車のバッテリー上がりは困ることですが、自分で解決する方法を知っておくと、いざという時にスムーズに対処できるでしょう。
しかし、安全に注意しながらおこなわなければ大きな事故につながることも。

また、バッテリー上がりの予防策も存在し、バッテリーの寿命を延ばすことも可能です。
そこで、今回はバッテリー上がりを自分で対処する方法から予防策まで紹介します。

車のバッテリー上がりを自分で解決する方法

車のバッテリー上がりは車を所有している方であれば起こり得る問題ですが、自分で解決する方法を知っておくと便利です。
方法としては、ジャンプスタートで対処します。

ジャンプスタートは他の車にケーブルをつなげてバッテリーを供給する方法で、自力でも対応が可能です。

具体的な手順は以下の通りです。

1.バッテリー上がりを起こした車のプラス端子に赤色のケーブルをつなげる
2.救援車のプラス端子に赤色のケーブルをつなげる
3.救援車のマイナス端子に黒色のケーブルをつなげる
4.バッテリー上がりを起こした車のマイナス端子に黒色のケーブルをつなげる
5.救援車のエンジンをつける

上記の手順でおこなうことで、バッテリー上がりを自力で対処できます。
バッテリーが充電されれば、車は再び動き出します。

もし自分でジャンプスターターケーブルを使うのが難しい場合、ロードサイドアシストやプロのメカニックの協力を仰ぐことも検討しましょう。

車のバッテリー上がりに対処する際の注意点

車のバッテリー上がりに対処する際、いくつかの注意点を守ることが重要です。
ここからは、車のバッテリー上がりに対処する際の注意点について紹介します。

安全性に注意する

まず、安全を最優先に考えましょう。
ジャンプスターターケーブルを使う際は、正しく極性を合わせ、ショートを避けるようにしましょう。

また、バッテリーに液体が漏れている場合は、保護メガネや手袋を着用することが賢明です。
また、ジャンプスターターケーブルを接続する前に、エンジンの電源を切り、駆動輪が固定されていることを確認しましょう。

バッテリーの充電後はしばらく運転する

ジャンプスタートなどでバッテリー上がりから復帰したら、しばらく運転しましょう。
バッテリー上がりから復帰しても、バッテリーの残量が少ないことに変わりはありません。

バッテリーはエンジンをつけて運転することで、バッテリーの充電が可能です。
バッテリー上がりから復帰から30分〜1時間程度運転することで、十分なバッテリーの充電が可能です。

車のバッテリー上がりは普段から対策できる？日々の予防策

車のバッテリー上がりを予防するためには、いくつかの日々の予防策を考えることが重要です。
ここからは、車のバッテリー上がりを予防する方法について紹介します。

定期的な充電

車のバッテリーを定期的に充電することで、バッテリー上がりを防げます。
バッテリー上がりはバッテリーがなくなった時に発生するもので、バッテリーの残量がない時に運転しようとするとバッテリー上がりが生じます。

このリスクを避けるために、定期的に充電するとバッテリー上がりを防ぐことが可能です。
バッテリーの充電は充電器にケーブルをつなぐことでおこなえるので、自分で対応できます。

また、ガソリンスタンドでも充電が可能なので、充電器がないという方は、ガソリンスタンドへ依頼することも有効です。

エンジンを切ったあとに電装品を確認する

エンジンを切った後に、エアコンなどの電装品がついているかどうかを確認しましょう。
運転が終了したら電装品を切ることが当たり前なことだからこそ、見落とすことがあります。

特に、ヘッドライトをつけっぱなしであるケースが多く、次の運転時にいきなりバッテリー上がりが生じることも珍しくありません。
運転終了後には、一通り電装品を確認してから降車しましょう。

定期的に運転する

定期的に運転することも、バッテリー上がりを防ぐポイントです。
エンジンを切っているのにも関わらず、長期間運転していないと自然放電によりバッテリーが自然に放出されます。

そのため、定期的に運転することでエンジンによるバッテリーの充電が可能で、バッテリー上がりが発生しにくくなるでしょう。