ハイブリッドのヤリスがバッテリー上がりを起こしたら、すぐにバッテリーを充電しましょう。
もしバッテリーが劣化している時は、新品へ交換することをおすすめします。

本記事で解説する内容は以下のとおりです。

・ヤリスのバッテリー上がりの対処法
・ヤリスのバッテリー交換費用
・ヤリスのバッテリー上がりを予防する方法

ヤリスがバッテリー上がりを起こした時の対処法や、バッテリー交換費用を紹介します。
また、バッテリー上がりの予防法も解説しますので、合わせて参考にしてください。

ヤリスのバッテリー上がりはどのように対処する？

ハイブリッドのヤリスのバッテリーが上がったら、以下の手段で対処しましょう。
バッテリー上がりは自分でも対処できますが、難しい時はプロへの相談をおすすめします。

ブースターケーブルで充電する

すぐにバッテリーを復活させたい場合、ブースターケーブルを使うとよいでしょう。
救援車から電力を分けてもらえば、数分〜10分程度でエンジン始動に必要な電力が貯まります。

ブースターケーブルは使い方も簡単で、車同士のバッテリーをつなぐだけで済みます。
ただし、ケーブルの接続順がありますので、慎重に作業を進めましょう。

また、救援車側はガソリン車を手配する必要があります。
ハイブリッド車からは給電できないので注意しましょう。

ジャンプスターターを利用する

ジャンプスターターを使い、バッテリーを復旧させる手段もあります。

ジャンプスターターは、モバイルバッテリーとケーブルがセットになったグッズです。
救援車の代わりに、モバイルバッテリーから給電できる仕組みになっています。

ジャンプスターターはカーショップで購入できますが、性能は製品によりけりです。
できるだけ電流値の高い製品を選びましょう。

バッテリー業者・ロードサービスに相談する

自分で対処できない時は、バッテリー業者かロードサービスに相談しましょう。

バッテリー業者は、現場まで救援車で駆けつけてくれるサービスです。
料金は有料ですが、早ければ30分以内に駆けつけてくれる場合もあります。

ロードサービスは、バッテリー上がりやタイヤのパンクなど、車の各種トラブルに対応した業者です。
ほとんどの場合は無料で、JAFなど専用サービスのほか、自動車保険付帯のものもあります。

種別！ヤリスのバッテリー交換にかかる費用は？

ヤリスのバッテリー交換にかかる費用は、補機バッテリーと駆動バッテリーで異なります。

長らくヤリスのバッテリーを交換していない方は、新品に交換してみるとよいでしょう。
バッテリーのコンディションが改善され、バッテリー上がりのリスクが軽減されます。

補機バッテリーの交換費用目安

補機バッテリーの交換にかかる費用の目安は、本体と作業費を含めて2〜4万円です。
ディーラーは価格が高く、カーショップや整備工場は安価な傾向があります。

補機バッテリーは、車のエンジン始動時や電装品使用時に電力を供給するバッテリーです。
寿命目安は3〜5年ですので、少なくとも5年に1回は交換したほうがよいでしょう。

駆動バッテリーの交換費用目安

駆動バッテリーの交換にかかる費用の目安は、20〜60万円と幅があります。
安価な製品であれば20万円程度ですが、高い製品だと60万円を超えることも珍しくありません。

駆動バッテリーは、ハイブリッド車の動力源となるバッテリーです。
ただ、補機バッテリーよりも寿命は長く、10年以上持つケースも少なくありません。

また、駆動バッテリーは容量が大きく、バッテリー上がりを引き起こすケースはまれです。
バッテリー上がりが頻発する時は、補機バッテリーを優先的に交換しましょう。

バッテリー上がりを起こさないために！日頃からできる予防策

ヤリスのバッテリー上がりを防ぎたい方は、日頃からの予防に努めましょう。
主な予防策は以下で挙げるとおりですが、いずれも簡単に実践できます。

短時間・短距離運転を少なくする

車の短時間・短距離運転頻度は極力少なくしましょう。
短距離・短時間運転が多いと、バッテリーの電力消費が進み、バッテリー上がりのリスクが高まります。

バッテリーの電圧を維持するためにも、週に1回程度は30分以上しましょう。
運転が難しい場合、30分以上アイドリングするのもおすすめです。

エンジン停止中に電装品を使わない

ヤリスのエンジンを止めた状態での電装品の使用は少なくしましょう。
エンジン停止中はバッテリーが充電できないため、電装品を使うと電力の消費が進みます。

特にエアコンやカーオーディオは電力消費量が多めです。
使用する際は、なるべくエンジンをかけておきましょう。

定期的にバッテリーを点検する

バッテリーのコンディションを保つためにも、定期的なバッテリー点検を心がけましょう。
特に点検しておきたいのは電圧で、もし電圧が低い時は充電かバッテリー交換が必要です。

バッテリーの点検は、ディーラーやカーショップなどにも相談できます。
自分での点検が難しければ、オイル交換と合わせてバッテリーを点検してもらうのもよいでしょう。

まとめ

ハイブリッドのヤリスがバッテリー上がりを起こしたら、なるべく早めに充電をおこないましょう。
もし充電しても再びバッテリー上がりが起こる場合、バッテリーの交換も検討が必要です。

なお、バッテリー上がりは普段の行動次第で予防できます。
短距離運転などは避け、定期的にバッテリーを点検しましょう。