洗濯機から水が漏れている！
こんなトラブルに遭遇したことはありませんか？

慌てて業者を呼べば、数万円の出費になることも...。
また、洗濯機の給水ホースから水漏れが発生してしまうと、正常に洗濯をおこなうことができません。

しかし、もう大丈夫です！
本記事では、洗濯機からの水漏れ原因と、自分で修理できるかどうかをご紹介します。

洗濯機の給水ホースから水漏れする原因

洗濯機の給水ホースから水漏れする原因はいくつかありますが、主なものを以下にまとめました。

経年劣化

給水ホースは長期間の使用や水の圧力によって劣化するものです。
特にゴム製のホースは柔軟性を失い、ひび割れや穴が生じやすくなり、この劣化によって水漏れが発生することがあります。

適切な取り付けができていない

給水ホースが適切に取り付けられていない場合、使っていくうちにホースが緩み水漏れが発生する可能性があります。
特に振動の多い洗濯機では、緩みやすいため注意が必要です。

破損や圧力の影響

給水ホースが破損している場合や、外部からの圧力がかかったり、引っ張られたりすると、ホースが緩んでしまうことがあります。
これによって、水漏れが生じる可能性も少なくありません。

洗濯機内部のパーツの劣化

洗濯機内部のパッキンやバルブなどの部品が劣化すると、水漏れが発生することがあります。
これらの部品がしっかりと密閉されていない場合、水が漏れする可能性が高まるでしょう。

異物の詰まり

給水ホース内に異物が詰まると、水の流れが妨げられ、圧力が増大してホースが緩んだり破損したりすることがあります。
特に、水道水中の鉱物や堆積物が原因となるため注意が必要です。

洗濯機の給水ホースから水漏れが発生した時の正しい対処法

洗濯機の給水ホースから水漏れが発生した場合、迅速な対応ができるかどうかで被害範囲が変わります。
いざという時に慌てないように、対応手順をまとめました。

1.電源を切る

水漏れが発生したら、まず洗濯機の電源をすぐに切ってください。
これにより、感電や故障を防ぐだけでなく、対処中に誤って洗濯機が作動しないようにします。

2.水の供給を止める

水漏れを止めるために、洗濯機の給水栓を閉めます。
原因となっている水を早めに止めることで、被害を最小限にとどめましょう。

3.水を拭き取る

床や壁の損傷を拡大しないために、漏れた水をタオルや雑巾でしっかりと拭き取りましょう。
損傷だけでなく、浸水被害や滑る危険も回避することができます。

4.水漏れの原因を確認する

ここまできてようやく漏れの原因を特定できます。
給水ホースが緩んでいる、ひび割れている、または他の部品が劣化している可能性があります。

5.応急処置

もし給水ホースが緩んでいるようであれば、適切に締め付けましょう。
ただし、力を入れすぎないように注意してください。

給水ホースにひび割れや穴が見られる場合は、ホースを交換する必要があります。
洗濯機の取扱説明書を参考にして、適切に交換作業を行いましょう。

以上の対処法を行っても水漏れが止まらない場合や、自身での修理が難しい場合は、洗濯機の修理専門家に相談することをおすすめします。

洗濯機の水漏れはどのように予防する？

洗濯機の水漏れを予防することは可能です。
以下に簡単にできることだけをピックアップしました。

定期的な点検とメンテナンス

洗濯機の給水ホースや内部パーツの定期的な点検とメンテナンスを行います。
給水ホースにひび割れや劣化がないか、内部のパッキンやバルブが適切に密閉されているかを確認しましょう。

給水ホースの交換

古くなったり、ひび割れが見られる給水ホースは、定期的に交換します。
取扱説明書に従って交換するか、専門業者に依頼しましょう。

洗濯機の位置

洗濯機が安定した場所に置かれていることを確認しましょう。
振動が少ない場所に設置したり、振動を吸収するジェルパッドなどを下に敷くことで揺れを抑え、給水ホースの緩みや破損を防ぐことができます。

水道栓の点検

水道栓も定期的に点検し、漏れや破損がないかを確認してください。
水道栓からの漏水が原因で水漏れが起こることもあるため、注意が必要です。

これらの予防策を実施することで、洗濯機の水漏れを効果的に防ぐことができます。
定期的なメンテナンスや点検を行い、洗濯環境を整えるだけで予防になるでしょう。

洗濯機の給水ホースから発生する水漏れはパッキンが原因であることが多い！

洗濯機の給水ホースは、さまざまな原因で水漏れが発生します。
その中でも、パッキンの存在は大きく、劣化したという理由だけで水漏れが発生することも。

また、洗濯機の給水ホースから水漏れが発生した場合は、応急処置をおこなってから対処するようにしましょう。