ハクビシンをご存知でしょうか。額から鼻にかけて白い線が入っていることが特徴の、猫のように見える肉食動物です。

繫殖力の強さも大きな特徴です。今回はハクビシンが天井裏に住み着く原因や誰でもできる予防策について、以下の内容に絞ってご紹介していきます。

・ハクビシンはなぜ天井裏に住み着くの？
・天井裏に住み着くハクビシンの撃退方法
・誰でもできる！天井裏にいるハクビシンの予防策

是非ご一読ください。

ハクビシンはなぜ天井裏に住み着くの？

ハクビシンはどうして天井裏に住み着くのでしょうか。屋根裏は家の中でも特に住みつきやすい場所です。

屋根裏は断熱性能が高いことと、雨風をしのげます。そもそもハクビシンは子育てに洞窟などの場所を使ってきました。

ハクビシンが街中に出てくるようになり、そういった場所がないためにハクビシンが屋根裏を住処として使用するようになったのです。またハクビシンは人が住んでいる住居であれば、エサに困らないということも知っています。

そのためハクビシンが住みついてしまったら追い出すのは難しいのが現実です。中途半端な対策では効果がないので注意が必要です。

ハクビシンが屋根裏に住み着いてしまうと、鳴き声や足音といった騒音被害や糞尿からの悪臭やノミやダニといった健康被害も出てきます。健康被害に加えてストレスも非常に大きい上に、最悪の場合家のリフォームなどをおこわなければならない可能性も出てきます。

天井裏に住み着くハクビシンの撃退方法

ここでご紹介するのは屋根裏に住み着いているハクビシンの撃退方法についてです。以下の手順でハクビシンの駆除をおこなっていきましょう。

１捕獲の許可を自治体に取る

ハクビシンは勝手に駆除することができません。必ず自治体の許可が必要になってきます。

まずはお住まいの自治体に問い合わせて申請方法を確認しましょう。害獣の捕獲用の罠を仕掛けるときは場合によっては、狩猟免許が必要になることもでてきます。

自己判断でおこなうことはやめましょう。

２捕獲と駆除をおこなう

ハクビシンの捕獲用の罠は自治体から借りるか、購入することになります。設置をおこなったら1日1回以上ハクビシンが捕獲されていないか確認しましょう。

３捕獲したハクビシンの処分

捕獲したハクビシンを処分して完了です。ただし捕獲したハクビシンの処分は自分でおこなう必要があります。

専門業者に依頼して引き取ってもらうこともできます。プロにお任せすることがおすすめです。

誰でもできる！天井裏にいるハクビシンの予防策

ここでは誰でもできる天井裏のハクビシンの予防策についてご紹介していきます。

生ゴミなどを放置しない

ハクビシンが市街地にやってきて住居に住み着いてしまうのは、簡単にエサが手に入るからです。生ゴミなどのハクビシンの格好のエサになるようなものを放置しないようにしましょう。生ゴミなどはごみ袋などに入れて外にそのままにしないようにします。

屋根裏への侵入口を作らない

ハクビシンは10センチ程度のすき間があれば中に侵入してしまいます。小さなすき間を金網などを貼ってハクビシンが侵入できるすき間を塞いでいきましょう。通気口や換気扇は特に侵入経路になりやすいのでしっかりと防いでいくことが重要です。

忌避剤を設置する

忌避剤は害獣が嫌がる臭いを出して、近寄ってこないようにするものです。設置するタイプや燻製剤タイプやスプレータイプなど様々なものがあります。いずれもホームセンターなどで簡単に購入することができます。

まとめ

今回はハクビシンがなぜ屋根裏に住み着いてしまうのか、住み着く原因や対策についてご紹介してきました。ここでご紹介した内容を参考にして、撃退や対策の役に立ててください。