蜂の巣が家の軒先や身近なところにできてしまうと、蜂が飛んできて困ってしまいますね。
蜂の巣を駆除するには適切な時期はいつなのか、専門業者に依頼した時の費用相場などを以下の内容に絞ってご紹介していきます。

・駆除する前に！各蜂の巣の種類や特徴
・蜂の巣駆除に適した時期はいつ？
・蜂の巣駆除は自分でできる？業者へ依頼した時の費用相場も

是非ご一読ください。

駆除する前に！各蜂の巣の種類や特徴

まず駆除する前に、蜂の巣や種類や特徴についてご紹介していきます。

スズメバチ

凶暴かつサイズも大きく最も危険な蜂がスズメバチです。
大きなサイズになると、4センチ程度のスズメバチもいます。

頭部が黄色で胴体が黒、お尻は黄色と黒と分かりやすい警告の色になっています。
巣の特徴はつりがねの形をしていて底が抜けており、強度は低めです。

天井裏や床下、土の中といったところに巣を作ることが多くなっています。
自然豊かなところに巣が作られることが多いです。

キイロスズメバチ

通常または、オオスズメバチに比べると半分くらいのサイズなのが、キイロスズメバチです。
見た目は全身が黄色く見えることから、キイロスズメバチと呼ばれています。

都市部などの人間の生活圏に巣を作ることが多く、刺されることが多いことも特徴であるといえます。
巣は雨風が凌げるところで見つかりにくいところであれば、簡単に巣を作られてしまいます。

うろこ状やしましま模様の壁に覆われた巨大なボール型の巣が特徴です。

アシナガバチ

足が長いことがそう呼ばれるのがアシナガバチです。
基本的には温厚でこちらから攻撃をしなければ、危険は少ないことが特徴です。

お椀をひっくり返したような形が特徴的で、ハニカムとも呼ばれる六角形をしています。
軒先や植え込みによく作られます。

蜂の巣駆除に適した時期はいつ？

蜂の巣駆除に適した時期はいったいいつなのでしょうか。
結論から言えば蜂の巣駆除を最も安全におこなうことができるのは、春先の4月や5月です。

この時期はまだ巣も小さく、作られている途中の状態です。
この時期はまだ女王蜂しかおらず、獰猛で攻撃的な働き蜂はまだいません。

この時期は女王蜂が巣作りと、蜂の幼虫の育成と忙しく駆除するこちら側に危険が少ないです。
蜂の巣の駆除をするなら、この時期を狙っておこないましょう。

この時期を過ぎて6月から8月にかけては、逆に巣が大きくなり働き蜂が大幅に増えて非常に危険です。
更に夏から秋にかけて更に蜂が増えて、巣は大きくなる一方です。

ですから蜂の巣駆除をおこなうのであれば、春先の4〜5月におこなうようにしてください。

蜂の巣駆除は自分でできる？業者へ依頼した時の費用相場も

蜂の巣駆除は自分でおこなうこともできるのでしょうか。
また業者に依頼した場合の費用相場はどのくらいなのか、ここでご紹介していきます。

スズメバチの巣や、大きくなった巣は危険ですから自分で駆除するのは止めておきましょう。
巣が小さく危険度が少ないのであれば、スプレーなどを使用して自分で巣を駆除しても問題ありません。

蜂の巣の種類によって金額が変わってきます。

スズメバチ

危険度の高いスズメバチの費用相場は15000〜50000円程度です。
巣の大きさによって金額も大きく異なります。

ミツバチ

ミツバチは5000〜40000円程度が費用相場です。
数が多く駆除に手間のかかるミツバチも金額は高めになっています。

アシナガバチ

5000〜25000円程度がアシナガバチの費用相場です。
アシナガバチは巣のサイズがそこまで大きくなければ、比較的安く駆除をおこなうことができます。

蜂の巣駆除に適切な時期がある！

蜂の巣駆除はここで紹介した適切な時期に安全におこなうようにしましょう。
また自分で作業でおこなうのが難しかったり、危険な場合は専門業者に依頼をして適切に処置をおこなうようにしてください。