車が動かなくなると、故障したのではと考えがちですよね。
しかし、車が動かなくなる原因は、意外とあっさりとした原因であることも多々あります。

そこで、今回は車が動かなくなる原因から対処法について紹介します。

車が動かない際に考えられる原因

車が動かなくなる原因は、さまざまです。
そのため、実際に車が動かなくなっても、あらゆる原因を頭に入れる必要があります。

そこで、ここからは車が動かない原因について紹介します。

ガソリン切れ

車が動かない理由として、ガソリン切れが挙げられます。
車が動く原動力は、ガソリンです。

ガソリンがなくなってしまうと当然動くことはなく、車を動かせません。
しかし、車にはガソリン警告灯がついています。

ガソリンの残量がなくなるとアラートや振動が発生するので、ガソリン切れで困ることは少ないでしょう。

パーツの不備

車のパーツの不備により、車が動かなくなることもあります。
車には何万ものパーツで組み立てられており、何か一つでも欠けてしまうと車が動かなくなる原因につながります。

しかし、車のパーツには大きく分けて2種類のパーツが存在します。
一つ目は、セルモーターです。

セルモーターはエンジンに原動力を伝える役割であるので、セルモーターに故障が生じると車が正常に動きません。
そのため、セルモーターに故障が生じた際は、速やかに修理してもらうようにしましょう。

二つ目は、メインヒューズです。
電気回路を保護するパーツで、必要以上の電流が生じた際にヒューズが飛んでしまいます。

ヒューズが飛んだ場合は、新品へと早めに交換するようにしましょう。

寒さ

車が動かなくなる原因として、寒さが挙げられます。
寒さだけでは車が動かなくなることはなく、寒さで動かなくなっている背景としてバッテリー上がりが起こっています。

寒いと大きなエネルギーを活用して、車本体を動かしている仕組みです。
しかし、バッテリーが少ない状態でエンジンを始動させてしまうと、寒さによりバッテリーの消費が大きくなってしまい、バッテリー上がりが起きやすくなるのです。

バッテリー上がり

車が動かなくなる原因として、バッテリー上がりが挙げられます。
先ほど触れたように、バッテリー上がりは寒さでも起こりますが、バッテリーの使いすぎや充電不足も原因です。

バッテリー上がりが起きる具体的な原因は、以下の通りです。

・エアコン、暖房の使いすぎ
・ライトのつけっぱなし
・ルームライトのつけっぱなし

上記が原因で、バッテリー上がりは起きる原因となります。
車は走ることでバッテリーが充電されるので、バランスを考えて活用するようにしましょう。

車が動かない（バッテリー切れ）の際に取るべき行動

車が動かなくなったら、そのままにせず状態を確認して最適な手段を選びましょう。
車の状態に合わせた行動を取ることで、スピーディに動かない車の対処が可能です。

ここでは車が動かない際に取るべき行動について紹介します。

ガソリンスタンドへ連絡

車が動かなくなったら、近くのガソリンスタンドへ連絡しましょう。
ガソリンスタンドへ連絡すれば、あらゆる原因に対応できるからです。

ガソリン切れであればガソリンを入れることができますし、バッテリー切れであればジャンピングスタートをおこなってくれます。
万が一、車が動かなくなったら、ガソリンスタンドへ連絡して対応の有無を確認することが重要です。

JAFへ連絡

車が動かせない状態であれば、JAFへの連絡もおすすめです。
JAFで受けられるサービスは、以下の通りです。

・一般道でのバッテリー上がり
・一般道でのスペアタイヤへの交換
・一般道でのインロック
・高速道路での燃料切れ

上記のようなサービスが受けられます。
JAFは年会費を支払ってロードサービスが受けられるものですが、車を利用している方にとって万が一のこともあるので、加入して損がないサービスです。

ジャンピングスタート

最後は、ジャンピングスタートで車を動かす方法です。
ジャンピングスタートとはケーブルをつなげてバッテリーを供給する方法で、自分の車以外にも救援車が必要です。

しかし、上記の方法はバッテリー上がりが起きた時のみの対処法。
そのため、バッテリー上がり以外で車が動かない場合は、上記以外の方法で対応しましょう。

車が動かなくなったらプロにおまかせするのも一手！

車が動かなくてどうしようもない場合は、プロの業者にお任せすることがおすすめです。
JAFのようなロードサービスと違って、対象のエリアであれば最短で駆けつけてくれたり、24時間受け付けていたりするなど、どのタイミングでもスピーディに解決できます。

「動かない車を早くなんとかしたい…」という方は、ぜひプロである業者に依頼してみてください。