自宅の周りで見かける蜂の巣は、悩ましい存在です。
そのまま放置すると、蜂の巣は急速に拡大し、危険な状況を引き起こす可能性があるため、小さいうちに取り除きたいものです。

この記事のポイントは以下の通りです。

・小さい蜂の巣にはどのような種類がある？
・小さい蜂の巣なら自分でも駆除できることも！
・蜂の巣を繰り返し作らせないように予防も大切！

蜂の巣の種類別の対処法と、繰り返さないための予防策を紹介します。

小さい蜂の巣にはどのような種類がある？

小さな蜂の巣には様々な種類があります。
ここでは、その中でも私たちに身近な種類をご紹介します。

ミツバチの巣

花粉や蜜を集めるミツバチは、比較的穏やかな性格です。
巣は、木や壁の隙間に作られ、季節ごとに成長します。

六角形のセル型の形状が特徴的です。

アシナガバチの巣

大型の巣を木の中や地中に作るアシナガバチは、攻撃的な性格を持つため、注意が必要です。
巣を見つけたら近寄らず、速やかに専門業者に相談しましょう。

スズメバチの巣

スズメバチは大きくて、厄介な存在です。
木や土の中に大型の巣を作りますが、非常に攻撃的であるため、自力での駆除は危険です。巣を見つけたら、専門業者に頼むか、自治体に相談しましょう。

小さい蜂の巣なら自分でも駆除できることも！

スズメバチ以外の小さな巣であれば、自力で駆除することも可能です。
ただし、巣の大きさや蜂の種類、成長段階によって難易度や駆除方法が変わるため正確な判断が求められます。

ここでは一般的な手順と注意点をご紹介します。

安全な装備の着用

必ず長袖と長ズボンを着用し、手袋や帽子、ゴーグルなどの安全装備を使用してください。
肌の露出が一切なく、さらに隙間からも蜂が侵入できないような工夫をしましょう。

春の駆除がおすすめ

そのため、蜂の巣を壊すなら、蜂が大きくなる前の春の時期がおすすめです。
毎年夏から秋は、蜂の攻撃性が増すため、自力での駆除は避けたほうが良いでしょう。

また、時間帯は夜にしましょう。
蜂やハチは夜行性が多いため、夜間は巣にいる蜂が比較的少なくなります。

薬剤の使用して駆除をする

市販の薬剤を使用する場合は、必ず取り扱い説明をよく読んで指示通りに使用してください。
駆除後は慎重に巣をビニール袋に移して密封し、巣の残骸も残さず処分します。

残骸があると、残り香が他の蜂を引き寄せ攻撃される恐れがあるため、確実に行いましょう。

注意点

巣の種類によって対処法が異なるため、正確な種類を確認してから駆除を行ってください。
また、スズメバチは攻撃的なため、自分での駆除は大変危険です。

専門業者に頼むか、自治体に相談してください。
自分の能力や経験に自信がない場合は、小さな巣でも無理に自力撤去せずに専門業者に依頼しましょう。

蜂の巣を繰り返し作らせないように予防も大切！

蜂の巣を繰り返し作らせないために、予防策を行いましょう。

定期的な巡回と点検

自宅周辺を定期的に巡回し、蜂の巣の形成を早期に発見することが重要です。
早期発見であればあるほど、手軽に対処することが可能です。

予防薬の利用

蜂が好まない香りの予防薬やスプレーを使用することで、巣を作る誘因を減少させることができます。
ホームセンターで手軽に買うことができるので、巣ができやすい場所や駆除の跡地には、定期的に散布してください。

庭や周囲の清潔維持

落ち葉や切り株がたくさんある場所は、蜂が巣を作る隠れ家になりやすいです。
常に片付けを行い、死角や隙を作らないようにしましょう。

まとめ

蜂の巣は放置せず、早めの対処が重要です。
巣の大きさに関わらず駆除には危険が伴うので、できる限り専門の駆除業者に依頼するようにしましょう。

業者に依頼する場合、巣が大きくなるほど料金が高くなるため、いずれにしても早期発見が重要といえます。