「浴槽から水漏れが発生している…」
上記のようなお悩みを一度は抱えたことがあるという方も多いはず。

浴槽の水漏れの原因を把握していないと、いつまでも無駄に高い水道代を支払うことになります。
そこで、今回は浴槽から水漏れが発生する原因や対処法について紹介します。

元凶はパッキン？浴槽から水漏れする原因

浴槽から水漏れする原因は多々あります。
中には、浴室内にあるパッキンが原因と考える方がいることも。

そこで、ここからは浴槽から水漏れする原因について紹介します。

浴槽に亀裂が入っている

浴槽に亀裂が入っている場合には、水漏れが生じやすいでしょう。
浴槽に亀裂が入るイメージが湧かないという方もいるかもしれませんが、浴槽は知らないうちにダメージを受けやすい場所です。

何気ない衝撃や桶やシャワーなどの打撃のダメージなど、浴槽に亀裂が入る原因は多く潜んでいます。
そのため、浴槽は亀裂が入ることから水漏れが起きやすいといえるでしょう。

浴槽の排水栓の老朽化

浴槽の排水栓が老朽化することで、水漏れが発生することも原因の一つです。
長年、同じ浴室を使用することで、排水栓も同じように劣化していきます。

そもそも、排水栓には耐久年数が設定されていることがほとんどで、4〜5年で交換しなければならないことも。
また、地震や台風などの自然災害で、浴室の排水栓が劣化することもあります。

このように、浴槽の排水栓が老朽化することで、水漏れが発生することにつながります。

給湯器の不具合

浴槽からの水漏れとは異なりますが、給湯器の不具合により水漏れが起こることで、浴槽に多大なダメージを受けることがあります。
給湯器は中にあるお湯を配管から通って浴室に送り出されますが、この配管に不具合が生じると配管から水漏れが発生します。

給湯器から水漏れを起こしてしまうと、正常にお湯張りがおこなえなくなるので、早めの修理が必要です。

水漏れする浴槽のパッキンの交換方法

水漏れする浴槽では、パッキンの交換を余儀なくされます。
パッキンの交換を正しくおこなえないと、ゴムがうまくはまらず浴室から水漏れが生じる可能性も。

浴槽のパッキンの交換方法は、以下のステップで進めていきましょう。

1.古いゴムパッキンを取り外す
2.ゴムパッキンが設置されている場所を掃除する
3.新品のゴムパッキンを取り付ける

上記のステップでゴムパッキンを交換することで、浴室から水漏れを発生させることなく交換が可能です。
また、ゴムパッキンを交換する際は掃除を丁寧におこなうようにしましょう。

ゴムパッキンが設置されている部分には、多数のカビが付着しています。
掃除を怠った状態で新しいゴムパッキンをつけてしまうと、新しいゴムパッキンにカビが侵食する可能性も。

新たなゴムパッキンに取り替える際は、浴室を丁寧に掃除した上でおこなうようにしましょう。

パッキンの交換や浴槽修理を依頼する際に注意しておきたいこと

ここからは、パッキンの交換や浴槽修理を依頼する際に、注意しておきたいことについて紹介します。

修理費用が安すぎる

修理費用が安すぎる業者に対して、浴槽の修理を依頼する際は注意してください。
なぜなら、提示している費用より多額の費用が請求される可能性があるからです。

例えば、見積もりを出しているのにも関わらず、追加の作業を勝手におこなわれてのちに請求されるなどが良い例です。
また、安すぎることで作業も雑というケースもあります。

せっかく浴槽修理をおこなったのにも関わらず、キレイに修理ができていなかったら再度水漏れを起こす可能性があります。
このようなリスクを負わないためにも、安すぎる業者には注意しましょう。

水道業者の説明がわかりづらい

実際に浴槽修理をおこなってくれる業者の説明がわかりづらい場合も、依頼するか検討した方が良い業者です。
なぜなら、素人でも理解できるような説明ができないと、自分の中で浴槽修理に関する知識が落とし込めていない可能性があるからです。

このような業者に依頼してしまうと、意図がわからない余分な作業がおこなわれたりよくわからない費用を請求されることも。
説明不足が見られる業者には、浴槽の修理を依頼しないようにしましょう。