家のどこからポタポタとする水漏れを放置してしまっていませんか。
少しの水漏れであってもそのままにしてしまっていると、水道代は地味に上がってしまいます。

今回は以下の内容に絞って水漏れを放置してしまうとどのようなことになるのか、水道代はどう変化するのかについてご紹介していきます。

・水道からポタポタ水漏れが発生する原因は？
・水道から発生するポタポタ水漏れを放置するとどれくらい水道代が上がる？
・水道から発生するポタポタ水漏れを放置するリスクとは

是非ご一読ください。

水道からポタポタ水漏れが発生する原因とは？

水道からポタポタ水漏れが発生する原因は主に3つあります。
ここではその内容を具体的に見ていきましょう。

パッキン・カートリッジの劣化

蛇口に使われているパッキンやカートリッジが劣化することが水漏れが発生する原因の一つです。
パッキンは部品の接合部のすき間を埋めるための部品で、大体はゴムでできており経年劣化でゴムが伸びたりひび割れてしまいます。

こうしたトラブルから水漏れが発生します。
カートリッジは水とお湯の出したり止めたりを制御する部品です。

カートリッジが劣化している場合も水漏れの原因になります。

ネジやナットの緩み

蛇口と壁をつなぐ接合部のネジやナットが緩んでいると、そこから水漏れが発生します。
この場合はネジやナットを単純に締め直せば解決です。

デザインによっては場所が一目で分からないような場合にあることもありますので、そういった時は調べる必要があります。

パッキンにごみや汚れが蓄積

パッキンの周りにごみが堆積するとパッキンが本来の役割を発揮できずに、水をしっかりと止めることが出来なくなります。
またサビやカビなどが発生して汚れと同様になることも考えられるでしょう。

水道から発生するポタポタ水漏れを放置するとどれくらい水道代が上がる？

水道から発生するポタポタ水漏れをそのままにしてしまうと水道料金はどのくらい上がってしまうのでしょうか。
数秒に1回程度のしずく落ちでしたら、1ヶ月換算で約300リットルの水漏れの計算になります。

お住まいの地域によって金額は変わってくるものの、約100円程度が目安です。

蛇口の先端からポタポタと垂れている水漏れは、1ヶ月でおおよそ900リットルの計算になり、約300円程度水道料金が上がるでしょう。
絶え間なく水が糸のように細く流れつづける水漏れが発生する場合は、1日で約300リットルで1ヶ月では約9000リットルとなり水道料金にすると3000円もの金額が上がることになります。

ぱっと見特に問題なさそうに見えても、少なくない水量と水道料金がかかってきますね。

水道から発生するポタポタ水漏れを放置するリスクとは

水道から発生するポタポタ水漏れを放置するリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。

カビが発生してしまう

水漏れをそのままにしていると蛇口周りの湿度が上がり、カビが発生しやすい状況が生まれます。
蛇口周りだけでなく、室内全体の湿度が上がってしまい家の中の室内がカビが発生してアレルギーの原因になったりする健康被害が発生するリスクも高いです。

シロアリの発生

湿度が上がるとシロアリの発生のリスクも出てきます。
シロアリが出てくると家の柱を食べられる危険も高いです。

そうなると地震などがあった際の倒壊の危険もあります。

建物の腐食

建物の基礎がカビなどで侵食すると柱などが腐食する危険も出てきます。
シロアリ同様に建物の倒壊や腐食のリスクもありますので避けたいところです。

水道のポタポタ水漏れの放置まとめ

水道のポタポタ水漏れは放置してしまうと大きなリスクや、水道代が無駄にかかるなどのことが起きます。
もしも起きているのならここで紹介した内容を是非実践してください。