シャワーを使っていて「いつの間にかシャワーの水圧が弱くなった気がする」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

ここでは、シャワーの水圧が弱い時は具体的にどのような原因があるのかと、また対処法について徹底解説します。

シャワーの水圧が弱い原因はコレ！

まず、シャワーの水圧が弱い原因について把握をしましょう。

シャワーのフィルター部分が目詰まりしている

水の中に混ざっているゴミなどを取り除くために、シャワー内には「ストレーナー」と呼ばれるフィルターがセットされています。
長年同じシャワーヘッドを使っている場合、シャワーヘッドとホースの間にあるストレーナーにゴミやサビが蓄積して目詰まりすることが多いです。

止水栓がしまっている

シャワーの水圧が弱いと感じたら「止水栓」の閉まり具合をチェックしましょう。
止水栓は水圧をコントロールする栓で、浴室の場合は止水栓は蛇口付近に設置されている事が一般的です。

止水栓が原因の場合には、マイナスドライバーなどで止水栓を左にまわすことで改善することも。

給湯器の容量不足や故障

給湯器の容量不足や故障が原因で水圧が弱くなることもあります。

給湯器は容量によって一度に利用できる湯の量が異なるため、少ない号数の給湯器の場合、水圧が弱くなることが考えられます。
お使いの給湯器で容量などがご不明な場合は、一度メーカーのホームページなどで確認をしてみましょう。

また、シャワーの水圧が強まったり弱まったりするケースだと、給湯器の異常が考えられます。
給湯器の故障により作られるお湯が少なくなると、当然シャワーからの水圧は弱くなってしまいます。

シャワーのお湯の水圧が弱い時に試してほしいこと

シャワーのお湯の水圧が弱い場合、以下の対策を試してみましょう。

1.シャワーヘッドやフィルターを掃除する

シャワーヘッドやフィルターの目詰まりが原因の場合は、掃除をすることで水圧を上げられるかもしれません。
分解してシャワーヘッドやストレーナーを、中性洗剤をつけた歯ブラシなどで掃除を行いましょう。

また、昔から同じシャワーヘッドを利用し続けている場合、シャワーヘッドの買い替えを視野に入れても良いかもしれません。

2.止水栓を調整する

止水栓を調整することでシャワーの水圧を強めることができます。
止水栓の開け閉めの作業にはマイナスドライバーが必要なため、あらかじめ用意をする必要があります。

また、止水栓を開いてたのに水圧が変わらない場合、止水栓の中にあるフィルターを掃除することで水圧が復活する可能性があるので試してみましょう。

3.給湯器の見直しをする

給湯器で作られるお湯の量が不足している場合や給湯器の異常が考えられる場合は、給湯器の交換をしましょう。
容量が不足している場合は、ご利用の給湯器の号数を大きく変更することで改善する可能性があります。

シャワーや給湯器トラブルはプロにお任せするのも一手

ここまで説明をしたシャワーヘッド、止水栓の問題はご自身で対処可能ですが、給湯器のトラブルはプロの業者に依頼することも大切です。

以下が業者をお勧めする理由です。

・原因の切り分けをしなくてもいい
・修理が早い
・事前準備が必要ない
・適切な給湯器を選んでもらえる
・アフターサービスがついている

このようなメリットがあり、プロの業者に頼むことで多少料金が発生してもスピーディに問題を解決する事が可能です。

水圧の弱い原因が給湯器の場合、必ず給湯器の修理か交換が必要になります。
特にガス給湯器は重大事故が発生する原因となるため、国が定めた資格を持った人だけしか交換作業ができません。

そのため、シャワーヘッドや止水栓の交換を行っても改善しない場合、給湯器の問題になり自己解決は難しいです。
できるだけ早めに業者に相談しましょう。