家の天井裏からアライグマが？駆除方法と注意点

家の中の天井裏から動物の足音や鳴き声が聞こえることはありませんか？もしかしたら家の中にアライグマが住みついているかもしれません。

今回は、アライグマを自分で駆除する方法や作業時の注意点について詳しくご紹介します。

目次

 1.アライグマが近くにいるヒント

 2.アライグマを自分で駆除する方法

 3.アライグマ駆除を自分でおこなう際の注意点

是非ご一読ください。

1. アライグマが近くにいるヒント

アライグマが近くにいるかもしれないサインを以下にまとめました。

天井裏からの大きな足音

アライグマは室内に侵入してくる害獣の中でもかなり大きな部類に入ります。そのため屋根裏で動き回るアライグマの足音はとてもうるさいです。天井裏から聞こえる足音があまりに大きいのであれば、アライグマの存在を疑うべきでしょう。

天井裏にフンが落ちている

アライグマは特定の同じ場所でフンをする習性があります。アライグマのフンは長さが10センチ程度で、ネズミなどに比べるとかなり大きいです。また、食べたものがそのまま残っていることも少なくありません。臭いが強烈であることも特徴です。

断熱材がかじられている

屋根裏の断熱材はアライグマが巣の材料に使うことが多く、断熱材が荒らされている場合、アライグマの仕業の可能性が高いです。

足跡がある

アライグマの足跡は5本指でしっかりとかかとまでつけて歩くので、しっかりと足跡が付きます。前足のほうが後ろ足よりも一回り小さいことが特徴です。

2. アライグマを自分で駆除する方法

アライグマを自分で駆除する方法についてご紹介します。自治体などの許可なしに駆除を行うことはできませんが、家から追い出すことは可能です。

煙を使う

ゴキブリを追い払うためによく使う煙タイプのくん煙剤を使用することが効果的です。くん煙剤にはアライグマが嫌がる成分が含まれています。即効性があるため、密閉された空間であれば非常に効果を発揮します。ただし、持続性はないため一時的な対策であることを覚えておいてください。

忌避剤を使う

くん煙剤とは異なり、アライグマが嫌がる臭いをあらかじめつけておくことで、アライグマを近づけない効果が期待できます。侵入口に使用することで、アライグマを近づけないことができます。

3. アライグマ駆除を自分でおこなう際の注意点

アライグマ駆除を自分で行う際の注意点を以下にまとめました。

勝手に捕獲はできない

アライグマなどの害獣を勝手に駆除することはできません。鳥獣保護法により許可なく殺処分することは違法です。狩猟免許があり自治体の許可がなければ、駆除はできません。自分で行うのは駆除ではなく、追い払うことだけにしましょう。

見かけても近づかない

アライグマは見た目が可愛いからといって近づいてはいけません。襲い掛かってくる危険がありますし、病原体や感染症、ウイルスを持っているため感染の恐れがあります。実際に感染して死者が出たケースもあります。

もしも自分で追い払うことが難しい場合は、害獣駆除専門業者に依頼するのも一つの手です。

まとめ

今回はアライグマの自分で駆除する方法や注意点についてご紹介しました。もしも自宅にアライグマが近くにいるかもしれないと感じたら、是非実践してみてください。