日々生活をしていると様々な住まいのトラブルに直面します。
例えば、ガラスが割れてしまった、障子が破れた、床に傷がついた、などです。

このような住まいトラブルの一つに、「網戸が破れる」という事もあるかと思います。
この網戸の破れは、意外と簡単に自分で直せます。

本記事のポイントは以下の3点です。

・そもそも網戸はなぜ破損するのか？    
・自分で網戸の修理・張り替えする方法    
・網戸の修理・張り替えを業者へ依頼した時の費用相場

こちらについて詳しく解説していきますので、最後まで是非ご覧ください。

そもそも網戸はなぜ破損するのか？

網戸が壊れる原因はいくつかあります。
代表的な例をご紹介します。

外的要因によって破損する場合
外部からの衝撃により網戸が破れたり、裂けてしまうケースは多々あります。

・ペットの爪や噛みつき
・子供による衝撃
・虫が噛みちぎる

網戸は決して衝撃に強いわけではないので、ペットの犬が噛んだり、猫の鋭い爪でひっかかれたりすると、簡単に破れてしまいます。
また、子供がいたずらして破れてしまったり、倒れ込んで衝撃が加わって裂けてしまうこともあるでしょう。

さらには、バッタや蜂などの虫が網戸を噛みちぎってしまうケースも珍しくありません。
虫が多い傾向のある田舎や郊外の地域では、特に注意する必要があるでしょう。

経年劣化による場合

網戸が紫外線や雨風に当たり続けると経年劣化し、破れやすくなります。
脆い状態になると、日常のささいな出来事で破れてしまう事も多くなるでしょう。

特に家の南側や西側は強い日光が当たりやすいので、劣化が早い傾向があります。
日差しの問題は解決しづらいので、定期的に点検し、もし不備があれば修理しましょう。

自分で網戸の修理・張り替えする方法

では、破れた網戸はどのように修理したらよいのでしょうか。
以下より、破損の状態別の修理方法をご紹介します。

小さな穴やほつれがある場合

数センチほどの穴が開くなどの軽症な場合は、補修パッチを使います。
ホームセンターに売っているので、それを破れた箇所に貼りましょう。

ただ補修パッチだと、修理跡が目立つので気になるという方は全体を張り替える必要があります。

大きな穴が開いていたり長年張り替えてない場合

この場合は、網戸全体を張り替えましょう。
方法は以下のとおりです。

新しい網を用意

新しい網は、素材やサイズなどを元の網と同じものを選びましょう。
ホームセンターで購入可能です。

必要な道具を用意

必要な道具としては、網戸用のローラーや切り込みナイフ、スクリュードライバーなどがあります。
こちらはネットやホームセンターで販売しています。

古い網を外す

続いて、古い網を網戸の枠から取り外してください。
網戸枠の周囲にあるネジやクリップを外すことで、取り外すことができます。

新しい網をカットする

古い網を取り外せたら、新しい網を必要なサイズにカットしましょう。
網戸枠のサイズに合わせて、ちょっと余裕をもたせてカットします。

カットした新しい網を取り付ける

次は、カットした新しい網を網戸枠に取り付けてください。
網を枠に合わせ、固定するためのクリップやローラーを使ってセットします。

取り付けた網の張り具合を見ながら、網が均等に引っ張られているか調整していきましょう。
必要に応じて網を張り直して、緩みやたるみを取り除いていきます。

最終確認

最後に、網をしっかりと枠に取り付けたことを確認します。
必要に応じてネジやクリップを締め直しましょう。

大掛かりな道具もいらず高所の作業でもないため、初心者でも簡単にできます。

でもやはり難しそうだ、という方はプロに頼むのもいいでしょう。
次項では、プロに依頼した際の費用相場について解説します。

網戸の修理・張り替えを業者へ依頼した時の費用相場

網戸の張り替え・交換費用は、一般的に3,000円〜5,000円が相場です。
自分で張り替えると、工具の準備や作業に時間がかかりますよね。

一方、業者は経験豊富なプロが作業するため、短時間で綺麗に仕上げてくれるのが利点です。
業者であれば、張り替え後の網戸のたるみや破れなどの心配が少ないです。

また、高所にある網戸、特殊な素材の網戸などは難易度が上がるのでプロに頼むのもいいでしょう。

まとめ

以上、網戸の張り替え方について解説しました。
それほど危険な作業でもないですし、DIY初心者の方でもできる内容です。

ですが、仕上がりをキレイにしたい方、高所の網戸、特殊な素材の網戸ならプロに頼むのもいいでしょう。
予算や修理に費やせる時間など、ご自身にあった方法で網戸の修理を行ってください。