「外の気温が低いと玄関が寒い」「窓付きドアの玄関でも暖かく過ごしたい」
玄関の冷気は、玄関を冷やしてしまうだけでなく、部屋の内部にまで影響を及ぼしてしまいます。

玄関で出かける準備をする際に寒くてお困りの方は、本記事で改善方法を把握してください。
今回のポイントは大きく分けて以下の3つです。

・玄関が寒くなる原因を解説
・冬の厳寒の寒さを和らげる効果的な方法とは
・気温が低くても大丈夫なおすすめの玄関ガラスまとめ

以上、できるだけわかりやすくまとめていますので、最後までぜひお読みください。

冬の玄関が寒くなる原因とは    

玄関は屋外と室内を繋ぐ場所なので、外気の影響を受けやすく寒くなりやすいです。
まずは基本的なところから、玄関が寒くなってしまう原因を解説します。

玄関ドアの断熱性の低下

玄関は外気と接しているので、ドアの断熱性が寒さに直接影響します。
断熱性の高い素材にドアを変えると、外の気温が遮断され、改善されるでしょう。

隙間風が入っている

ドアと枠の間に微妙な隙間が存在し、そこから冷気が入ってしまっているかもしれません。
また郵便受けなどがある場合も、風が入り込む可能性があるので注意が必要です。

日当たりが悪い

北側に玄関がある間取りだと、日当たりが悪く、寒くなることがあります。
家選びの際にはこの点を注意して選ぶようにしてください。

大きな窓や吹き抜けが玄関にある

玄関に窓があるとそこからダイレクトに寒い風が入ってくるので、当然玄関の温度は下がります。
また吹き抜けがあると暖かい空気が上に集まってしまい、玄関部分は寒くなる傾向があります。

冬の玄関から寒さを退ける効果的な対策    

特に冬は気温が低く、玄関が寒くなりやすいです。
玄関の寒さ対策として、心がけることは冷気を入らせないこと、伝わらせないことです。

さらに、暖房器具で温めるという方法もあります。
主な対策方法をまとめました。

・ドアにアルミシートや断熱性のある発泡スチロールを貼る
・ドアの室内側のマドにカーテンをかける
・ドアの枠部分や郵便受け、窓枠に隙間テープを貼り付ける
・玄関の床に敷物を敷く

やはりシンプルに外からの冷気を防ぐ事が重要です。
隙間テープや、アルミシート、ドア用の発泡スチロールはホームセンターで気軽に購入可能なので、一度検討してみてください。

また、床部分も非常に冷えやすいので、ラグなどを敷いて対策することも効果的でしょう。
滑り止めや、汚れを落とす効果もあるのでその点でもおすすめです。

さらに、直接的に玄関を温める暖房器具の設置も効果的です。
もし玄関付近にコンセントがあれば、すぐに起動して早く温められるファンヒーターが適しているでしょう。

冬の寒さに勝つ！玄関のおすすめガラスまとめ    

採光のため、ガラスがついている玄関のドアもあります。
天気が良い日は日光が差し込み気温は下がらないかもしれませんが、寒い日は冷気がダイレクトに伝わってしまいます。

そこでおすすめなのが複層ガラスです。

複層ガラスとは

複層ガラスは2枚以上のガラスを重ねて、その間に中空層を設けてあるガラスのことです。
普通のガラス一枚のものよりも断熱性能が高く、結露しにくいのが特徴です。

複層ガラスの効果

寒い冬の時期、屋外の冷たい空気と玄関の温かい空気がガラスを通り抜けようとしても、ガラスとガラスの間の空気の層がそれをシャットアウトします。

玄関ドアの表面の温度差を抑えるということになるので、結露の発生も防ぐことができます。

冬の玄関ドアの寒さ対策まとめ

寒い玄関は、ドアに対策を講じることにより気温の低下を軽減させることが可能です。
お住まいの家の設備や間取りに応じた対応を心がけて、寒い冬を乗り越えましょう。