洗濯機からゴキブリが出てきた！

想像しただけでゾッとする光景ですよね。
しかし、ゴキブリは排水溝など湿気の多い場所を好むため、洗濯機は恰好の隠れ家なんです。

そこで本記事では、洗濯機に潜むゴキブリの駆除方法について詳しく解説します。

ゴキブリが洗濯機から現れる原因とは

不快害虫の一種であるゴキブリはどこからでも出現します。
中でも洗濯機の下から現れる例がよく見られます。

台所や冷蔵庫の裏ならば理解できますが、なぜ虫の餌もなさそうな場所からこの害虫が現れるのでしょうか？
ゴキブリが洗濯機から出現するのには、とある理由があります。

洗濯機の排水管から上ってくる

ゴキブリの侵入経路はどこにでもあります。
わずか１mmの隙間からでも入ってくるので、すべてを防ぐのは現実的に困難とも言えるでしょう。

しかしその中でも彼らはとある場所からよく入ってきます。
それが、排水管の隙間です。

洗濯機のホースが繋がっている排水管の隙間を、ゴキブリは侵入経路とします。
また洗濯機の回りでは水分に飢えることがなく、わずかな水だけでも長期間生きられるこの害虫にとっては非常に居心地が良い場所のようです。

暖かい場所を好み、髪の毛なども食べてしまう生き物なので、洗濯機の排水溝を侵入経路としてそこに居着いてしまうことは実は当然のこととも言えます。

洗濯機から現れるゴキブリを防ぐ方法

ゴキブリは洗濯機の下から頻繁に現れます。
侵入経路ともなる排水管があり、落ちた髪の毛や水分から栄養を摂取できるので、大量の虫が巣をつくることもあります。

では洗濯機から現れるゴキブリを防ぐためには、どうすればいいのでしょうか？

排水管の隙間を塞ぐ

洗濯機の排水管の隙間をゴキブリの侵入経路だと断定すれば、やるべきことは明らかです。
排水管の隙間を防水テープで目張りすれば、侵入を防ぐことができます。

しかし、別の場所から侵入してきて洗濯機の下に住み着いてしまうゴキブリはどうすればいいのでしょうか？
その対策としては、毒餌を置いてしまうのが一番です。

ホウ酸団子という毒餌を置けば、それを食べたゴキブリは死に至ります。
そして共食いする別のゴキブリがその死体を食べれば、そのゴキブリも死にます。

そのようにしていずれ群れを壊滅できるので、毒餌は効果的です。
ただし毒餌は放置しているといずれその毒を失います。

そうなるとかえって毒を失った餌がゴキブリの食べ物になってしまうので注意しましょう。
毒餌は一定期間ごとに置き換えなければなりません。

洗濯機の下に逃げたゴキブリはどうすれば良い？

ゴキブリは人間に見つかったりすると、本能的に狭い場所に身を隠します。
洗濯機のような動かしにくいものの下に隠れてしまうので、また厄介です。

そのような厄介な場所に逃れてしまった個体を、どう始末すればいいのでしょうか？
完全に姿を見失ってしまうと不安な日々が続くので、その場で迅速に駆除したいものです。

殺虫剤を十分に吹き付ける

洗濯機の下に逃げたゴキブリには、殺虫剤を吹き付けてやりましょう。
洗濯機の下のように空気が漏れ出しにくい場所には殺虫剤が効きやすく、始末できます。

ただしそこで死んでしまったゴキブリは、結局自分の手で死体を摘んで処理しなければなりません。
そればかりは仕方ないので、この害虫が恐ろしくてならない人も我慢しましょう。

下に放置したままにしておくと、その死体を食べる別のゴキブリが発生することもあります。

燻煙タイプの殺虫剤を使う手も

もし洗濯機の下に隠れられて、そのまま姿を見失ってしまった場合はどうすればいいのでしょうか？
その場合は、燻煙タイプの殺虫剤を使う他ありません。

また姿を現すのも待つのは良い術とは言えません。
その場で始末できるかもわからないので、燻煙タイプの殺虫剤で手を打っておきましょう。

その方法で死んだかどうかは、死体が見つからない限りわからないものがあります。
しかし、そのときには「死んだに違いない」と信じるほかありません。

実際、今の燻煙タイプの殺虫剤は非常に効果が高いので、安心して使いましょう。

ゴキブリが洗濯機の下に入っても対処できる方法はある！

ゴキブリはさまざまな場所から侵入してくるため、対処しにくい害虫の一つと言えます。
しかし、洗濯機周辺に現れたとしても、適切な処置をおこなうことで難なく対象可能です。

また、あらかじめゴキブリの侵入経路を塞ぐことで屋内への侵入を防げるので、自宅に合った対策をおこなっていきましょう。