「玄関照明の入り切りが面倒」

「玄関で暗くて手探りで鍵を探してる」

などの理由からセンサー付き玄関照明を考えている方はいるでしょう。

この記事では、玄関照明にセンサーを導入するメリットや選び方、設置方法を解説します。

これを読み、便利なセンサー付き玄関照明を導入しましょう。

玄関照明にセンサーを導入するメリット

玄関照明にセンサーを導入すると以下のメリットが得られます。

• スイッチのON /OFFの必要がない

• 消し忘れ防止で節電効果がある

• 防犯効果がある

ここではそれぞれのメリットについて解説します。

スイッチを入り切りする必要がない

センサーを導入するとスイッチを入り切りする必要がないことがメリットです。

両手がふさがっていても勝手に照明がついてくれる点や、暗い中で鍵穴を探さなくてもよい点が挙げられます。

また、センサーだとスイッチの位置に関係なく照明をつけられることも便利です。

消し忘れ防止で節電効果がある

照明をセンサー付きにすると節電効果があります。

玄関照明は、夜つけっぱなしにしたり消すのを忘れたりする可能性がある場所です。

センサー付きだと、人がいるときだけ照明がつき明るい時間は反応しないため、消し忘れなどを防止でき節電につながるでしょう。

防犯効果がある

照明をセンサー付きにした場合、防犯効果も期待できます。

センサーは人が通ると自動で感知して照らすため、不審者による犯罪行為を威嚇できるでしょう。

また、センサーが付いていると防犯意識の高い建物だと認識させ、下見の段階で諦めさせる効果もあります。

センサー付き玄関照明の選び方

センサー付き玄関照明は以下の種類があり、設置場所によって最適な照明を選定しましょう。

• 乾電池式

• ソーラーパネル式

• 電源式

それぞれの種類について紹介していきます。

乾電池式

乾電池式のセンサー付き照明は、コンセントなど電源の有無を問わず設置できる点がメリットです。

ただし、電池が切れた場合は使用できないため、定期的にチェックする必要があります。

電池の交換頻度を少なくするなら、LED電球を使用したセンサー照明を選定しましょう。

ソーラーパネル式

ソーラーパネル式のセンサー照明は、太陽光で充電します。

そのため、電源を用意したり電池交換したりする必要がなく、電気代や電池の購入費用がかからないメリットがあります。

ただし、太陽光で充電するため、太陽光が当たる場所への設置が必要です。

悪天候の場合、うまく充電されず動作がうまくいかなかったり、充電が不十分で明るく点灯しない可能性も注意しましょう。

太陽光が当たる場所に設置できる場合はおすすめです。

電源式

電源式のセンサーの照明の場合、コンセントに接続するだけで使用できる点がメリットです。

停電にならない限り動作するため、コンセントの近くで利用する場合におすすめです。

一方で、コンセントが近くにない場合、屋外にコンセントの増設工事をする必要があります。

屋外の電源を増設する場合は、防水性が求められ屋内より手間と費用がかかる可能性があるので、注意しておきましょう。

センサー付き玄関照明の設置方法とメンテナンス

センサー付き玄関照明を設置する方法は、主に以下の3つです。

• クランプで挟み込み固定

• ステンレスバンドを用いて固定

• ネジで壁面へ固定

ここでは、それぞれの設置方法と取り付けた後のメンテナンスについて紹介します。

クランプで挟み込み固定

センサー照明の設置する近くに、柱など挟み込みできる場所があれば、クランプを用いて固定する方法がおすすめです。

クランプはセンサー照明本体に取り付け、柱などに挟み込む形で固定します。

基本的には、センサー照明の付属品にある場合が大半ですが、別売になってる場合もあるため事前に確認しましょう。

ステンレスバンドを用いて固定

ステンレスのバンドを柱などにベルトのように締めて取り付ける方法です。

クランプによる固定と比べ、狭い場所にも固定しやすい点がメリットです。

ステンレスバンドも、センサー照明にあらかじめ付属しているパターンと別売りのパターンがあるので購入前に付属品を確認する必要があります。

ネジで壁面へ固定

ネジを使って壁面に固定する方法です。

柱などがなくても取り付けられるメリットはありますが、DIYの経験がないとハードルが高いかもしれません。

壁材によって、ネジの種類を設定したりコンクリートの場合はアンカープラグを使用したりなど、施工するために知識が必要です。

いずれの施工方法でも工具が必須となるため、自信がなければ、専門業者へ依頼を検討しましょう。

メンテナンス

センサー照明の電球は、LEDを選んでおくのがおすすめです。

LED照明だと電球交換の頻度が少なく電気代を節約できるため、購入時に高くても選んでおくとよいでしょう。

また、LED電球には虫が寄りにくいため、虫対策としても有効です。

電池式のセンサー照明の場合は、電池の減り具合でセンサーの感知機能が落ちたり照明の付きが不安定になったりするので、不具合を感じたら電池を交換してみましょう。

まとめ

センサー付き玄関照明は、設置状況によって適切なものを選べば導入可能です。

玄関のどこに設置するかや、コンセントの有無を事前に確認しておくと最適な照明を設置できます。

設置する付近に柱があれば自分でも簡単に取り付けられますが、壁面に設置する場合や設置が不安な方は専門業者へ相談してみましょう。