皆さんは、日常的にどれくらいの鍵を使用しているでしょうか。

家の鍵、車、自転車、バイク、ロッカーと毎日様々な鍵があり、鍵なしで過ごすということはないのではないでしょうか。

しかしながらそんな鍵が使えなくなってしまったら、困ってしまいますね。
折れてしまうとまではいかなくとも、鍵が曲がってしまうと鍵が使えなくなってしまいます。

鍵が曲がってしまったらどのように対処したらいいのでしょうか。

今回は鍵が曲がってしまった際の、直し方ややってはいけないNG行動について解説していきます。

【これだけは見て】曲がった鍵にやってはならないこと

鍵は使用方法やその使用環境によって、曲がったり変形したり歪んでしまいます。
鍵穴に斜めに挿入していたり、急いで大きな力を加えて引き抜いていたりすると鍵が摩耗してダメージを受けてしまいます。

またこれ以外にも、温度が高いところに保管していると熱により膨張して変形してしまうこともあります。
カバンの中で荷物に押されて曲がってしまったり変形することもあります。

長年使用している鍵は、経年劣化して鍵のギザギザの部分が摩耗して擦り減って鍵穴に合わなくなるといったこともあります。

上記のような理由で、鍵が曲がってしまった時にやってはいけないことは、自分で無理に直そうとする行為です。
曲がったものをペンチなどを使って曲げ戻そうとすることはやってはいけません。

ハンマーなどで叩いて直すことも同様にNG行為です。
一度曲がってしまったり、変形した鍵は元に戻ることはありません。

元に戻そうと更に力を加えることは更に鍵を壊しているのと同様な行為です。
仮に曲げて元通りになったように見えても、金属疲労で非常にもろい鍵になってしまっています。

曲がったり摩耗した鍵は修理業者であっても、修理することはできません。
曲がってしまった鍵は基本的に新しいものを作ることが基本です。

もし鍵が曲がってしまったら、新品に交換することを想定することが必要になります。

曲がった鍵の対処法

曲がってしまった鍵自体を修理することは難しいですし、先述しましたように無理に直すことはやめましょう。
対処法は主に2つありますので、ご紹介します。

鍵を新しくする

新しい鍵、つまり同じ鍵を作ることです。
鍵のメーカーに依頼すれば、純正品を購入することができます。

純正の鍵を手に入れることができれば、安心して利用することができます。
しかしながら純正キーの場合、確実である一方で入手までに時間がかかってしまいますので、すぐに鍵が必要である場合は不向きであると言えます。

シリンダーの交換

鍵本体の交換以外にも、シリンダーつまり鍵穴ごと交換をする方法もあります。
鍵本体だけでなく、鍵穴も交換してしまえば、より完璧な状態にすることができますので安心です。

どちらにせよ、曲がってしまった鍵が何の鍵なのかによっても最適な方法は変わってきます。
車や自宅の鍵であれば、鍵自体の交換が早いですし自転車なら鍵自体を壊すしかなくなるといったケースもあります。

曲がった鍵をそのまま使っていると、更に破損が酷くなってしまったり最悪折れてしまうこともあります。
鍵穴内で鍵が曲がってしまったら、更なるトラブルとなってしまいます。

鍵が曲がった場合はプロに相談することもおすすめ！

鍵が曲がってしまった際は、鍵の専門業者に依頼することが一番の近道です。
その場から動けない時などは、近くの鍵屋に連絡して出張して修理してもらうこともできます。

スペアキー作成なら、15,000円程度で作成してもらえます。
難しい作りとなっているディンプルキーの場合は20,000円から35,000円程度で作成可能です。

出先などで急な鍵のトラブルが起きてしまうと困ってしまいますので、鍵を持ち歩く際の保管方法や持ち運ぶ場合の収納場所を工夫して、曲がってしまう可能性がある場所は避けるようにすることをおすすめします。

また定期的に鍵の汚れを落としたり、メンテナンスを行うことも有効な手段です。

鍵がなにかあった際にどう対処するか決めておくとより安心です。