ハイブリッドのアルファードのバッテリーが上がったら、放電が進む前にバッテリーを充電しましょう。
また、バッテリー上がりを防ぐためにも、前兆を逃さないようにすることが大切です。

本記事では次の内容を中心に解説します。

・アルファードのバッテリー上がりの対処法
・アルファードのバッテリー上がりの前兆
・アルファードのバッテリー上がりの予防策

バッテリー上がり時の対処法や前兆・兆候のほか、バッテリー上がりの予防法をご紹介します。

ハイブリッドのアルファードでバッテリー上がりの対処法とは？

ハイブリッドのアルファードがバッテリー上がりを起こしたら、以下で挙げる方法で対処しましょう。

ジャンピングスタートをおこなう

他の車（救援車）に救援してもらえる時は、ジャンプスターターを試しましょう。

ジャンプスターターは、ブースターケーブルを使っておこなうエンジンの始動方法です。
救援車から電力を分けてもらうことで、バッテリーを充電できます。

なお、救援車として利用できるのはガソリン車のみです。
ハイブリット車は救援車として使えませんので、相手側の車種に注意しましょう。

ロードサービスを呼ぶ

他者に救援を求められない時は、ロードサービスを手配しましょう。
ロードサービスへ連絡すれば、現場まで救援車で駆けつけてくれます。

ロードサービスはクレジットカードや自動車保険にも付帯されています。
契約しているクレジットカードや、保険の契約内容をチェックしてみましょう。

なお、ロードサービスは無料で利用できるケースが多いものの、料金が発生する場合もあります。
不安がある方は、手配する前に聞いておきましょう。

バッテリー業者を呼ぶ

すぐにバッテリー上がりを直したい場合、バッテリー業者を呼ぶのもおすすめです。
ロードサービスは到着に時間がかかることも多いため、急ぎの時は民間業者に相談しましょう。

バッテリー業者の場合、基本的なサービスは全て有料です。
業者によっては出張費もかかりますので、相談時に料金を聞いておくとよいでしょう。

知っておきたい！アルファードがバッテリー上がりを起こす前の前兆

ハイブリッドのアルファードがバッテリー上がりを起こしかけると、以下のような前兆が現れます。
普段と電装系の挙動が違う・おかしいと感じたら、バッテリー上がりに注意しておきましょう。

エンジンがかかりにくい

特に多く見られるのは、エンジンがかかりにくくなる現象です。
以下の症状が出た時は、バッテリーの電圧が弱まっている可能性があります。

・セルモーターが回りにくい
・セルモーターの音がおかしい
・セルを何度も回さないとエンジンが始動しない
・普段は一発でエンジンが始動するのに、数回かかった

いずれもバッテリー上がりの兆候として見られる現象です。
ただ、セルモーター自体の不調も考えられますので、不安がある方はディーラーに相談してみましょう。

パワーウィンドウの動作が遅い

バッテリーの電圧が弱まると、パワーウインドウの開閉が遅くなる場合もあります。
パワーウインドウはバッテリーの電力を消費するため、電圧が弱まると開閉動作に影響が及びます。

普段よりも窓の開閉が遅い、時間がかかる…このような症状が出た時は注意しましょう。

普段よりヘッドライトが暗い

バッテリー上がりが起こりかけている場合、ヘッドライトが暗くなることもあります。
ヘッドライトもバッテリーの電力を消費しますので、明るさが足りない時は注意しましょう。

ただ、普段からヘッドライトの光量をチェックしていないと、変化に気付かない可能性もあります。
わずかな違いですので、見逃してしまうことも珍しくありません。

アルファードのバッテリー上がりを起こさない予防策とは？

ハイブリッドのアルファードのバッテリー上がりを防ぎたい方は、日頃から予防に努めましょう。
バッテリー上がりの予防は簡単で、普段の行動や意識を少し変えるだけで済みます。

長時間運転を心がける

バッテリー上がりを防ぐためにも、普段から長時間運転を心がけておきましょう。
できるだけ週に1回のペースで、30分以上運転することをおすすめします。

短距離運転や短時間運転が多いと、バッテリーが十分に充電されず、電力の消費が進みます。
1回数分〜十数分程度の運転頻度が多い方は、特に注意しておきましょう。

古いバッテリーは早めに交換する

古くなったバッテリーは、バッテリー上がりが起こる前に交換しましょう。
特に大切なのは補機バッテリーで、2〜3年に1回は交換する必要があります。

補機バッテリーは、ディーラーやカーショップで交換してもらえます。
自分でも交換は可能ですが、不安がある方はプロに任せましょう。

電装品の過度な使用は控える

エアコンやカーオーディオなど、電装品の使用は極力控えましょう。
利用時間が増えると。バッテリーの負荷が高まってしまうことがあります。

特に注意したいのは、エンジン停止状態での電装品の使用です。
エンジン停止中はバッテリーが充電されませんので、なるべく電装品は使わないようにしましょう。

ハイブリッド車：アルファードのバッテリー上がりには気をつけよう！

ハイブリッドのアルファードのバッテリー上がりは、ジャンピングスタートで解消可能です。
もし自分で解消できない時は、ロードサービスなどを手配しましょう。

バッテリー上がりを防ぐためには、日頃から予防に努めることが大切です。
また、エンジンがかかりにくいなどの症状が出たら、早めに対処しましょう。