愛する洗濯機から水漏れが…
そんな光景を目の当たりにしたら、誰でも焦ってしまいますよね。

しかし、慌てる必要はありません。
本記事を読めば、洗濯機蛇口ハンドルからの水漏れを自分で解決できるようになります。

水漏れは放っておくと、高額な修理代や水代請求に繋がる恐れがあります。
今すぐこの方法で、水漏れを止めて安心した洗濯ライフを取り戻しましょう！

洗濯機から水漏れが発生する箇所とは？

毎日の生活で使用する洗濯機は、突然故障することもあります。
中でももっともよく見られる故障の症状は、「水漏れ」です。

洗濯機の水漏れは、本体そのものの劣化が原因であることも多いですが、それだけではありません。
まだ買ったばかりの洗濯機でも水漏れが起きることもあります。

水漏れの原因の多くは給水部です。
蛇口が原因となっていることもあれば、ホースが何らかの理由によって亀裂していることもあります。

また洗濯機の水平状態が守られていない場合や、洗濯機の内部や底部が傷んでいる理由によっても水漏れが発生します。
故障の症状としてはわかりやすいサインなので、素早く対応しましょう。

水漏れが多発しがちな箇所

・給水部（水を入れる蛇口やホース）
・洗濯機本体
・排水部

水漏れする洗濯機は放置しておくと悪くなるばかりで、日常生活にもきたすので、すぐに修理しなければなりません。

箇所別！洗濯機の水漏れが発生した時の修理方法

目で見てわかるほど単純な故障ならば、個人の手で洗濯機の水漏れ修理をすることはできます。
たとえば水道のホースの締め付けが甘い場合には、パッキンを購入して交換すれば、それで水漏れが解決できるかもしれません。

その他次のような簡単なケースであれば、ひとまず自分の手で水漏れを止めることができます。

原因別水漏れ対処術

まず修理の前に、必ず元栓を締めておきましょう。
修理にはモンキーレンチやドライバーなどの工具と、流れてきた水をふき取るための雑巾も必要なので抜かりなく準備してください。

◾️蛇口回りからの水漏れ
蛇口からの水漏れはほとんど、パッキンの劣化が原因です。
パッキンは、蛇口側やニップル（ホース側との取り付け部品）のサイズさえ合わせればそのまま交換すれば修理完了です。

◾️排水ホースからの水漏れ
洗濯機底部からの水漏れは、排水ホースが傷んでいることが考えられます。
またホースと排水溝への繋がりが悪くなっていることもある、そこも確認が要ります。

排水ホースの修理は、排水ホースが傷んでいないか確認して、傷んでいれば交換するだけです。
しかし洗濯機の重さは一人暮らし用のもので50㎏を超すものもあり、そもそも底部を確認することも容易ではありません。

さらに排水ホースと排水溝を結ぶ「エルボ」という部品が悪くなっていると、その交換も必要となります。

排水ホース周りからの水漏れ修理は決して難しい作業ではありませんが、修理する方の身体的な条件や重労働さから、現実には不可能なこともあるでしょう。

洗濯機の水漏れ修理を業者へ依頼した時の費用相場

洗濯機の内部に水漏れの原因がある場合には、もはや素人では対処不可能です。
その場合には最初からプロの修理業者に依頼しましょう。

まだ購入してから日が浅く、故障の原因も購入者に瑕疵がないならば、無償のメーカー修理を利用することもできます。
購入したときに5年間延長保証などをつけている場合は、そこも確認してみましょう。

メーカー修理ができないならば、身近なプロの業者に頼むのが一番です。
プロの業者の修理料金相場
洗濯機の水漏れの修理料金は、原因と故障の程度にもよります。

・パッキン交換、緩みの修理：約5,000円
・ホースの修理・交換：約7,000円
・水栓丸ごと交換：10,000〜15,000円

ニップルという洗濯機と蛇口を繋ぐ部分の交換となると、20,000円近い費用がかかります。
しかし、「このような原因なので、これくらいの額ですよ」と提示されれば、比較的依頼しやすい費用相場といえるでしょう。

洗濯機は買い替えようと思うと50,000円ほどするので、軽度の水漏れならば、プロの業者に修理してもらうのが賢明な選択といえます。

まとめ

洗濯機は蛇口やハンドルなど、さまざまな箇所から水漏れが発生するリスクを抱えています。
そのため、洗濯機から水漏れが確認できたら、原因を特定して正しい修理をおこなうようにしましょう。