「ハクビシン駆除には毒餌が有効って聞いた…」
「ハクビシンの毒餌の作り方とは？」

最近見かけることが多くなってきたハクビシン。
生息数が多くなってきたことから、駆除に困っている方も多いでしょう。

そこで活躍するのが毒餌です。
本記事では、ハクビシンに有効な毒餌の作り方について詳しく紹介します。

ハクビシンは毒餌で駆除できる？

ハクビシンの駆除においてまず重要なことは、ハクビシンを毒餌で駆除するのは法律違反で禁止となります。日本では「鳥獣保護法」によって特別な許可がなければ駆除はすることが出来ないのです。

そのため、自治体の許可を得るか、法律で定められた手続きを守ることが必要となります。一般的には、駆除には箱罠を推奨しています。

しかし自治体によっては対応が異なるため、使用する方法や道具については必ず確認が必要です。毒餌を使う場合も、自治体の指示に従う必要があるので、まずは自治体に相談をして正しい手続きを行なってください。

ハクビシン駆除にホウ酸団子が効果的？

ホウ酸団子は、通常、ゴキブリなどの昆虫を駆除するために使用される毒餌として知られていますが、効果はどうなのでしょうか？結果から言うと、ハクビシンにホウ酸団子は効果はありません。万が一、ホウ酸団子を作りたい場合は次の作り方を参考にしてみてください。

ホウ酸団子の作り方

ホウ酸団子を作る方法は簡単です。まずは容器にホウ酸を入れ「小麦粉」「タマネギ」「砂糖」そして少量の水を加えて柔らかい耳たぶのような固さになるまで練ってください。その後は天日干しをして十分に乾燥させて、団子の表面に白い粉が生じたら完成となります。

ホウ酸団子以外の3つのハクビシン駆除方法

ハクビシンを駆除するためにホウ酸団子以外の方法はまだあります。

・ハクビシンの嫌いな匂いの忌避剤を使う
・超音波を使う
・箱罠を使って捕獲し、自治体に処分依頼する

それぞれ詳しく解説しています。

方法①：忌避剤を使う

ハクビシンを寄せ付けない忌避剤は一般的には3種類。

・天敵の匂いがする製品
・酢酸を利用した製品
・自家製製品

自分より強い生き物の痕跡を残すことによって近づけさせない製品や、独特の匂いがする忌避剤を使うことによって駆除するのではなく近づけさせない事を目的とした手法となります。

方法②：超音波を使う

ハクビシンを追い払う手段として超音波を利用する方法があります。人間の聞こえない音域の超音波を発生させて追い払うことができます。

超音波装置は小型サイズなので場所を取らないのも利点の1つです。超音波装置の種類によっては子供や犬猫などのペットにも聞こえてしまう場合もあるので、設置場所や方向を工夫する必要があります。

方法③：箱罠を使う

自治祭の許可を得て箱罠でハクビシンを捕獲することも方法の1つです。通常の場合は保護鳥獣を捕獲するには狩猟免許が必要ですが、自宅の被害対策や農作物を守るための使用に関しては、免許がなくても許可が降りる場合があります。

中型獣用の箱罠は10,000円〜30,000円で購入できます。また、地方ではホームセンターでも入手可能な場合がありますので、近隣の店舗を探してみるのも手の一つかもしれません。

まとめ

以上が、ハクビシンの駆除に関する情報となります。残念ながらホウ酸団子は効果が薄いですが、為替方法として紹介した方法はいずれも有効なものです。

自分で対策や駆除を考えている方はぜひ参考にしてみてください。ただし、ハクビシンが子供を連れている場合などはなかなか追い出すのに苦戦をする場合もあります。そういった場合は、まずは専門の業者に相談してみてください。