夏以降に出現してくる蜂は厄介ですね。
秋にかけて巣も大きくなって危険度は増すばかりで、刺されてしまう危険もあります。

今回は公園の蜂の巣を駆除するために対応してくれる依頼先などについて、以下の内容に絞ってご紹介していきます。

・公園の蜂の巣駆除は役所に相談できる！
・蜂の巣駆除を役所へ依頼する時の申請手順
・公園の蜂の巣を役所以外に依頼した時の費用相場

是非ご一読ください。

公園の蜂の巣駆除は役所に相談できる！

公園にできた蜂の巣は役所に依頼すれば駆除してもらうことも可能です。
通常自分の家の軒先などの公共出ない場所の蜂の巣の駆除は、役所がおこなうことはありません。

公共の場ではない専用区画は、その土地や建物の管理者や所有者の責任で蜂の巣の駆除をしなくてはいけません。
自分たちで道具を揃えて駆除をするか、蜂の巣駆除の専門業者に依頼するなどして対処する必要があります。

役所に依頼したとしても、専用区画内は役所では対応は不可能です。
しかし公園などの公共の施設内で、自治体が蜂の巣ができた場合は役所が駆除をおこなわなくてはいけません。

ただし役所がどのような蜂の巣駆除の対応をしてくれるかは、自治体によって変わってくるでしょう。
自治体によってはどのような場所で蜂の巣ができたとしても、補助金が出たり駆除のための道具を貸し出してくれたりする場合もあります。

蜂の巣駆除を役所へ依頼する時の申請手順

役所に蜂の巣駆除を依頼した時の申請手順をここでご紹介していきます。
役所の問い合わせ先は、環境政策課・生活環境課・保健福祉課などです。

平日のみで時間も限られていますので、事前に調整してから問い合わせる必要があります。

1.蜂の巣のできた場所や状況の確認

まずはどのような蜂の巣ができているのか、大きさやできている場所などの詳細な状況を役所に伝えます。
蜂の種類も重要な要素です。

ここで状況を正確に伝えることでスムーズに除去をおこなうことができます。

2.役所指定の業者に連絡をする

役所に蜂の巣被害の状況を伝えたら、役所が指定する専門業者に依頼する流れになるでしょう。
場合によっては自分で探して依頼することになることもあります。

業者に現地を見てもらったり、見積書をもらいましょう。

3.作業完了後に書類を役所に提出

業者に見積書をもらい、役所の定める領収書などの必要書類を業者から貰います。
どのような書類が必要か、またその内容も自治体によって変わってきますので確認をしてみてください。

4.補助金の返還

申請が無事に通ったら役所から補助金が返還されます。
上限金額もお住まいの地域によって異なってきますので、あらかじめの確認が必要です。

公園の蜂の巣を役所以外に依頼した時の費用相場

公園の蜂の巣を専門業者に依頼した時の費用相場はどのくらいなのでしょうか。
基本的には蜂の種類と巣の大きさや数、場所で変わってきます。

どのような場合でも、最低10000円はかかってきます。

スズメバチ

スズメバチは危険も伴いますので金額は一番高く、15000〜50000円程度が費用相場です。
スズメバチの場合は巣の大きさによって異なるので、蜂の巣業者に現地見積もりを取ってもらうようにしましょう。

ミツバチ

ミツバチも蜂の数が多いことが多く、金額は高めです。
10000〜40000円程度が費用相場となります。

アシナガバチ

アシナガバチは攻撃性もそこまで高くなく、比較的安価に駆除することができます。
6000〜30000円程度が費用相場です。

蜂の種類だけでなく、作業する時期や巣のできている場所など環境面も金額に反映されます。

まとめ

公園に蜂の巣ができた場合は役所が駆除してくれますので、ここで紹介した手順で申請をして対応してもらいましょう。
役所で対応してもらえないことに備えて、蜂の巣駆除の専門業者に依頼するのも一手です。