ベランダで洗濯物を干していたら、蜂の巣を見つけた…！
刺されるのが怖いし、すぐに駆除したいけど、どうすれば良いのか分からない…

そんなあなたのために、本記事ではベランダにある蜂の巣の駆除方法を解説します。
今すぐ本記事を読み始めて、安心できるベランダ作りをしましょう。

家のベランダに蜂の巣が作られる原因とは

蜂は家屋のベランダに好んで巣を作ります。
古い日本家屋で建材が朽ちかけていたり庭に木があると特に危険ですが、近年作られたマンションであっても巣を作られてしまうことは珍しくありません。

なぜ蜂はベランダに巣を作るのか？
その理由は、主に次の二点です。

雨風の被害を防げる

蜂は攻撃的な性格をしていると思われがちですが、一部を除いて基本的にはおとなしい性格です。
好戦的でもなく、生命の危機となる雨風を嫌い、外的も少ない民家の傍に住み着きやすい特徴を持ちます。

雨風と直射日光を防ぐことができる民家のベランダは、蜂にとっては最高の住環境なのです。

餌をとることが簡単

蜂がベランダに巣を作るのは、雨風を防ぎながら直射日光を避けると共に、外界に面していることから餌をとりやすいことにもあります。
また民家の傍は水を補給しやすい場所も多いので、蜂が生息するにはうってつけなのです。

ベランダに蜂の巣ができた時の対処法

もしベランダに蜂の巣ができてしまったら、とても安心して過ごすことはできません。
望ましいのはもちろん蜂の巣ができないように予防することですが、できてしまった後では迅速に対処して被害を防ぎましょう。

駆除業者に依頼しよう

もっとも完全な効果が期待できるのは、駆除業者に依頼することです。
ベランダに蜂の巣ができるような住環境の近隣には、必ず駆除業者がお店を出しているでしょう。

実は蜂の巣の駆除にはそこまで高額な費用はかかりません。
巣1個につき1万円程度が相場です。

はっきりと現認できる蜂の巣を駆除するだけでなく、隠れている巣がないかもチェックして、卵を産み付けている場合にはそれも駆除してくれます。
プロの作業を上回る駆除はないので、迅速性と確実性から言ってもこれが一番の対策です。

行政の窓口に相談してみる

蜂の被害が多い地域では、行政がある程度の予算を持っていることがあります。
蜂の巣駆除に関して困っている人からはお金を取らず駆除したり、補助金を出してくれたりする自治体もあるようです。

一度、市区町村の役所に電話してみるといいでしょう。

ベランダに蜂の巣を作らせないようにする予防策とは

蜂の巣は一度作らせてしまうと、住み着いてしまい、駆除するのが難しくなります。
市販の駆除剤は基本的に「見えている蜂」を駆除するもので、巣を根こそぎ処分できるものではありません。

蜂は巣を作る前に必ずブンブンと周囲を飛んでいる姿を見せます。
季節にもよりますが冬以外はほとんどの蜂の活動期間なので、日中に蜂の姿を見つけた場合には気をつけておきましょう。

ベランダに複数の蜂が飛んでいる場合は、巣が作られていることが確定的になってきます。
では予防策として、どのようなことに気をつければいいのでしょうか？

蜂が好むものを置かない

ベランダはただでさえ蜂が住み着きやすい条件を満たす場所ですが、そこに蜂が好むようなものがあれば、より寄せやすくなってしまいます。
蜂が好むものといえば、特定の植物や巣作りの材料となる朽木などです。

少しでも危険がありそうなものは一切ベランダに置かずにすぐに処分してしまいましょう。

防虫ネットを張る

予防策としてもっとも効果的なのは、防虫ネットを張ってしまうことです。
ベランダに網目の細かい防虫ネットを張ればハチは入ってくることができません。

ベランダから見える眺望を損ねるなどの残念な点はありますが、防虫ネットを張ればカラスの被害を防ぐこともできるので、前向きに考えてみてください。

殺虫剤を撒く

蜂が寄りつき始めた初期段階で有効なのは殺虫剤を撒くことです。
巣を作らせないようにそのつど処分していれば、被害は防げるでしょう。

日頃から予防してベランダに蜂の巣を作らせない！

ベランダに蜂の巣を作らせないためには、日頃からの予防が大切です。
蜂にとってベランダに巣を作らせるメリットが多々あるので、作らせない環境を整えるようにしましょう。