バッテリー上がりには車に何かしらの原因が隠れています。
そのため、どのような原因で発生しているのかを確認することが大切です。

そこで、今回はバッテリー上がりの原因ややってはいけないことなどについて紹介します。

確認しよう！バッテリー上がりが発生する原因

バッテリー上がりは事前の確認作業で回避することが可能です。
そこで、ここからはバッテリー上がりが発生する原因について紹介します。

車内の電装品を使いっぱなしにした

エアコンやライトなどの電装品を使いっぱなしにすると、バッテリー上がりが発生しやすくなります。
エアコンやライトはバッテリー液を使用しているため、電装品を使いっぱなしにしてしまうといずれバッテリー液はなくなります。

エンジンがついている時に使用していればエンジンの力で充電されますが、エンジンが止まっている時に使いっぱなしにすると充電されないバッテリー液だけ消耗されることでしょう。

バッテリーが劣化した

バッテリーは長年使用することで、どんどん劣化します。
バッテリーが劣化すると充電した際の蓄電量が少なくなり、バッテリー液がなくなりやすくなります。

また、運転中とはいえ充電できる量がバッテリーの消費量を下回ると、バッテリー上がりが発生しやすくなるでしょう。

長期間運転をしていない

長期間運転していない状態が続くと、バッテリー上がりが発生しやすくなります。
車はエンジンがストップしている時もバッテリーは自然に消費されており、次に運転する時にはバッテリーが全くないといった状態になるケースも。

長期間運転していない車を使用する際は、あらかじめバッテリーの残量などを確認するようにしましょう。

バッテリー上がり時にやってはいけないこと

ここからは、バッテリー上がり時にやってはいけないことについて紹介します。

バッテリー上がりから長時間放置する

バッテリー上がりから長期間放置してしまうと、バッテリー自体の劣化が早まります。
バッテリー上がりを起こしている時点で電圧は下がっている状態で、その状態を放置してしまうと時間経過とともにバッテリーも劣化していきます。

このような状態になるとバッテリーの蓄電量が下がり、バッテリー上がりに対処しても蓄電量が元に戻ることはありません。
このようなケースの場合は、速やかにバッテリーを交換するようにしましょう。

何度もエンジンをかけようとする

バッテリー上がり時には、何度もエンジンをかけようとすることは避けてください。
エンジン始動時には多くのバッテリーを消費するため、バッテリー上がり時にはエンジンがかかりにくいといったことになります。

それに加えて、バッテリーがない時にエンジンをつけようとすると、バッテリーの劣化も早めるため避ける方がベターでしょう。

自分で何とかしようとする

バッテリーが上がって何をしたらいいかわからないのにも関わらず、自分で対処しようとするのは避けましょう。
バッテリーや車の仕組みを理解していないのにも関わらず自分で対応してしまうと、感電するリスクがあります。

バッテリー上がりが発生したのにもかからわず何をしていいか把握できていない場合は、業者に依頼するようにしましょう。

復活後も大事！バッテリー上がりから復帰した際にやってほしいこと

バッテリー上がりがから復帰しても、バッテリーが補充されたとはいえません。
そこで、ここからはバッテリー上がりから復帰した際にやってほしいことについて紹介します。

車を走らせる

バッテリー上がりから復活したら、しばらく車を走らせましょう。
バッテリー上がりから復帰しただけだと、バッテリーは微かな状態です。

そのため、車を運転させることでバッテリーは充電されるので、30分〜1時間程度運転しましょう。

バッテリー交換をおこなうこともベスト

バッテリー上がりが一度でも発生すると、バッテリーは大きく劣化します。
そのため、バッテリー上がりが発生したタイミングでバッテリーを交換することもベストでしょう。

バッテリー上がり時にバッテリーを交換をしなくても、寿命は縮まっているので早めに交換することがおすすめです。