その見た目や毒性から多くの人に恐れられているムカデ。

日本の家庭でも、ムカデが室内に入ってくることは珍しくありません。

この記事のポイントは以下のとおりです。

・ムカデが発生しやすい場所とは？

・ムカデが室内に発生させないための対策

・ムカデが室内に発生した時の駆除方法とは？

しっかり対策を行い、安心して暮らせる環境を作りましょう。

ムカデが発生しやすい場所とは？

まず、ムカデが発生しやすい場所について理解することが重要です。

ムカデは湿気の多い場所を好むため、以下のような場所に多く見られます。

庭や畑

庭や畑はムカデの住処として最適です。

特に、落ち葉や枯れ草が多い場所、石や木の下、雑草が茂っている場所など、湿度が高い場所はムカデの隠れ家になりやすい傾向があります。

家の基礎周り

家の基礎周りもムカデが好む場所です。

特に、基礎のひび割れや隙間があると、ムカデが入り込みやすくなることも。

さらに、基礎周りに雑草が生えていると、さらにムカデが集まりやすくなる傾向があります。

木材や石材の近く

庭に置かれた薪や石材の近くもムカデが発生しやすい場所です。

これらの場所は湿気を保持しやすく、ムカデにとって快適な環境となります。

湿った地下室や倉庫

地下室や倉庫などの湿気がこもりやすい場所もムカデが好む場所です。

特に、換気が不十分な場合や湿度が高い場合には、ムカデが繁殖しやすくなります。

浴室や台所

家の中でも、特に湿気が多い浴室や台所はムカデが好む場所です。

水漏れがあると、その湿気を好んでムカデが集まることがあります。

また、排水口や隙間から侵入することもあります。

これらの場所は、ムカデの発生を防ぐために特に注意が必要です。

それでは、次にムカデが室内に発生しないための対策について見ていきましょう。

ムカデが室内に発生させないための対策

ムカデが室内に侵入するのを防ぐためには、以下の対策を講じることが重要です。

湿気対策を行う

ムカデは湿気を好むため、家の中の湿度をコントロールすることが大切です。

除湿機を使ったり、換気を良くすることで湿度を下げましょう。

また、浴室や台所の水漏れを早めに修理することも重要です。

家の周りを整理整頓する

家の周りに落ち葉や枯れ草が溜まらないようにしましょう。

雑草もこまめに刈り取り、石や木材も整理しておくと良いです。

これにより、ムカデの隠れ場所を減らすことができます。

家の基礎の隙間を埋める

家の基礎にひび割れや隙間がないかチェックし、発見した場合は早めに補修しましょう。

シーリング材を使って隙間を埋めると、ムカデの侵入を防ぐことができます。

虫除けスプレーを使用する

ムカデ用の虫除けスプレーを家の周りや窓の隙間に噴霧することで、ムカデの侵入を防ぐことができます。

また、家の中でも湿気がこもりやすい場所にスプレーをしておくと尚良いです。

防虫剤を設置する

ムカデ用の防虫剤を設置することも効果的です。

特に、玄関や窓の近く、基礎周りに設置すると、ムカデが家の中に入ってくるのを防ぐことができます。

これらの対策を行うことで、ムカデの侵入を防ぐことができます。

それでもムカデが室内に入ってきた場合の駆除方法についても知っておきましょう。

ムカデが室内に発生した時の駆除方法とは？

ムカデは毒を持っているため、室内に発生した場合は迅速に駆除をする必要があります。

ムカデは毒を持っているため、素手で触れないようにしましょう。

処分する際は、手袋を着用するか、ピンセットや箸などを使用してください。

ムカデ用殺虫剤を使用する

市販のムカデ用殺虫剤を使用することで、ムカデを迅速に駆除することができます。

殺虫剤を使用する際は、使用方法をよく読み、換気を十分に行うことが大切です。

捕獲器を設置する

ムカデ用の捕獲器を設置することで、ムカデを捕まえることができます。

捕獲器はムカデの通り道や、湿気の多い場所に設置すると効果的です。

捕まえたムカデは速やかに処分しましょう。

水で流す

小さなムカデの場合、水で流してしまう方法もあります。

浴室や洗面所で見つけた場合、シャワーの水で流してしまいましょう。

専門業者に依頼する

ムカデの発生が頻繁に起こる場合や、自力での駆除が難しい場合は、専門の害虫駆除業者に依頼することも考えましょう。

まとめ

適切な対策と駆除方法を知っておくことで、ムカデの被害を最小限に抑えることができます。

日常的な予防対策をしっかりと行い、安心して暮らせる環境を維持しましょう。