車のエアコンを使うことで、バッテリー上がりを起こしたといった経験がある方も多いはず。
エアコンは電力消費が大きいため、バッテリー上がりにつながりやすいというわけです。

ですが、原因を把握せずに過ごしてしまうと、同じ過ちを繰り返す可能性も。
そこで、今回は車のエアコンとバッテリーの関係性について紹介します。

バッテリー上がりは車のエアコンと大きく関係している！

バッテリー上がりと、車のエアコンは大きく関係しています。
エアコンは消費電力が大きなもので、バッテリー上がりを起こす一番の原因といっても過言ではありません。

そこで、ここからはバッテリー上がりと車のエアコンの関係について詳しく紹介します。

車のエアコンはバッテリーに大きな負荷を与える

車のエアコンはバッテリーに大きな負荷を与える電気機器です。
消費電力が大きいのにも関わらず、夏場や冬場になると使用頻度が増えるため、バッテリーに大きな負荷がかかります。

また、車のエアコンはエンジンの回転で発電され、エアコンに変換されます。
そのため、渋滞時などでエンジンの回転が弱くなると、エアコンの消費電力が追いつかなくなることも。

このような状態になってしまうと、車のバッテリーから電力を供給してもらうしかないので、バッテリー上がりにつながってしまうというわけです。

夏場・冬場問わずバッテリー上がりが起こる可能性は高い

夏場・冬場でバッテリー上がりが起きやすい原因として、それぞれ理由があります。
夏場では、エアコンの使用頻度です。

先ほども触れましたが、エアコンがつけっぱなしでありながらもエンジンの回転数が少なくなってしまうと、バッテリーから電力が供給されバッテリー上がりが起きやすくなります。
一方、冬場では電圧低下が原因です。

バッテリーは寒さに弱く、劣化しやすくなります。
そのため、冬場になるとバッテリー上がりが起きやすくなるというわけです。

車のエアコンをつけっぱなしにしてエンジンを停止した時のバッテリーはどうなる？

夏場や冬場の時に、ちょっとした買い出しで車のエアコンをつけっぱなしにした経験は誰しもあるでしょう。
エンジンを止めているのにも関わらずエアコンをつけっぱなしにしても大きな問題はありませんが、エンジンがついている状態のエアコンよりぬるい風になります。

そのため、エンジンをとめたまま長時間エアコンをつけていても、思っている以上に車内は冷えません。
また、エンジンを止めた状態でエアコンをつけっぱなしにすると、エンジンをつけてバッテリー上がりにつながるケースも見られます。

そのため、ちょっとした時間でもエンジンを止めるのであれば、エアコンも合わせて止めるようにしましょう。

車のエアコン使用しながらもバッテリーの負担を抑える方法

ここからは、車のエアコンを使用しながらもバッテリーの負担を抑える方法について紹介します。

エアコンの温度を上げる

車のエアコンを使いながらもバッテリーの負荷を下げるためには、エアコンの温度を上げることが効果的です。
車のエアコンは設定温度を下げると、その分消費電力も増加します。

車のエアコンは外気を吸い込み、その空気を冷たくしているので、設定温度を低くすればするほど消費電力が増えるというわけです。
カーバッテリーに負荷をかけたくなければ、エアコンの設定温度を上げることから取り組みましょう。

エアコンをつけっぱなしにしない

エアコンをつけっぱなしにしないことも、バッテリーに負荷をかけない対策としての一つです。
車のエアコンをつけっぱなしにすることで、エアコンの消費電力がかかり続けているので、定期的に消すようにしましょう。

ある程度車内が冷えてきたらエアコンを消す、暑くなってきたらつけるというようなエアコンの使い方をしてみましょう。

エアコンの風量を弱めにする

エアコンの設定温度を調整する点と同じで、エアコンの風量を弱くすることでバッテリーの負荷を抑えられます。
エアコンの風量を弱くすることで、消費電力を抑えられます。

その結果、バッテリーにも負荷がかかりづらくなり、バッテリー上がりといったトラブルから避けられるでしょう。