キッチンの排水溝が詰まってしまうことは、よくあるトラブルです。症状が軽ければ自己解決することもできますが、基本は業者に依頼すべきでしょう。プロの業者に依頼すれば、再発防止の意味も込めて、完全に近い仕事をしてくれます。

キッチンの詰まりトラブル時に業者を選ぶポイント

キッチンの排水溝が詰まる原因の多くは、排水管に何か異物が溜まっているからです。流しきれない食べかすや、髪の毛や、それらが腐食したヘドロかもしれません。あるいはハンカチなどの小さなものが詰まっている可能性もあります。

実は専用の薬液を流し込むことで、多少の異物は溶かすことができます。しかしすべてが解決したとはいえないので、業者に依頼することをおすすめします。

業者は実績とスピード感を重視

安さで業者を選ぶのもいいですが、もちろん作業の質も求めたいものです。格安をうたう業者は、ひとまず後回しにしましょう。

まずは実績がどれくらいのものか、そこを知る必要があります。開業したての水道工事業者が悪いわけではありませんが、やはり地域で実績ある業者のほうが頼りになります。

完全に近い施工と、予防のためのアドバイスをしてくれる業者が最適です。使用する薬液で効果も変わり、また対症療法的でなく、根本的にたとえば「排水管が限界で交換が必要かもしれない」と言ってくれる業者のほうが信頼に足ります。

またキッチンは日常の使用頻度が高いので、早く施工してくれるスピード感も重要です。即日対応でも追加料金を取らないなど、良心的な業者が見つかれば幸いです。

キッチンの詰まりを水道業者へ依頼した時の修理費用

キッチンの詰まりは、軽度なものならば自分で薬液を注ぐだけです。薬液は高価なものでも1000円もしないので、一応常備しておくといいでしょう。

業者に依頼するとなると、さすがにそれ以上の額がかかってきます。しかし価格に応じた良い仕事はしてくれるはずです。

詰まり除去を業者に依頼するといくらかかるか

たとえば排水管の詰まりならば、約5000円程度からです。割高のようには見えますが、プロ専用の薬液を使い、徹底的に詰まりを除去して再発予防までしてくれるとなるとコスパは高いといえます。

排水管まで修理が必要となると、修理料金は跳ね上がってきます。排水管そのものの代金が50000円とすれば、それにプラスして作業料金がかかって100000円となってもおかしくありません。

なるべく症状が軽度のうちにプロに見てもらうことで、費用を抑えられます。詰まりの症状を放置しておいて良いことは何もないので、早めに相談してみましょう。

キッチンの詰まりを水道業者へ依頼する際の注意点

水道工事業者は、そこまで仕事の質に大きな開きはないはずです。しかし客の無知につけこんで修理料金をふっかけてくる業者がいないとは言えません。

電話対応と正式な見積りをチェック

どの業者に依頼するときもそうですが、まずは電話対応がどうかが要点です。ぞんざいな口調で対応する業者はなかなか信用できないので、丁寧な業者を選びましょう。

その後は見積りです。多くの場合、口頭でどんな状態かを伝えれば見積りを出してくれます。

ただし言った・言ってないの話になっては困るので、本来ならば書面で正式な見積りがほしいところです。しかしそうなると一度状態を見てからではないとリアルな見積りは出てきません。

その場で見積りを依頼すると、作業を押し切られる可能性もあります。大体の相場観を知らないと料金の高い・低いはわからないので、大体どのような額がかかるかは事前に調べておきましょう。

まとめ

水道工事業者ならば、キッチンの詰まりに対して、まず完全に近い施工をしてくれます。その点において心配する必要はなく、自己処理するよりもずっと安心です。しかし業者の選び方は重要なので、まず作業の相場観を知り、安心できる実績のある業者を選択しましょう。