毎日のように洗面台を活用していると、水がつまることもしばしば。
しかし、洗面台の水が流れない原因は毎日利用するところにあります。

そこで、今回は洗面台の水が流れない原因や自分で対処できる方法まで紹介します。

洗面台の水が流れないのは排水溝のせい！？つまりの原因を解説

洗面台が流れない理由として、排水溝に原因があります。
排水溝にあらゆるものがつまり、水が流れなくなってしまうような流れです。

そこで、ここでは洗面台の水が流れなくなる原因について紹介します。

髪の毛が原因

洗面台の水が流れない原因として、髪の毛が詰まっていることが挙げられます。
季節によって変わりますが、髪の毛は1日に100本近く抜けると言われています。

タイミングとしては、洗面台の鏡を見てドライヤーをしている時が多く、男性・女性問わず髪の毛が多く抜ける場面と言えるでしょう。
髪の毛が洗面台に落ちても、そのまま流してしまうことから、洗面台のつまりを起こしてしまう原因につながるのです。

水垢が原因

洗面台の水が流れない原因の二つ目は、水垢が挙げられます。
水垢は皮脂が主な原因で、水を使用する上で必ず発生してしまうものです。

この水垢が排水トラップに詰まってしまい、蓄積されることから洗面台のつまりというトラブルにつながってしまいます。
水垢は軟水器を活用することで予防できるので、水垢が原因で洗面台の水が流れないという方はぜひ検討してみてください。

ぬめりが原因

ぬめりが発生することで、洗面台のつまりを引き起こしてしまうこともあります。
ぬめりはロドトルラという細菌が原因で、カビよりも繁殖力が高く定期的に掃除をおこなわなければ繁殖していく一方です。

ぬめりだけで洗面台のつまりは発生しにくいですが、髪の毛と絡まってつまりの原因となることがほとんどなので、予防しておきたいトラブルです。

固形物が原因

洗面台の水がつまる原因として、固形物がつまっていることも挙げられます。
歯磨き粉のキャップ、ピアスやリングなどのアクセサリーなど、洗面台で固形物を扱うことは多いでしょう。

ヘアキャッチャーと呼ばれる固形物を直接排水管に行かないようにするストッパーがあれば詰まることがありませんが、小さなものだとヘアキャッチャーをすり抜けることも。
そのため、洗面台で固形物を取り扱う際には十分注意しましょう。

洗面台の水が流れない時に自分でおこなえる対処法

洗面台の水が流れない際でも、自分で対応できる場合があります。
わざわざ業者を呼ばなくても自分で対処できる場合もありますので、自分で洗面台の対処する方法を身につけていきましょう。

クエン酸や重曹を活用する

洗面台の水が流れにくい際は、クエン酸を活用しましょう。
クエン酸には水がつまる原因を落とす作用があり、クエン酸がない状態でも酢で代用可能です。

クエン酸で水のつまりを落とす方法は、以下の通りです。

1．水100mlと小さじ一杯程度のクエン酸を混ぜる
2．混ぜたクエン酸水をかけて30分〜1時間程度放置する
3．40度程度のお湯をかけて完了

上記の流れで水つまりを解消していきましょう。
また、クエン酸には消臭効果もあります。

そのため、洗面台の臭いが気になっている方にもおすすめの掃除方法です。

排水トラップを分解する

洗面台の水つまりを解決するために、排水トラップを分解することも有効です。
排水トラップにはピアスやアクセサリー、髪の毛などがつまりやすい環境で、定期的に確認していないと水がつまりやすくなります。

排水トラップを確認する方法として、排水トラップのナットを外すだけで確認できます。
排水トラップを取り外す際に、トラップに絡みついた髪の毛やアクセサリーなどを掃除し、清潔にしていることが大切です。

ラバーカップを活用する

洗面台の水つまりを解決する方法として、ラバーカップを活用する方法があります。
ラバーカップとはすっぽんのことを指し、ラバーカップの水圧で水のつまりを解消します。

ラバーカップで洗面台の水つまりを解決する方法は、以下の通りです。

1．洗面台に水をためる
2．ラバーカップが隠れるくらい水が溜まったら、排水溝に押し当て密着させる
3．そのままゆっくり押し当てて、一気に引き上げる

上記の流れに沿って進めていきましょう。

パイプ洗浄剤を活用する

クエン酸やラバーカップの用意が面倒な場合は、パイプ洗浄剤を活用しましょう。
パイプ洗浄剤はどの家庭にもあるもので、洗面台の水つまりトラブルが起こった際にもすぐに対応できるでしょう。

また、パイプ洗浄剤は裏面の表記通りに取り組むだけで、洗面台の洗浄が可能です。
実際にパイプ洗浄剤を活用した後に水で洗い流すだけで、排水溝の汚れが落ちていきます。

簡単な洗面台の水つまりを解消したい方は、パイプ洗浄剤で対応するとよいでしょう。

洗面台の水詰まりは日頃の予防が大切！日頃からやっておきたいこと

洗面台の水つまりを予防するためには、定期的な掃除が欠かせません。
それに加えて、ピアスやアクセサリー、髪の毛などを極力流さないようにし、水つまりの原因を作らないようにする必要があります。

また、定期的に洗面台の水つまりを予防する方法は、以下の通りです。

・定期的にパイプ洗浄剤で掃除する
・髪の毛やアクセサリー類を洗面台付近で扱わないようにする

上記のポイントを押さえることで、洗面台の水つまりを予防することが可能です。