「ネズミ、見たらゾッとする…夜中に天井を走り回る音で眠れない…」

ネズミ被害は、多くの方が抱える深刻な問題です。
ネズミは、衛生面や経済面、精神面など、様々な被害をもたらします。

しかし、ネズミ被害は適切な対策で解決することができます。
この記事では、ネズミが怖いと言われる理由から対処法まで詳しくご紹介します。

ネズミの出現が怖いと言われる理由とは？

ネズミという生き物は、見た目にも嫌な生き物です。
人間が生理的に受け付けない鳴き声を発し、不潔な身体で素早く動き、夜は目を赤く光らせて食べ物をかじったりします。

しかしそのような外見の不快さと共に、ネズミは古くから人間に忌み嫌われるような行動をとることから、駆除の対象とされてきました。
ネズミの出現が「怖い」と言われる理由は、具体的にどのようなものなのでしょうか？

家の中を荒らす

ネズミは夜行性で、夜、人が寝静まった頃に活動します。
人間の食べ物をかじったり、意味もなく石鹸などをかじることもあり、大変迷惑です。

その他、いろいろと家の中を荒らす行動を行います。
あっちこっちに糞尿を垂れ流して嫌な臭いを残したり、屋根裏に住み着いたネズミはそこで足音を立てたり、やはりそこで排泄するせいで天井に染みを作ることもよくあります。

ネズミが怖いと言われる被害事例

基本的にネズミはそこまで強気な生き物ではありません。
人間に対して攻撃的でもなく、むしろ人の姿を見ればどこかに身を隠すほどです。

それでもネズミは人間に生理的な嫌悪感を催し、そのことを自分でもわかっていてか、人を怖がらせながら隠れて捕食・繁殖行動を行います。

ネズミが民家に及ぼす「怖い」と言われる被害実例をいくつかあげましょう。

存在感するだけで精神的苦痛を与える

ネズミは、ただ家にいるだけで人間に精神的苦痛を与えます。
屋根裏に住み着けば夜中に足音を立て、夜中にキッチンに現れて何かをかじっている姿を見せることもあります。

ただそれだけで人間の精神をむしばみ、睡眠を妨げたりと、非常に不快な害獣です。
ノイローゼに罹ってしまう人もいるかもしれません。

健康被害を引き起こす

気づかないうちにネズミの糞尿に触れてしまうことがあります。
ネズミの糞尿には種々の有害な細菌がついているので、それが誤って人体の中に入ってしまうと、大変危険です。

たとえばサルモネラ菌に感染すると、体調不振、下痢や嘔吐といった症状が出ます。
ネズミの糞尿が気化する現象「エアロゾル」により、空気感染することもあります。

このように実際的な健康被害を出すことからも、ネズミは怖いと言われるのです。

怖さを払拭するためにはネズミを自宅に侵入させないことが重要！

ネズミの恐怖を避けるためには、ネズミの侵入を徹底的に断つことが第一です。

外で少し姿を見るくらいでは、一瞬「ウッ」と気味悪く思う程度でしょう。
しかしそれが屋内に入ってしまうと夜も眠れぬほどの精神的な不安をもたらすので、特にネズミの姿が多く見られる暖かい季節は、侵入させないように注意する必要があります。

侵入経路を徹底的に断つ

ネズミはどこから屋内に入ってくるのでしょうか？
小ネズミはわずか1.5cm、大きなネズミでも2.5cmの隙間を潜れると言われます。

つまり外に面してそれだけの隙間があればネズミは侵入されるリスクがあるわけです。
また換気扇や排水溝から入ってくる例も珍しくありません。

そのような「侵入の可能性がある箇所」のすべてを徹底的に塞ぐことは、現実には困難です。

しかし特に危ない場所に重点的に措置を施すことで、侵入経路をほぼ断つことはできます。
たとえば玄関回りやベランダに忌避剤を撒けばネズミは嫌がって近寄りません。

また排水菅などの怪しい箇所をテープで目張りすれば、大小のネズミの侵入を防げます。

一匹見つけたら即駆除

ネズミは春に繁殖期を迎えます。
この時期に一匹見つけたら、すぐに駆除業者に相談しましょう。

家に侵入してくる場合はもちろん、家の周りに姿をちらつかせている場合も即連絡です。
すでに家の周りに大量発生している可能性があるので、早めの処置を施しておきましょう。

まとめ

ネズミはさまざまな菌を持っているので、怖いを感じる方も少なくありません。
そのため、自宅などでネズミを発見した場合は、なるべく早めに駆除作業をおこないましょう。

侵入経路を塞ぐだけでもネズミが出現しにくくなるので、まずは侵入経路の確認からおこなうとよいでしょう。