お子さんが窓ガラスにシールを貼ってしまったという家庭も多いはず。
しかし、窓ガラスに貼ったシールは、なかなか剥がしにくいですよね。

そこで、今回は窓ガラスに貼ったシールをキレイに剥がす方法について紹介します。

窓ガラスに貼ったシールが剥がしにくい理由とは？

シールは表面層と粘着層と2層構造で成り立っています。
そのため、シールを剥がす時に表面層と粘着層に分かれてしまい、キレイに剥がせないというわけです。

また、窓ガラスにシールを貼っている場合は、外か内かでもシールの剥がす難易度が異なります。
外側にシールを貼っている場合だと、日光の関係でシールが固形になりやすくより剥がしにくくなります。

このように窓ガラスに貼ったシールは剥がしにくく、適切に対処しなければなりません。

窓ガラスに貼ったシールをキレイに剥がす方法

窓ガラスに張り付いているシールは、キレイに剥がす方法があります。
さまざまな方法があるので、自分に合った手段でシールを剥がしましょう。

ドライヤーを使う

ドライヤーを活用することで、熱を利用してシールをキレイに剥がすことが可能です。
ドライヤーを活用してシールを剥がす方法は、以下の通りです。

1.シールの角を少しめくっておく
2.めくった場所からドライヤーの温風を当てる
3.温度が温まってきたら、少しずつめくる
4.キレイに捲れるまで繰り返す

上記のような手順を踏むことで、手強いシールを剥がすことができます。
熱を利用した方法でアイロンでも代用できますが、アイロンで直接シールを当てることはNGです。

アイロンを使う際はスチーム機能を活用して、シールを剥がしましょう。

お酢を使う

窓ガラスに貼っているシールを剥がすために、お酢を活用する方法もあります。
お酢は粘着物を取り除く効果があり、粘り気のあるシールをキレイに剥がすことが期待できます。

窓ガラスに貼ってあるシールにお酢をつけ、スポンジをでこすりながら剥がしていきましょう。
次で紹介する洗剤と剥がす方法は似ているので、自分に合った方法でシールを剥がすことをおすすめします。

洗剤を使う

お酢と同じように、洗剤で窓ガラスに貼ったシールを剥がす方法があります。
洗剤にもシールを剥がす効果が含まれており、以下の方法でシールを剥がしてください。

1.窓ガラスに貼っているシールに洗剤をつける
2.洗剤をつけた部分をラップで覆う
3.30分程度放置したら、スポンジなどで優しくこする

上記の手順で、シールを剥がすことが可能です。

上記の方法でもキレイに剥がせない場合

これまで紹介した方法でもシールが剥がせない場合は、強い薬液ものを活用してシールを剥がしていきましょう。
また、以下で紹介する方法では手荒れなどが発生する可能性があるので、肌が弱い方はゴム手袋を装着しておこなってください。

・シール剥がし液
・除光液
・灯油
・メラミンスポンジ
・CRC-5-56

上記の方法をおこなうことで、シールを剥がすことができます。
また、シール剥がし液や除光液などの液類を使用する場合は、作業後に乾拭きなどで拭き取りましょう。

窓ガラスに貼ったシールを剥がす時の注意点

ここからは、窓ガラスに貼ったシールを剥がす時の注意点について紹介します。

油分が含まれるものを使う場合はシミに注意

上記で紹介した方法以外で、食用油やハンドクリームで活用することもあります。
その際に、窓ガラスに油のシミができる可能性があります。

油のシミができてしまうと、キレイにすることが難しいので注意して活用するようにしましょう。

体調に気を付ける

シール剥がし液や除光液を使用した方法だと、その臭いで体調を崩す方もいるかもしれません。
これらの液には有機溶剤系の物質が使用されており、その影響で体調を崩すことも。

有機溶剤系の道具を使用した際は、窓を開けて換気するなど空気の入れ替えをしましょう。