あらゆるジャンルの合鍵が必要になるシーンが出てくると思います。
合鍵を作成するにも、簡単に作れてしまう鍵から作成が難しい種類の鍵もあります。

合鍵を作れる種類が作成する店によって変わってくるので、あらかじめリサーチをする必要もあるでしょう。
また作成ができない鍵も存在します。

今回は鍵の作成にかかる日数やかかる費用や作成ができない鍵の種類などについてご紹介していきます。

合鍵が作れない鍵の種類一覧

合鍵作成ができない鍵には以下のようなものがあります。

ディンプルキー

最近の鍵に多く使用されているディンプルキーは合鍵作成ができません。
表面にくぼみがついている複雑な作りになっている鍵です。

このディンプルキーは防犯性が非常に高いため、家庭用の鍵で多く採用されています。
ディンプルキーは作りが非常に精密であることから、専用の特殊な機械がないと簡単に作ることはできません。

ディンプルキーから合鍵作成をする場合は、作成できる専門店をあらかじめ探す必要があるでしょう。

合鍵から合鍵の作成

オリジナルキーではなく、その合鍵から更に合鍵を作ることはできないことが多いです。
合鍵を作成すると目には見えない非常に小さな誤差が生まれることがあります。

この誤差がある状態で更に合鍵を作成すると、また誤差が生まれてしまいます。
この小さな誤差が鍵穴と鍵で合わなくなってしまい、鍵として使えなくなってしまう可能性があるのです。

合わないまま使用すると、鍵穴のついたシリンダーキーごと壊れてしまう恐れがあります。
合鍵を作成する際は、オリジナルキーから作るようにしてしてください。

合鍵が作成する際にかかる日数・費用

合鍵を作成するにも鍵の種類によって、かかる時間や費用も変わってきます。
鍵の種類別でそれぞれの所要時間・費用について解説していきます。

ディスクシリンダーキー

賃貸住宅やオフィスビルなどでよく使われているディスクシリンダーキーは合鍵の作成も容易に行えます。
流通が多く簡単なため、オリジナルキーに不備があっても合鍵の作成ができるケースも。

鍵の専門店だけなく、ホームセンターなどで即日作成してもらえます。
作成時間は10分程度で費用も500〜1000円程度で作成可能です。

ピンタンブラーキー

ピンタンブラーキーもディスクシリンダーキーと同様に簡単に合鍵の作成をすることができます。
ピンタンブラーキーは世界でも多く使用されているポピュラーな鍵です。
防犯性の高い特殊な形でなければ、ホームセンターなどでもすぐに対応してくれます。

作成時間は10分程度で1000円前後の金額で作ってもらえます。

ディンプルキー

ディンプルキーは複雑な形状であることから、ホームセンターや一般的な鍵の専門店での作成は無理なことがほとんどです。
ディンプルキーを作成できるのは、鍵のメーカーかあらゆる鍵に精通している大手鍵メーカーくらいになります。

ディンプルキーの場合は、合鍵というより元からの作成になります。
メーカーに依頼すれば、作成可能で5000円程度の費用がかかります。

工場に依頼するため長ければ1か月程度時間が必要です。

どうしても合鍵を作成したい場合は鍵のプロに相談しよう！

合鍵が必要でどうしても作成しなくてはならない場合は、専門店などの鍵のプロに相談しましょう。
街のホームセンターのようなお店では、作成できる鍵の種類も少なく対応できないといったことも少なくありません。

鍵の専門店や鍵のメーカーに問い合わせることで確実に合鍵を作成する事ができます。
専門店やメーカーに依頼すると純正キーが手に入り、鍵にずれが生じて開かないといったトラブルの心配がありません。

お店では作成が困難な鍵でもメーカーなら確実に作成できますので、そのような場合は是非相談しましょう。
ただメーカー依頼は届くまでに時間がかかりますので、必要な鍵に応じて使い分けておくことをおすすめします。