日常生活で頻繁に使われるため、意外と壊れることも多いトイレのドアノブ。
万一壊れてしまっても、ドア全体を交換するのではなく、ドアノブのみ交換することが可能です。

本記事のポイントは次のとおりです。

・トイレのドアノブを交換する基準
・種類別！トイレのドアノブ交換にかかる費用相場
・トイレのドアノブが正常に利用できない時の応急処置

トイレのドアノブを交換する際の基準や費用について、順を追ってご紹介します。

トイレのドアノブを交換する基準とは

ドアノブの故障といっても、いきなりドアノブが外れてしまうことはめったにありません。
しかし、自己修理をしたり不具合を放っておくと、閉じ込めの原因につながることも...。

以下の症状を感じたら、業者に相談するようにしましょう。

・開かなくなってしまった
・ネジを閉めてもすぐにグラついてしまう
・ドアノブがさびつき、滑らかに動かない
・ドアノブの台座とドアの間に隙間がある
・ガタガタと音がする
・レバータイプの場合、元に戻らず真下に下がったままになっている

逆に、わずかな「ぐらつき」程度であれば、ねじ締めなどの簡易処置で直ることが多いです。
ドライバーで回すだけなので、DIYに不慣れな方でも簡単に行えます。

ただし経年劣化の場合は、部品の損傷がある可能性もありますので、心配でしたらメーカーに相談することをおすすめします。

また、トイレのドアノブが開かなくなるトラブルについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせて参考にしてみてください。

種類別！トイレのドアノブ交換にかかる費用相場まとめ

トイレのドアノブを交換するためには、ドアノブそのものの費用と作業料金が必要になってきます。

費用の内訳

業者にもよりますが、ドアノブ交換にかかる費用の内訳は以下のとおりです。

・部品料金
・作業料金
・夜間・早朝料金代
・出張料金　など

ドアの種類によって変動することが多く、正確な見積もりは実際に業者にドアを見てもらった後に出るケースが多いようです。

見積もり前の相談料金は無料のところが多いですが、相談料別途かかる場合もあります。
事前に電話やウェブで確認しましょう。

種類別費用目安

・ドアノブ 交換　11,000円＋部品代
・ドアノブ 修理・調整    8,800円～
・錠前交換    　25,300円～＋部品代

料金設定は業者や地域によっても異なります。
中には高額料金を請求する悪徳業者もいますので、必ず料金が発生する前に書面で見積もりを確認しましょう。

トイレのドアノブが正常に利用できない時の応急処置

もしもトイレのドアノブが急に使えなくなった場合、応急処置が必要です。

開錠しているのに出られない

鍵が空いているのにドアが開かない場合、ドアのラッチが正常に作動していない可能性があります。
その場合は、トイレットペーパーの芯をひろげて板上にし、ドアの隙間からラッチを押すと開く場合があるのでお試しください。

外側から鍵をあけたい

子供のいたずらなどで誰も入っていないのに鍵がかかって開けられない場合も、10円玉や定規など薄くて硬いものを使い、鍵の溝を回すだけで外側から簡単に開けられます。

ただし、あくまで「非常解錠装置」と呼ばれる、溝つき鍵の場合のみ有効です。鍵穴タイプでは利用できません。

ノブが緩んでしまっている場合

ドライバーを使ってネジを締めることで、一時的な対処が可能です。
あくまでも一時的な対処で、そのままではいずれ緩んできますので、専門業者に相談して下さい。

ノブが外れてしまった場合

ドライバーなどを利用してドアを引っ張ることで、一時的な解決ができます。

上記は、一時的な応急処置です。
そのまま放置せず、ホームセンターや専門業者に相談をして適切な処置を行ってください。

まとめ

ぐらつきを放置していると、思わぬタイミングで閉じ込められてしまい、事故につながることもあります。

そのようなことにならないためにも、頻繁に使うドアノブの異変に気付いたら、なるべく早く現状を把握するとよいでしょう。
急なトラブルが発生した場合には、一時的な応急処置を行いつつ、専門家に相談して適切な対応をすることをおすすめします。

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