ペアガラスが割れると、生活に大きな支障をきたす可能性があります。
そのような状態になると交換を余儀なくされますが、応急処置をおこなわなければなりません。

また、ペアガラスが割れてしまうと交換を余儀なくされますが、業者に依頼すると費用が大きくかかることも。
そこで、今回はペアガラスの交換費用や応急処置、交換は自分と業者どちらがいいのかについて紹介します。

また、ペアガラスの詳しい情報は下記の記事で紹介していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

費用を抑えるために…ペアガラスの交換は自分でできるの？

結論からお伝えすると、自分でペアガラスの交換は可能です。
そのため業者を使わずにしてペアガラスの交換ができるので、費用を抑えて窓ガラスのリフォームができます。

ペアガラスの交換を自分でおこなう場合の具体的な方法は、以下の通りです。

1.窓からサッシを外す
2.サッシからガラスを外す
3.ガラスを取り替えた後に、新しいペアガラスを取り付ける
4.窓にサッシを戻す

上記の手順でペアガラスの交換は自分でおこなうことができます。
しかし、自分でペアガラスの交換をおこなう際には、正しい手順とそれなりの力が必要です。

そのため、力がない方や女性の方は、ペアガラスの交換を自分でおこなわずに力のある方や業者に依頼するとよいでしょう。

ペアガラスを選ぶ際のポイント

ペアガラスを選ぶポイントは大まかに以下の通りです。

・ガラスの隙間にあるもの
・ガラスの種類

それぞれの特徴について次で解説します。

ガラスの隙間にあるもの

ペアガラスの場合、ガラスとガラスの間には、ガスか空気、あるいは真空状態のいずれかの状態になっています。
空気の場合が最も価格が安価ですが、アルゴンガスや真空の場合は、断熱性に優れていることが特徴です。

ガラスの種類

ガラスそのものの種類にも違いがあります。
大まかには以下の通りです。

・フロストガラス
・すりガラス
・型板ガラス
・網入りガラス

ガラスの見た目や見えやすさに違いがあるため、デザイン性や目的に合わせて選びましょう。
ただし、建築する土地の条件によって選べるガラスに制限があることもあります。

ペアガラスの交換費用の平均相場

ペアガラスの交換費用は、交換の程度によって異なります。
ペアガラスの交換費用の具体的な平均相場は以下の通りです。

【交換内容】

ガラスの破片の処理方法：約2.5〜13万円
ペアガラスと障子の交換・修理：約5〜14万円
ペアガラスとサッシ(障子と枠)まるごと交換・修理：約15〜25万円

上記の表のように、ペアガラスの交換相場は決して安くありません

このため、自分でペアガラスを交換する方も多いのではないでしょうか。

しかし、ペアガラスの交換を安全におこなうために業者の力は欠かせません。
費用こそかかりますが、ペアガラスの交換を確実に完了させたい方は依頼するようにしましょう。

自分でできる！ペアガラスの応急処置

ここからは、自分でできるペアガラスの応急処置について紹介します。

ペアガラスに小さなヒビが入った時の応急処置

ペアガラスに小さなヒビが入った時は、粘着テープで応急処置するようにしましょう。
粘着テープの種類はさまざまですが、ペアガラスの応急処置には透明タイプの粘着テープを活用することがおすすめです。

また、急にペアガラスにヒビが入ったこともあり、粘着テープがないという方も多いでしょう。
そのような方は、透明のテープでも応急処置が可能です。

しかし、紙タイプのテープだと雨などで水分を含み崩れやすくなるので、布製のテープで応急処置するようにしましょう。

ペアガラスに大きなヒビが入った時の応急処置

ペアガラスに大きなヒビが発生した際は、早急に応急処置をおこなわなければなりません。
大きなヒビがあるにも関わらずそのままにしてしまうと、破損につながり自然災害から守れないだけでなく、生活に大きな支障をきたす可能性があるからです。

ペアガラスに大きなヒビが入った時の応急処置は、以下の方法でおこなってください。

・ダンボールで補強
・プラスチックダンボールで覆う

上記のようにかなり原始的な応急処置でありますが、生活に支障をきたさないことでしょう。
また、ダンボールで補強する際には、布テープで固定することが大切です。

しかし、大きなヒビがあるにも関わらず応急処置のみで放置しておくことは大変危険ですので、なるべく早い段階で業者にペアガラスの交換を依頼しましょう。

ガラスの破片の処理方法

ペアガラスが破損した際には、早急に破片となったガラスを処理する必要があります。
破損したガラスを処理する際には、以下の道具を用意しましょう。

・ほうき
・ちりとり
・新聞紙
・ルームシューズ
・ビニール袋
・粘着ローラー
・雑巾

上記の道具を準備できたら、以下の手順で処理するようにしましょう。

1.ビニール袋に新聞紙を詰め、大きなガラスの破片を入れる
2.小さなガラスの破片をほうきとちりとりで集める
3.ほうきとちりとりで集められなかったガラスの破片を、粘着ローラーで集める
4.雑巾で拭き取ったら完了

上記のような手順でガラスの処理をおこない、捨てる段階で「ガラス危険」「割れ物注意」などのお知らせシールを貼って捨てましょう。

ペアガラスの交換費用まとめ

ペアガラスの交換は自分でおこなうことができます。
実際にペアガラスへ交換する場合は、どのような種類にするのかを明確にして交換をおこないましょう。

また、現状の窓ガラスが割れた時は業者が到着するまでは応急処置で対応しなければなりません。
万が一、窓ガラスが割れるといったトラブルが発生した際は、本記事で紹介した応急処置を参考にしてみてください。