排水溝のつまりは住んでいるうちに一度は経験がある水回りトラブルです。
しかし、実際につまってしまうと、水は流れませんし部屋中に嫌な臭いが充満します。

そこで、活躍するのが重曹と酢なのですが、どのように活躍してくれるのでしょうか。
今回は、排水溝のつまりと重曹・酢の関係性や効果的な掃除方法について紹介します。

排水溝のつまりに重曹と酢を使った掃除方法

排水溝のつまりを除去する掃除方法は、正しい分量と手順を踏んでおこなうようにしましょう。
ここからは、排水溝のつまりに有効な重曹と酢を活用した掃除方法について紹介します。

排水溝のつまりになぜ重曹と酢が適しているのか

排水溝のつまりに重曹と酢が適している理由として、二酸化炭素の発生が関わっています。
重曹と酢を混ぜることで二酸化炭素が発生し、シュワシュワと泡が発生します。

この泡が排水溝の汚れやつまりの原因を剥がし、排水溝のつまりを解消してくれるというわけです。
しかし、汚れを完全に除去したい場合は、重曹と酢では解決しません。

あくまでも、排水溝についた汚れを剥がす役割なので、汚れを根本から解決したい場合は塩素系の洗剤を使用すると良いでしょう。

重曹と酢を活用した掃除方法

重曹と酢を活用した掃除方法として、それぞれを正しい比率で組み合わせることが大切です。
重曹と酢を組み合わせる割合として、3：1の分量で組み合わせるようにしましょう。

重曹と酢が混ぜ合わさったものができたら、汚れの部分に振りかけます。
その後、200cc程度の水をゆっくりと振りかけて、発泡するように注ぎましょう。

汚れやヘドロが浮いてくるので、シャワーや蛇口の水で落としてください。

【番外編】排水溝のつまり掃除効率よく掃除ができる道具4選

排水溝のつまりには重曹や酢以外にも掃除方法は存在します。
そこで、ここからは排水溝のつまりに有効な掃除方法について紹介します。

ペットボトル

ペットボトルはキャップを外した状態で、排水溝の入り口に隙間ができないようにくっつけて使用します。
キレイにくっつけられたら、ペットボトルの側面を押したり離したりして空気を送りましょう。

そうすることで、排水溝の奥にある汚れやつまりの原因を解消できる可能性があります。

ラバーカップ

ラバーカップとはすっぽんのことで、トイレ掃除などでよく使われる道具の一つです。
ラバーカップはペットボトルと同様に、排水溝の奥にある汚れやつまりの原因を空気で押し出す方法です。

排水溝を塞ぐようにラバーカップをかぶせ、ゆっくりと押したり引いたりして汚れを落としていきましょう。

パイプクリーナー

排水溝の汚れには、パイプクリーナーで対処する方法も有効です。
ゴミ受けやフタなどを全て取り除き、パイプクリーナーを入れるだけで完了です。

しかし、パイプクリーナーは強力な洗剤なので、使用上のルールに則って使用するようにしましょう。

タオル

排水溝のつまりにタオルを使用した方法もあります。
方法としては、タオルを排水溝に入れてそのうえから60℃程度のお湯を注ぐだけです。

しかし、タオルを全て排水溝に入れてしまうと引き抜く際に取り出せなくなってしまうので、あらかじめタオルが引き抜けるくらい出しておきましょう。

排水溝をキレイに！つまらせない普段からの予防策

排水溝のつまりは普段から予防することも可能です。
そこで、ここからは排水溝をつまらせない普段からの予防策について紹介します。

ゴミを受けるところに溜めない

排水溝のつまりを予防するためには、ゴミ受けにゴミを溜めないことが重要です。
ゴミ受けにゴミを溜め続けると、ゴミ受けの隙間から排水溝へゴミが蓄積され、排水溝のつまりの原因になります。

特に、油が混ざったものはぬめりになり、排水溝がつまる大きな原因となります。
あらゆる事態を避けるために、普段からゴミ受けにゴミを溜めておかないようにしましょう。

丸めたアルミホイルを入れておく

ゴミ受けに小さなアルミホイル玉を入れておくだけで、排水溝のつまりを予防することが可能です。
アルミホイルの金属がぬめりの発生を抑え、ぬめりによる排水溝のつまりを防いでくれます。

アルミホイルがあれば誰でもできるので、ぜひ取り組んでみてください。

定期的にパイプクリーナーを活用する

パイプクリーナーを定期的に使うことで、排水溝のつまりを日頃から予防できるでしょう。
定期的に汚れを落とすことで、排水溝がつまる原因を解消してくれます。

しかし、定期的におこなわないと効果が期待できないので、ズボラの人には向いていないかもしれません。