キッチンの蛇腹の排水ホースが水漏れして困ったということはありませんか？
キッチン台の下で蛇腹ホースが水漏れしてしまうと、キッチンが水浸しになってしまい大惨事ですね。

大きな水漏れでなくてもそのまま放置してしまうと、カビが生えてきたり床がシミになってしまったりする可能性もあります。

急に発生する蛇腹ホースの水漏れの応急処置の仕方や、予防法について今回はご紹介していきますので、皆さんも参考にしてみてください。

応急処置の前に！キッチンの蛇腹ホースから水漏れを起こした際に準備しておきたいこと

いざキッチンの蛇腹ホースから水漏れが起きた際は、まず応急処置の前に準備しておくことがあります。
まずは以下の道具を用意しましょう。

・雑巾やタオル
・バケツ
・パテか補修テープ

まずは蛇腹ホースから水漏れが漏れている場所を探して特定します。
水漏れの場所が分かっていないとやみくもに補修しても意味がありません。

もし場所が分からないのなら、少し水を流して場所を探します。
場所が特定出来たら止水栓を閉めます。

止水栓を閉めて、水漏れの原因箇所をタオルなどで乾かします。
水漏れ箇所を特定してしっかりと乾かした上で、補修をおこないましょう。

キッチンの蛇腹ホースから水漏れした際の応急処置

蛇腹ホースからの水漏れの応急処置は場所が特定できた場合と、場所が特定できずどうしようもない状況の場合の2つのやり方があります。

場所が特定できた場合

蛇腹ホースの水漏れ箇所が特定できているのなら、補修テープを使って補修テープを使っていきます。
まずは水漏れしている原因の箇所の水気をタオルなどで拭きとります。

水気をしっかり拭きとったら、補修テープを巻き付けていきます。
テープを巻くときはテープを引っ張り重ねながら巻き付けていきます。

三周程度綺麗に巻きつけたら、テープをカットして指で押さえて密着させて完了です。
補修テープは防水に特化したものや耐熱だったり、耐久性に特化したものなど色々な種類があります。

場所が特定できなかった場合

水漏れしている場所が特定できなかったら、水漏れ被害が広がらないように応急処置をしましょう。
まずは蛇腹ホースをバケツに入れます。

バケツにうまく入らない場合はタオルなどを重ねてひいておきましょう。
とにかく水漏れ被害を止めましょう。

水漏れして溢れた水をふいてアルコールやエタノールなどを吹きかけて消毒をおこないます。
排水は雑菌が混じっていますので、不衛生です。

水漏れした所はそのままにしておくとカビたり、シミてしまう恐れがあります。
しっかり拭き取って処理出来たら、窓を開けて換気しましょう。

キッチンの蛇腹ホースから水漏れさせないために…普段からできる予防策

キッチンの蛇腹ホースの水漏れは蛇腹ホースが裂けたり、穴が開くことが原因です。
この穴が開くのには何かしらの理由があります。

普段から排水ホースから水漏れが起きないように予防できることはあります。
排水溝に熱湯や薬品類を流さないようにしましょう。

熱湯をキッチンで何度も流していると、蛇腹ホースが高温で痛んできます。
熱湯を流すときは水を流しながら流して温度を下げながら流すか、時間をおいてから流すようにすると良いです。

キッチンでの臭い防止のために洗剤を流して排水溝の掃除をおこなっていると、ホースの素材を痛めつけてしまう可能性があります。
もし洗剤を使用しているのなら、成分などを確認してから使用することをおすすめします。

寒冷地にお住まいの方は、冬になると蛇腹ホースが凍結して裂けてしまったり、大きな寒暖差によって蛇腹ホースが劣化が進んで割れてしまう可能性もあります。
もしそのような場合はあらかじめ断熱性能のあるシートなどを巻き付けておくと劣化の予防につながります。

普段はあまり気にすることのないキッチンの蛇腹ホースが急に水漏れを起こす前に対策や確認をおこなうようにしてみてはいかがでしょうか