庭や畑にアライグマが出現して困っていませんか？
今回はアライグマの撃退や捕獲方法、罠の張り方などについて、以下の内容に絞ってご紹介します。

目次

1.アライグマを撃退するための効果的な罠

2.罠でアライグマを捕獲した時の流れ

3.罠でアライグマを捕獲する際の注意点

是非ご一読ください。

1. アライグマを撃退するための効果的な罠

ここではアライグマを撃退するための効果的な罠の張り方についてご紹介します。一般的に使用されるのはアニマルキャッチャーと呼ばれる箱罠です。この箱罠は、エサを仕掛けた箱の中にアライグマが入ると扉が閉じるというシンプルな仕掛けです。

効果的な設置場所

アライグマを効果的に捕獲するには、以下の場所に罠を設置するのがおすすめです。

・壁沿い

・軒下

・茂みの中

これらの場所は人や動物からの目が届きにくいため、アライグマが警戒心を解いてエサを食べに来る可能性が高いです。建物の影や茂みなど、見えにくい場所を選ぶことで捕獲できる確率が上がるでしょう。また、頑丈な罠を選ぶと安心です。

2. 罠でアライグマを捕獲した時の流れ

アライグマを罠で捕獲した後は、以下の手順に従いましょう。

1. 自治体に連絡する

アライグマを捕獲したら、まずは自治体に連絡します。捕獲したアライグマを勝手に処分したり運搬することはできません。外来生物法という法律で生きているアライグマを運搬することが禁止されているため、これを破ると懲役や罰金の対象となります。捕獲が完了したら、市町村の役所へ連絡して回収を依頼しましょう。

2. 清掃や消毒を行う

アライグマには寄生虫がいるため、荒らされた野菜やフンをそのままにしていると害虫が発生する恐れがあります。アライグマの荒らした農作物やフンを片付けたら、消毒作業も一緒に行いましょう。作業時には必ずゴム手袋やマスクを着用し、使用した道具は使い捨てにしてください。

3. 侵入経路を防ぐ

新たなアライグマが侵入できないように、侵入経路を防ぐ必要があります。特に畑などには電気柵のような対策を行いましょう。電気柵の設置は専門の駆除業者に依頼するのも一つの手です。

3. 罠でアライグマを捕獲する際の注意点

罠でアライグマを捕獲する際には、以下の点に注意しましょう。

近づかない

アライグマは獰猛で気性が荒いため、うかつに近づくと怪我をする恐れがあります。また、寄生虫がいたり感染症の恐れがあるため、触れるのは非常に危険です。

運搬しない

先述の通り、アライグマは外来生物法で運搬が禁止されています。捕獲した際には、必ず市町村などのしかるべき機関に連絡して対応を依頼しましょう。

まとめ

今回はアライグマを罠で捕獲する方法についてご紹介しました。捕獲する場合は、まず自治体などで許可を得ることを忘れないようにしてください。その上で、ここで紹介した内容を参考にして、是非実践してみてください。