「チャバネゴキブリを見かけるたびに、ゾッとしてしまう…」
「ゴキブリ退治の薬やスプレーを使っても、全然効果がない…」
「駆除業者に頼むのは費用が高くて躊躇してしまう…」

もしこのようなお悩みを抱えているなら、諦める必要はありません！
チャバネゴキブリは根気と正しい知識があれば、自分で駆除することができます。

本記事では、チャバネゴキブリを効果的に駆除する方法について詳しく解説します。

チャバネゴキブリの生態とは

日本中に生息するチャバネゴキブリは、家に発生する害虫としてもっともよく知られたゴキブリの一種です。
色は赤茶っぽく、扁平で薄い体を持ち、その薄さのせいでわずか1mmの隙間からでも入ってくるといわれます。

この害虫の特徴としては、次のようなものがあります。

・大きさは2cm程度
・屋内に現れることが多い
・20日周期で卵を産み落とし、増殖していく。
・卵は6mm程度ですぐに孵化する

チャバネゴキブリは飛べない

ゴキブリには飛ぶことができる種がいます。
羽根が退化しておりすべての種が飛べず、たまに飛ぶものがいるのはイレギュラーだという説もあるようですが、基本的にチャバネゴキブリは飛ぶことができません。

日本家屋につくゴキブリで飛ぶことができるのはクロゴキブリです。
もし駆除しようとする際に飛んだら、それはクロゴキブリだと考えられます。

チャバネゴキブリを自分で駆除する方法

繁殖力が高いので、一度侵入を許してしまいある程度の期間放置し増殖されると、チャバネゴキブリを完全駆除するのは容易ではありません。

ただし最近ではゴキブリが共食いする性質を逆手にとって、毒餌を食べさせて死なせた固体を食べさせて駆除する方法が確立されています。
この方法によって、個人の手で群れを根絶できることもあるようです。

従来のように殺虫スプレーを吹き付けて処分することも駆除方法のひとつです。
ただゴキブリの姿はできれば見たくもないもので、予防のために、まずは侵入経路を断つことがもっとも重要と言えます。

主な侵入経路と予防法

チャバネゴキブリの侵入経路には、以下のようなものがあります。

・台所周りの隙間（換気扇、排水ホース周り）
・じめじめと湿ったところにある家屋の亀裂
・戸口の隙間
・浴室の換気扇や排水溝
・ダンボール

中でも特に危険な侵入経路となりやすいのが、換気扇や排水溝です。
換気扇には埃の付着を防ぐと共に虫の侵入を防ぐシートがあるので、それを貼っておくと効果的でしょう

ダンボールはゴキブリがもっとも好む場所として有名です。
ダンボールで梱包された隙間にチャバネゴキブリが潜むこともあります。

ダンボールはすぐに処分して、家の中に溜め込まないようにしましょう。

自分で駆除できないならゴキブリ駆除業者へ依頼するのも一手

ゴキブリを完全に受け付けない人も多いことでしょう。
不快害虫と呼ばれるだけであり、姿を見るのも嫌、駆除して死んだやつを拾えなくても当然です。

チャバネゴキブリは特に小さくて見えにくいので、侵入したものを取り逃してしまうことが最大の問題です。
人の目で見えないところで繁殖してしまうので、駆除に臆してしまうならば、効果と予防の意味を考えてもプロの業者に頼んでしまうのが一番です。

ゴキブリは不快害虫として業者が特に力を入れている対象で、駆除の方法も確立され、あらゆる発生パターンと巣作りの様態に応じた完全処分ができます。

素人で駆除するのは難しくても、業者にとってはおなじみの虫です。
実は駆除そのものに時間はかからず、費用もそこまで高くはなりません。

費用相場は1万円～5万円

チャバネゴキブリの駆除にかかる費用の相場は、1万円～5万円といったところです。

一見額に大きな開きがあるように見えますが、これは敷地面積によるものです。
たとえば部屋が1kならば1万円で、3LDK以上ならば4万円5万円となります。

業者によっては駆除後の再発生時には保障でカバーしてくれることもあります。
ただし保障のある業者を選ぶと、やはり費用も割り増しとなってしまうので、その点は理解しておきましょう。

ゴキブリの虫害は見た目に不潔で見苦しいだけではありません。
食べ物をかじったり乗ったりすることで病原菌を付着させ、人に何か病気をもたらす場合もあるので、要注意です。

チャバネゴキブリは侵入経路を絶って駆除しよう！

チャバネゴキブリの生態上、侵入経路を絶って駆除作業をおこなうのがベストでしょう。
そのほかにも、自宅にダンボールを保管しないことやわずかな隙間の放置をしないことなど、日頃からやれることをおこなうことが大切です。