賃貸物件の窓ガラスが割れてどうすればいいかお困りではありませんか？
窓ガラスが割れてしまうと新しいガラスへの交換修理が必要ですが、修理費用がいくらかなどわからないことがたくさんあると思います。

ここではそんなお悩みの方のために、賃貸の窓ガラスの修理・交換費用から対処法まで解説します。

賃貸の窓ガラスの修理・交換費用

下記が窓ガラスの修理、交換費用の相場です。

・フロートガラス：2万円〜3万円
・型板ガラス：2万年〜2.5万円
・すりガラス：2万年〜2.5万円
・網入りフロートガラス：2万円〜5万円
・網入り型板ガラス：2万円〜3万円
・複層ガラス：3万円〜5万円
・Low-E複層ガラス：3万円〜5万円
・強化ガラス：3万円〜5万円

※一般的な窓ガラスの90cm×120cmの厚さ5mmの場合

修理・交換費用が上下する条件について

費用の相場はあくまでも相場なので、ガラスにより金額は左右します。
下記3つがその主な条件です。

・ガラスの材質
・サイズ
・厚み

基本的に、サイズが大きくセキュリティ性の高いガラスになるほど金額が高くなる傾向にあります。

修理費用をどちらが負担するか

修理・交換となると結構な料金がかかってしまうガラス交換ですが、ガラスが割れた原因によっては管理者負担になる可能性があります。

【1.入居者の過失になる場】

生活をしていて何かをぶつけてしまった、子供のボールがはずみでぶつかってしまった。
などの場合は入居者の過失に当たるため、基本的に修理費用は入居者の負担となります。

【2.大家負担になる場合】

熱割れ・錆割れなどの経年劣化や自然現象でガラスが割れていた場合には大家負担になる可能性が高いです。
ただし熱割れかどうかの判断が難しい他、契約によっては大家の負担が難しい場合もあります。

どちらの料金負担になるかは管理会社との間に結んだ契約内容により異なるため、あらかじめ詳しく確認するようにしましょう。

賃貸の窓ガラスが割れたらすべきこと

ガラスが割れていたら抑えておくポイントを紹介します。

まずはガラスを片付ける

賃貸の窓ガラスが割れたら、まず自身の身の回りの安全を確保しましょう。
もし余裕があれば、先にガラスが割れている状況写真を撮ることもおすすめです。

安全を確保するため、怪我をしないように軍手や手袋、箒などの掃除道具を持ち周囲に飛び散った破片を回収します。
また、ひび割れなどがありこれ以上被害が広がることが考えられる場合、ガムテープなどを用いてガラスの補強を行います。

ただ、台風の接近時などの状態で行うのは身の危険が伴うため、まず非難をするなど身の安全を第一に考えましょう。

管理会社・オーナーに連絡

安全が確保できたら次は管理会社・オーナーに連絡を入れましょう。
入居者の勝手な判断でガラスの修繕を行なった場合、退去時に原状回復が求められるため余計な出費が発生してしまう可能性があります。

賃貸契約の内容やガラスの破損理由によっては、修理手続きと発生する料金を管理会社での対応になる可能性があるため、必ず連絡をしましょう。

写真を撮る

まだ写真を撮っていないようであれば、必ず写真撮影を行うようにしましょう。
ガラスが割れた原因の判断に必要になります。

写真がない場合、熱割れや錆割れであっても料金が自己負担になってしまう可能性があります。
原因の切り分けと信憑性を高めるため、必ず写真を撮るようにしましょう。

賃貸の窓ガラスが割れた時の処理方法

割れた窓ガラスは大きなごみになり邪魔なため、すぐに捨てたくなるところです。

ですが、ガラスの破片は入居者の過失か経年劣化かの判断に重要な証拠になります。
また、保健が適応できるかどうかの判断基準になることもあります。

そのため、すぐに捨ててしまうのではなく原因が解決するまではできるだけ保管しておくようにしましょう。