念願の新築に引っ越したのにゴキブリを見つけてしまうとショックですよね。
新築物件にゴキブリが出現するのは、意外にも珍しくありません。

この記事では新築でもゴキブリが出る原因や発生させない対策、駆除方法まで詳しく紹介します。

新築でもゴキブリが出る原因とは？

新築なのにゴキブリが出る原因は主に次の2つです。

・新築の環境はゴキブリにとって魅力的だから
・周辺にゴキブリが好む環境があるから

具体的な理由を確認しておきましょう。

新築の環境はゴキブリにとって魅力的

新築物件でもゴキブリが出現するのは、以下のようにゴキブリが侵入しやすかったり、住み着きやすかったりする条件がそろっているためです。

・引っ越し時のダンボールに侵入してきた
・配水管に水が通る前に登ってきた
・家電の配管の穴からなど、工事中に侵入してきた
・ゴキブリが好む温度や湿度、明るさになりやすいから

新築だからこそゴキブリが好む環境が整いやすい場合も多いです。

周辺環境も影響を与える可能性あり

新築物件の周辺に、次のような環境があるとゴキブリの発生に影響を与える可能性があります。

・飲食店がある
・畑や公園、ゴミ捨て場が近い
・マンホールが近い
・近隣で害虫駆除をしていた
・取り壊し中の建物がある

このような環境がある場合は、新居にゴキブリが侵入するリスクが高いと考えられます。
定期的な対策をおこない、ゴキブリを寄せ付けない環境づくりを心掛けましょう。

新築時にゴキブリを発生させない対策

新築時にゴキブリを発生させないための対策は重要です。
入居前に準備をすることで、新居での生活が快適になります。

入居前にできるゴキブリ対策は以下の通りです。

1.荷物を運び入れる前にくん煙剤で駆除する
2.家具と壁の間に約10cmのすき間を空けて配置する
3.引っ越しに使用したダンボールは早めに処分する
4.エアコンのホースにはドレインカバーを取り付ける
5.排水口にはネットを装着する
6.細かなすき間はパッキンやテープでふさぐ
7.ミント系の殺虫剤や消臭剤を設置する

くん煙剤を使用することで、見えない場所に潜んでいるゴキブリを退治できます。
新居でゴキブリを繁殖させたくない場合は、入居前に使用しておくのがおすすめです。

また、ダンボールはゴキブリが好むため、産卵場所として使われる可能性もあります。
引っ越しの荷物を片付けるのは大変ですが、できるだけ早く処分しましょう。

さらに、新たな侵入を防ぐためにすき間などの侵入経路をふさぐことも大切です。
ミント系の殺虫剤や消臭剤を設置し、ゴキブリが嫌う環境を保つことで、ゴキブリの侵入や住み着くのを防げます。

新築でゴキブリが発生した時の駆除方法    

新築でゴキブリを見つけてしまった場合には、放っておくと増える可能性があるため、すぐに駆除することが大切です。
具体的な駆除方法を確認しておきましょう。

くん煙剤で見えない場所までしっかり駆除

新築のゴキブリを一気に駆除したい場合には、くん煙剤が有効です。
くん煙剤は部屋中に駆除剤を充満させ、家具の隙間や押し入れなど殺虫スプレーでは届かない場所に潜んでいるゴキブリも駆除します。

ただし、家電などにはビニール袋や新聞紙でカバーして使用する必要があります。
家具を運び入れる前に使用すれば、カバーをかける手間を省けるのでおすすめです。

薬剤をまくのに抵抗があるなら毒エサ

薬剤をまくのに抵抗がある場合、毒エサが有効です。
頻繁に出る場所には多めに毒エサを配置しましょう。

水回りや湿気が多く暗い場所を好むため、キッチンや洗面所、押し入れやベッドの下などに集中して設置しておくのがおすすめです。
また、毒エサには使用期限があり、通常は数ヵ月から1年ほどです。

購入時や設置前に期限を確認し、定期的に交換することを忘れないようにしましょう。

すぐに駆除するなら殺虫スプレー

ゴキブリが現れた場合、即座に対処するなら事前の準備は不要で、すぐに使える殺虫スプレーが最適です。
ゴキブリが正面からスプレーを浴びると反撃される可能性があるため、背後からスプレーをかけるようにしましょう。

ゴキブリは後ろには下がれないため、背後からスプレーをかけても反撃されません。
ただし、火気の近くでは使用しないようにし、使用後は換気を十分に行うことが重要です。

まとめ

新築でもゴキブリが発生することがあります。
快適な生活を送るためには、初めに駆除や予防を行うことが重要です。

今回紹介した方法を参考にして、入居前にしっかりと対策をおこないましょう。