には注意が必要です。
100万円を超える可能性もあるので気をつけましょう。