廃車手数料はいくら？ケース別に徹底解説！

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「乗らなくなった車をどうにかしたい」「中古車買取店に連絡したけど引き取ってもらえなかった」
いざ車を廃車にしようと思っても、どうしていいのか分からないですね。

そこで今回は、廃車する費用や戻ってくる税金など、廃車する際に役立つ情報をまとめて紹介します。
本記事のポイントは3つ。

・ケース別！廃車する時にかかる手数料
・廃車する時に押さえておきたい！還付金の存在とは？
・廃車を無料で処分するなら「廃車買取」がおすすめ！

分かりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

ケース別！廃車する時にかかる手数料はどれくらい？

使わなくなった車を廃車する方法は『一時抹消手続き』と『永久抹消手続き』の2種類が存在します。
ここからは、ケース別の手数料をみていきましょう。

ディーラーに持ち込み一時抹消する際の手数料は1万円～5万円、永久抹消の手数料は1万円～8万円です。
持ち込みではなくレッカーによる引き取りであれば、別途レッカー代が加算されます。

永久抹消は解体費用が必要となりますから、一時抹消に比べて手数料が高くなるのが現状です。
また、廃車にする車の大きさでも手数料は変化します。

「今は使わないけど将来乗るかも」といった場合は一時抹消になります。
一時抹消の手数料は350円です。

ただしナンバーを外した車は公道で走行できませんから、仮に自宅まで運搬するのであればキャリアカーの費用が1万円～3万円くらい必要となります。
自分で永久抹消する手数料は1万円～8万円が相場です。

運搬費用や解体費用、リサイクル費用が必要ですから、ディーラーに依頼した場合とさほど変わりません。

査定もつかない車や動かなくなった車、ボロボロの車、事故車両などを専門に買い取ってくれるのが廃車買取業者です。
廃車買取業者に依頼した場合の手数料は0円。

1万円程度で買い取ってくれる業者も存在します。

車検や自動車税などを払っている車を廃車した場合、いくつか条件はありますが税金や保険料が返ってきます。
どんな税金が還付されるのか紹介します。

毎年5月の上旬になると、1年分の自動車税を払っていますよね。
これは4月から翌年3月までの1年分を前払いしている状態です。

例えば8月に廃車にしたら7か月、12月に廃車手続きしたら3か月が還付されるということになります。
ただし3月に廃車した場合、還付金はありません。

また、自動車税の還付金についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

新車の購入や車検の度に支払っている自動車重量税。
こちらも廃車することで還付されます。

計算方法は、納付した重量税×車検の残り期間÷車検の有効期間です。
例えば、車検の時に3万円の自動車重量税を支払っており、次の車検まで10か月ある場合は、30,000円×10か月÷24か月＝12,500円となります。

一般的に車を購入した時や車検の時に加入・更新するのが自賠責保険です。
法律で義務付けられていますから、加入されている方がほとんど。

この自賠責保険料も廃車にすることで還付されます。
計算方法は、（支払った保険料－手数料約5,000円）÷24か月×自賠責保険の残り月数です。

年払いで任意保険料を支払っている場合は、残りの月数に応じて還付金があります。

中古車買取店やディーラーの査定で値段がつかない車も0円以上で買い取ってくれるのが廃車買取です。
パーツをバラバラにして販売したり海外に輸出することで、無料買取を可能としています。

廃車買取のメリットはなんといっても無料で引き取ってくれることです。
動かない車や事故車、ボロボロの車、車検切れの車など、どんな車も無料で廃車にしてくれますし、レッカー費用なども無料です。

さらに廃車に関する行政手続きも無料で代行してくれます。
廃車手続きをしたことがない方にとっては大変ありがたいですね。

最低保証1万円などのキャンペーンを行っている廃車買取業者も見受けられます。

車両として再販の価値がある車でしたら、損をする可能性があります。
そうならないためにも、廃車買取に依頼する際は事前にディーラーや中古車買取店で査定してもらいましょう。

これは中古車買取店にも言えることなのですが、廃車にした後に車の購入を考えている場合、新しい車が納車されるまで移動手段がなくなってしまいます。
特に近年では、新車の納車期間が長くなっていますから注意が必要です。

また、こちらでは廃車買取について詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

例え価値がない車でも部品の再利用は可能です。
廃車する際の査定で価値がつかなかった時は、最低でも0円で引き取ってくれる廃車買取の業者に相談してみましょう。