蒸し暑い夏、涼しい風を取り込むために欠かせない網戸。
しかし、長年使用していると破れたり、枠が歪んだりして、本来の機能を果たせなくなってしまうことがあります。

破損した網戸を放置していると、虫やホコリが侵入しやすく、衛生面でも問題が生じてしまいます。

そこで本記事では、網戸の修理を専門とする業者選びのポイントと網戸の選び方についてご紹介します。

網戸の修理・張り替え対応をしてくれる業者5選

ベランダや庭から屋内への虫などの侵入を防ぐ網戸は、故障することがあります。
風雪に耐えず劣化しやすい設備でもあるので、半永久的に使えるものでもなく、寿命が決まっているともいえるかもしれません。

網戸は送風をよくするためにも使うので、壊れてしまうと思わぬ不便を感じるでしょう。
賃貸ならば網戸も管理会社が自然瑕疵として無料交換してくれますが、持ち家ではそうはいかず、業者に頼んで修理しなければなりません。

以下に網戸修理に対応している業者を5社紹介します。
仕事の内容は大きく変わらないので、地域別に実績の高い業者の簡単な紹介にとどめます。

網戸修理の業者5選

・アースプランニング：東京都
・AKIコーポレーション：奈良県、大阪府、京都府
・コマド工房：福岡県
・はりかえ工房NEO：愛知県
・成田工務店：北海道

網戸の修理はホームクリーニング会社であれば、ほとんどは対応しています。
どんな地域にもそのような業者があるので、ネット検索するなどして探してみましょう。

また網戸修理はホームセンターに依頼することもできるので、一度問い合わせてみてもよいかもしれません。
網戸を修理・交換するタイミングとは？

完全に故障してしまい、外れるか破れるかした場合、網戸は使い物にならなくなります。
虫害の多い時期や地域ではその状態では過ごすことができないので、故障の気配を感じたら先手を打って修理したいものです。

網戸の不調サインと交換タイミング

網戸は悪くなってくると、交換前のサインを出してきます。
顕著なのが、レールの滑りが悪くなることです。

多くは、レールに砂利などが入って摩擦で滑りが悪くなっていると考えられます。
または網戸の上部や下部が傷んでしまい、故障音を立てているのかもしれません。

軽度の不調であればレールを拭って掃除したり、シリコンスプレーを吹き付けるなどすれば修理できるでしょう。

しかし網戸は絶えず外気や紫外線に触れる場所でもあるので、経年劣化が激しい設備です。
このサインが見られ、応急処置では間に合わせない場合は、交換を検討しましょう。

タイミングとしては、何かしら網戸に不調が見られ、虫害が多くなる夏場の「前」に留意しておきましょう。
業者に頼めば修理にそこまで時間がかかりません。

しかし屋内への不快害虫の侵入対策や、外の空気を取り込んで常時喚起したい場合は毎日使うものでもあるので、早めに修理するに越したことはありません。

網戸の修理・張り替えは自分でやる方が安く済む？

実は網戸の修理や張り替えは個人の手でできます。
「職人」と呼ばれるほどの技術がなくても、難易度としては中の上程度の作業なので、落ち着いて症状を見れば修理できるでしょう。

たとえば網戸が一部破れているなら、ホームセンターで購入した破れ補修ネットを貼り付けるだけです。
滑りが悪くなっているだけなら、そこへ専用のスプレー剤を吹き付ければいいでしょう。

軽度の破れや滑りの不調は、自分の手でやってしまう方がプロに頼むよりも安上がりです。

一枚全体の張替えはプロに任せよう

一部の簡単な修理は自分の手でもできますが、それ以上となると簡単ではありません。
完全にレールから網戸が外れ、再取り付けができないなら、もはや交換時期です。

網戸はもともと寿命が5年とも言われています。
劣化しやすい設備なので、昨日までまったく何の不調もなくても、ちょっとした衝撃で壊れることもあります。

ペットや子どもが衝突することで外れてしまい、元通りにならなくてもおかしくはありません。
一度変形してしまったり完全に故障すると、一枚丸ごとの張り替えとなります。

その場合はプロに頼むことになるので、早めにお近くの修理業者を見繕いましょう。

まとめ

網戸の張り替え作業は、専門の業者にお任せすることがおすすめです。
適した網戸を選択してくれるだけでなく、1から張り替え作業もおこなってくれます。

また、網戸を選ぶ際は本記事で紹介した内容をもとに選ぶようにしましょう。