洗濯機の排水がうまくできない...。
こんなトラブルを経験したことはありませんか？

排水ホースが詰まってしまうと、洗濯槽に水が溜まってしまい、洗濯機が故障してしまう可能性もあります。

そのため、排水ホースの詰まりは早めに対処することが重要です。
放置すると、洗濯槽がカビだらけになり、悪臭が発生したり、洗濯機の寿命が縮んだりする可能性があります。

そこで、この記事では、洗濯機排水ホースの詰まり原因と、自分で掃除できるかどうかをご紹介します。
この記事を読んで、排水ホースの詰まり原因を特定し、自分で掃除できるかどうか判断しましょう！

洗濯機の詰まりの原因となる排水ホースの掃除方法

洗濯機から嫌な臭いがしたり、変な音がしたりするときは、排水ホースが原因の可能性がある。

気になる時は排水ホースを掃除する

洗濯機から不快な臭いや異音がする場合、排水ホースが原因かもしれません。
気になるときは、一度排水ホースを掃除してみましょう。

掃除方法をご紹介します。

前準備

排水ホースの掃除を始める前に、漏電や誤作動を防ぐため、洗濯機のコンセントを抜くことが重要です。
さらに、作業中に給水ホースが外れると水漏れが起きる可能性があるため、水道の蛇口も閉めておきましょう。

排水口からホースを取り外す

排水ホースを排水口から取り外します。
取り外すときには、ホース内に残った水が流れ出す可能性があるため、あらかじめ床に雑巾などを敷いておくと便利です。

ホースに市販のカビ除去剤を吹きかける

排水ホースに、市販のカビ除去剤を吹きかけます。
この際、安全のためにゴム手袋とマスクを装着することが重要です。

洗面所やお風呂場の窓を開けて、換気することも忘れずに行いましょう。
市販のカビ除去剤を使用しない場合は、漂白剤を水で50倍に薄めた洗浄液を使用してもよいです。

排水ホースにフタをする

汚れをしっかり取り除くために、30分ほど浸け置きしましょう。
カビ除去剤がホースからこぼれださないように、排水ホースの口にラップをかぶせ、輪ゴムでしっかりと固定します。

しっかりと固定できたら、ホースは横にしても問題はありませんが、水漏れが心配ならバケツの中に立てかけると安心です。

振り洗いをする

30分ほど浸け置きしたら、排水ホースを振って内部を洗います。
ホース側面の汚れを落とすため、優しく縦横に振りましょう。

力を入れすぎると水漏れする場合があるため、注意してください。

洗い流す

ホース内を水で洗い流します。
やかんやじょうろを使用すると、ホース内に水を注ぎやすいです。

汚れが気になる場合は、歯ブラシで擦り洗いするのがおすすめです。

排水ホースを排水口に取り付ける

洗い終わったら、排水ホースを排水口に取り付けます。

掃除しても洗濯機の詰まりが解消されない時の原因

排水ホースの掃除をしても詰まりが解消されない場合、排水口に汚れがたまっている可能性が考えられます。
特に、洗濯したときに出てくる髪の毛や糸くずなどのゴミが詰まりの原因となることが多いです。

排水口も定期的に掃除しておきましょう。
それでも詰まりが解消されない場合は、洗濯機内部の排水経路で詰まりが発生している可能性もあります。

この場合、自分では対処が難しいため、専門の業者に修理を依頼するのがおすすめです。

洗濯機の排水ホースが詰まらないようにするための予防策

排水ホースの掃除は手間がかかるため、できるだけ汚れが溜まらないように注意しておくのがおすすめです。
日頃から少しだけ意識をすることで、排水ホースの詰まりを防げます。

予防策を紹介しますので、確認しておきましょう。

洗濯物の入れすぎに注意

洗濯機に大量の洗濯物を詰め込むと、それだけ使用する水の量も多くなります。
このため、排水ホースに負担がかかりホースの劣化を早め、つまりの原因になりやすいです。

洗濯機の規定容量の7割程度を目安にして、洗濯物の量を調整しましょう。

蛇口を閉める

洗濯機を使用しないときは、蛇口を閉めることで排水ホースやそのほかのパーツにかかる負担を減らせます。
これにより洗濯機が劣化しにくくなり、使用できる期間も長くなります。

洗濯槽やフィルター掃除をする

排水ホースの詰まりは汚れが原因になることが多いため、洗濯槽やフィルターの掃除をして、汚れを流れにくくしましょう。
洗濯の頻度が高い場合は1ヶ月に1回程度、洗濯の頻度が低い場合は2ヶ月~3ヶ月に1度程度で掃除するのがおすすめです。

洗濯機の詰まりは排水ホースの掃除で解決！

洗濯機の詰まりが発生した場合は、排水ホースの掃除をおこないましょう。
排水ホースの掃除をおこなっても洗濯機の詰まりが解消されない場合は、専門の水道業者へ依頼することがおすすめです。