紫外線は気になりますよね。
そのまま浴びてしまうと、肌にも影響が出ます。

室内であってもガラスを通じて紫外線は入ってきます。
今回は紫外線対策ですりガラスは有効なのか、紫外線がもたらす影響や効果的な対策について、以下の内容に絞ってご紹介していきます。

・紫外線が窓ガラスを通過するとどのような影響を与えるのか？
・すりガラスは紫外線を通すのか？
・すりガラスの紫外線対策とは？

是非ご一読ください。

紫外線が窓ガラスを通過するとどのような影響を与えるのか？

紫外線はオゾン層や曇も通り抜けて、窓ガラスも通り抜けて入ってきます。
外に比べて約70％程度が室内に入ってくると言われています。

家具が焼けてしまう

窓の近くに置いてある家具など光に当たる部分が、紫外線に長時間当たることが影響して起きるのが日焼けです。
タンスやソファーや、その他特にはっきりした色のものは紫外線が長時間当たることで色あせてしまいます。

カーテンやカーペットなども紫外線が長時間当たることで日焼けによる色褪せが起きてしまいます。
床が木材であれば床面も同様に日焼けしてしまうでしょう。

肌への影響

紫外線を長い時間浴びることは人体にとっていい影響はありません。
長時間当たってしまうと、皮膚が炎症を起こして赤くなってしまったりします。

赤くなるなどの影響以外にも、後々にシミができる原因になったり、皮膚がんが起きる原因になる恐れもあります。

日の光も適度に浴びることは大切ですが、長時間そのまま浴び続けてしまうと人体に悪い影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。

すりガラスは紫外線を通すのか？

すりガラスとは砂をガラスに吹き付けて不透明に加工したガラスです。
おしゃれな模様がついていたり、グラデーションになっていたり様々な特徴があります。

このすりガラスはガラスの表面が凸凹しているために、光を乱反射させます。
そのため太陽光を室内に柔らかく通すことが特徴です。

通常このすりガラスは目隠し効果を期待したり、室内のおしゃれを目的として採用されます。
この光をやわらかく通す効果によって、紫外線を含む太陽光を少しだけ通しにくくする効果が得られます。

通常のガラスが約70％なのに対して、すりガラスは約40％です。
そう考えるとすりガラスにすることによって、透過率を下げることが期待できます。

ですからすりガラスは通常のガラスに比べて紫外線を通しにくくしていると言えます。
しかしながら紫外線を完全にシャットダウンできるというわけではないです。

すりガラスの紫外線対策とは？

すりガラスを使った紫外線対策はどうすれば良いのでしょうか。
このすりガラスだけでは紫外線対策は完ぺきとは言えません。

ここではすりガラスに一工夫加えることで、紫外線対策がおこなえる方法についてご紹介していきます。

断熱シートを張る

室内の熱効率や太陽光を抑えることを目的としているのが、断熱シートです。
この断熱シートは様々なガラスに貼ることができますが、すりガラスに対応した商品を選ぶようにしてください。

すりガラスの凹凸が光の透過率を下げてくれるのですが、断熱シートを貼り付けることで強化してくれます。
ガラスの表面温度や結露防止としての効果も期待できます。

商品にもよりますが、紫外線カット90％を超えるような商品も少なくないです。

窓ガラス用のフィルムを張る

簡単にはってはがせるのが、ガラス用のフィルムです。
このガラス用のフィルムも紫外線や結露防止の効果が得られます。

基本的には断熱シートと似ていますが、フィルムの場合は断熱効果はありません。

まとめ

紫外線は必要以上にあびてしまうと肌や人体に害を及ぼしてしまいます。
ですからここで紹介しましたように、すりガラスを利用した紫外線対策をおこなってみてください。

すりガラスの種類などにもよりますが、効果的な対策となってくれるでしょう。