割れたガラスの捨て方についてご存知ですか？
ここでは正しい処理方法とゴミの分類を徹底解説いたします。

ガラスは何ゴミに分類される？

ガラスは一般的なゴミと異なることから、どのような分類に属するのでしょうか。
ここからは、ガラスがゴミになる際の分類について紹介します。

一般的には「不燃ごみ」

ガラスは一般的に「不燃ごみ」として分類されます。
ただし、割れたガラスが不燃ごみか危険物扱いになるかはお住まいの自治体により異なるため、廃棄を行う場合一度自治体のホームページなどで確認をしましょう。

袋に入らない大きいものは「粗大ごみ」

窓ガラスや水槽、ガラス製のテーブルなど、袋に入りきらないものについては不燃ゴミではなく「粗大ごみ」として廃棄する必要があります。
大きいものでも袋に入るように小さく割ることで不燃ごみとして出す事は可能ですが、危険を伴うため、割る際は細心の注意を払いましょう。

割れたガラスの捨て方

割れたガラスについては「不燃ごみ」「粗大ごみ」で廃棄する方法を含め、一般的に5つの方法がございます。ここからはその捨て方について見ていきましょう。

1.「不燃ごみ」として処理をする。

自治体によって対応は変わりますが、ガラスが細かく割れていれば不燃として処理をすることができます。
他のごみと違い、収集業者がガラスで怪我をしてしまう可能性があるため、ダンボールや厚紙、新聞紙でつつんで出しましょう。

また、入っているものが何なのか袋や包んでいる紙に記載をすることが自治体で義務付けられています。「キケン物」「ガラス製品」「割れ物」といった名称がほとんどですが、必ずお住まいの自治体でご確認ください。

2.「粗大ごみ」として処理をする

ガラス製の家具や窓ガラス、水槽など、袋に入りきらない物か5キロを超える物については粗大ごみとしての扱いになるため、粗大ごみの申し込みを行いましょう。

ただし、粗大ごみとしての廃棄の場合大きさにより別料金が発生します。
もし大きいガラスであっても細かく砕くことが可能であれば、不燃ごみとして廃棄することができ、料金や申し込みの手間が省けます。

その際、飛び散ったガラスの破片で怪我をしてしまわないように注意しましょう。

3.「持ち込み処分」をおこなう

車など自分で運搬ができる場合、廃棄物処理場へ持ち込み処分も可能です。
粗大ゴミになるガラスのほかにまとめて処分したい物がある場合一度で片付けることができます。

また、自分で持ち込みを行うため、無料か比較的安価に処分できることがほとんどです。
ですが、オフィスや店舗で使用しているガラスは産業廃棄物の扱いになるため産業廃棄物業者に依頼を行いましょう。

4.不用品回収業者に依頼

「家に割れたガラスを置いておけない」「料金が発生しても問題ない」という方は不用品回収業者に依頼をすることがおすすめです。
不用品回収業者に依頼するメリットは、以下の通りです。

・自宅まで回収にきてくれる
・廃棄日まで置いておく必要がない
・ガラス以外のものも廃棄可能

また、注意点については以下の通りです。

・家庭ごみの場合は一般廃棄物処理業の許可がある業者に依頼すること
・オフィスや店舗であれば産業廃棄物処理業の許可を持った業者に依頼すること

業者に依頼する際は、廃棄や出張費として料金が高額になってしまうケースが多いため注意しましょう。

5.プロの業者に依頼

窓ガラスが台風などの災害で割れてしまった場合は、ガラス専門業者に依頼をする事も一つ
の手段です。
特に窓ガラスはそのままにしておくわけにはいかないため、新しいガラスを設置する修理が必要です。

プロの専門業者であれば、割れた窓ガラスの掃除や処分、交換まで全て行ってもらう事ができます。

割れたガラスを効率よく捨てる！業者に依頼した時の費用相場

ここからは、割れた窓ガラスを業者に依頼した時の費用相場について紹介します。

窓ガラス交換を業者に依頼した場合

窓ガラスなど交換を含む場合、20,000〜50,000円ほどが相場と言われております。
もちろんガラスの種類や大きさにより金額が上下するので、電話やメールでのお問合せの際に必ず確認をしましょう。

不用品回収業者に依頼した場合

回収するガラスの重さや大きさによりますが、45Lのゴミ袋で1,000〜2,000円程度と言われています。
また、不用品回収業者については無料とうたっていても、出張費などを請求される可能性があります。

別途料金が発生しないかあらかじめ確認をおこない、信頼のできる不用品回収業者に依頼をしましょう。