トイレの詰まりは、場合によってプロの業者に依頼して解決しなければなりません。
しかし、詰まっている状態を見られるのは恥ずかしいとためらってしまう人もいるでしょう。

この記事では、トイレの詰まりトラブルについて、自分で対応できるケースや業者に依頼した方が良いケースなど詳しくご紹介します。

恥ずかしさは不要！トイレの詰まり依頼は業者は気にしていない

トイレの詰まりで業者に依頼する際には、恥ずかしさを感じる必要はありません。
プロの業者は多くの場合、詰まりを解決することに集中しているため、お客さんが心配するほど気にしていません。

業者は詰まりの原因を特定し、効果的な解決策を考えることに集中しています。
1日に複数の現場を回るほど忙しいことも多いため「丁寧にかつ迅速に詰まりを解決する」ことに重点を置いて作業をしています。

また、恥ずかしさから、詰まった汚物を自力で流そうとするのは避けましょう。
無理に流すと水があふれて床や壁に被害が及ぶ可能性があります。

とくにマンションやアパートでは、階下の住人にも迷惑をかけてしまうかもしれません。
業者に依頼をしたら、恥ずかしさを感じても無理に流そうとせず、プロに任せましょう。

業者へ依頼するのが恥ずかしい場合は自分で詰まりトラブルを解消するのも一手

トイレが詰まった場合、必ずしも業者に依頼する必要はありません。
なかには自分で解決できるケースもあるため、自分で詰まりを解決する方法を覚えておきましょう。

一定時間放置する

道具を使用せず詰まりを解消する方法として、一定時間放置する方法があります。
便は水で柔らかくなる性質があるため、約3時間ほど放置すると詰まりが解消されることが多いです。

ただし、放置している間はトイレが使えなくなるため、家にトイレが1つしかない場合は難しいかもしれません。
放置できる時間を確保できる場合におすすめです。

重曹やクエン酸を使う

重曹とクエン酸、お湯を使うことで、炭酸ガスの泡がつまった物質を分解し取り除くことができます。
手順は次の通りです。

1.便器内の水を通常の水量になるまでくみだす
2.換気をしてから重曹とクエン酸を1:2の割合で便器にいれる
3.ぬるま湯を便器半分まで注ぐ
4.泡立ちを確認したら1時間放置する
5.放置後に流す
6.ラバーカップを使う

ラバーカップはホームセンターなどで手軽に購入できるため、万が一に備えて用意しておくのがおすすめです。
使い方は簡単で、排水口にラバーカップを垂直にセットしてからゆっくり押し、一気に引き抜きます。

この作業を2～3回繰り返すとつまりが解消され、水が流れるようになります。

真空式パイプクリーナーを使う

ラバーカップでは解消しない場合の手段としておすすめなのが、真空式パイプクリーナーです。
ラバーカップよりも威力が5倍もあるため、より効果的に詰まりを解消します。

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップほど知られていませんが、トイレの詰まりを自力で解決したい人や業者を呼びたくない人にはおすすめです。
値段も1,000円～2,000円ほどで手に入るので、経済的にも業者に依頼するより安く済みます。

トイレの詰まりトラブルを業者へ依頼した方が良いケース

詰まりの原因が排泄物やトイレットペーパーの詰まりならば問題はありませんが、原因がはっきりしない場合は業者に相談することが重要です。
便器やタンク内には素人では見慣れないパーツが多いため、業者に任せた方が確実に直してもらえます。

また、ラバーカップで対処しても詰まりが解消しなかった場合は、素人では手に負えない状態であると考えられます。
水位が高くなったり、水がなかなか流れない場合も、排水管の奥に異物が詰まっている可能性が高いです。

トイレに誤って異物を流してしまった場合も業者に依頼しましょう。

まとめ

トイレが詰まったときには、まず自分でできる方法で対処してみましょう。
それでも解消できない場合は、恥ずかしがらずに業者に依頼することが大切です。

業者はたくさんのケースに対応しているため、お客さんが心配するほど気にしていません。
業者でないと対応できない詰まりもあるため、無理に直そうとせず業者に依頼しましょう。