引き戸ガラスが割れてしまうと、早急に修復をしなければなりません。
屋内であると実際に使用する方がいますし、屋外であると部外者が侵入してしまう可能性があります。

そこで、今回は引き戸ガラスの交換までの応急処置から交換費用まで詳しく紹介します。

引き戸ガラスが割れた！交換まで耐える効果的な応急処置

引き戸ガラスが割れてしまうと、今すぐに業者が対応してくれるといったことは難しいかもしれません。
そのため、自分でダメージを受けた引き戸ガラスを処置する必要があります。

そこで、ここからは引き戸ガラスにダメージを受けた際の応急処置について紹介します。

割れたガラスの破片を回収する

引き戸ガラスに関わらずですが、ガラスが割れたらまずは破片の回収から始めてください。
ガラスの修理や交換をおこなう以前に、ガラスの破片が散らばっている環境だと非常に危険です。

ガラスの破片を回収する際は、軍手を着用して作業をおこないましょう。
具体的な進め方は、以下の通りです。

1.軍手をした状態で大きなガラス破片を新聞紙で包む
2.小さなガラス破片をほうきとちりとりで回収する
3.細かいガラスは雑巾で拭き取る
4.ガラスを捨てる際は「ガラス」「割れ物注意」のような記載をし、自治体の捨て方に合わせる

上記の流れでおこなうことで、スムーズにガラスの回収が可能です。

引き戸ガラスがヒビ割れした時の応急処置

引き戸ガラスにヒビが入ってしまった場合では、以下のような応急処置をおこないましょう。

・ガムテープや粘着テープで固定する
・コーキング剤を使用する

上記の方法でおこなうことで、ガラスのヒビ割れの応急処置が可能です。
粘着テープで応急処置をおこなう場合は、ガラス用の透明なテープを使用するとよいでしょう。

見栄えも悪くないため、業者が対応してくれるまでの期間であれば自然な仕上がりで過ごすことが可能です。
また、テープ関連で応急処置をする場合は、水に強いものを選択しましょう。

業者対応までに雨が降ってしまうと、せっかく補修したのにも関わらず崩れてしまう可能性があります。

引き戸ガラスに穴が空いてしまった時の応急処置

引き戸ガラスが割れてしまい穴が空いてしまった場合は、ダンボールで応急処置をおこなうことがおすすめです。
しかし、ダンボールで穴を塞ぐ場合では、窓枠に収まるサイズを用意する必要があります。

そのため、あまりにも大きなサイズのダンボールしか用意できない場合は、適切なサイズに整える必要も。
また、ダンボールをとめるガムテープを貼るときには、強くとめることはおすすめしません。

なぜなら、強い圧力がかかることで、ダメージを受けているガラスがさらに悪化する可能性があるからです。
ガムテープで固定する場合は優しくとめることを心がけ、丁寧におこなうようにしましょう。

引き戸ガラスにかかる交換費用はどれくらい？

引き戸ガラスのヒビ割れや割れることでの穴が空いてしまった際に、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
実際、引き戸ガラスに使用しているガラスの素材によって費用は異なり、業者によっても費用が異なることもあります。

具体的なガラスの費用は以下の通りです。

※90×90の場合

上記のように、ガラスの種類によって費用はさまざまです。
また、ガラス交換の費用については保険がおりるケースもありますので、保険適用で対応したい方は適用条件を確認するとよいでしょう。

交換する引き戸ガラスの費用相場はどのように決まる？

ここからは、引き戸ガラスの費用相場の決まり方について紹介します。

ガラスの種類

まずはガラスの種類です。
上記でも触れたように、ガラスの種類によってガラスの交換費用は大きく異なります。

しかし、これまで活用してきたガラスと同じものを絶対に使わなければならないというルールはありません。
そのため、以前は費用が高めなガラスを使用していたが、割れたタイミングでリーズナブルなガラスに変更することもよいでしょう。

ガラスの種類によって費用は変わるので、安く抑えたい方は費用をもとに選ぶと良いでしょう。

ガラスの大きさ・厚さ

ガラスの大きさや厚さなどでも、交換費用は異なります。
想像できるように、ガラスのサイズが大きくなれば費用も高くなりますし、ガラスが厚くなれば費用も大きくなります。

そのため、どの場所のガラスを交換するかどうかで、費用も合わせて変わると考えて良いでしょう。
また、サイズや厚さは業者によって費用が異なるので、作業を依頼する前にあらかじめ見積もりを取ることをおすすめします。