「家のコンセントが足りない」

「テレビ周りがタコ足配線で不安」

など、コンセントの増設工事を検討していませんか？

この記事では、コンセント増設の必要性や増設工事の手順、専門業者に依頼するポイントを紹介します。

コンセントを増やしたいと考えている方はぜひこの記事を読んでください。

コンセント増設の必要性とメリット

コンセントを増設するメリットの例として、以下があります。

• たこ足配線の解消ができる

• 延長コード、コードリールで配線する必要が無い

• 家電の使用時に近くのコンセントを利用しやすい

• 屋外に増設してDIYなどで作業しやすくなる

• エアコンなど消費電力の大きい家電を専用回線で利用できる

利用している家電に比べてコンセントの数が少ない場合は、コンセント増設の必要性があります。

コンセントの増設によって生活の便利さや、タコ足配線での漏電やコードに足を引っかけてしまうなどの危険を回避できることもメリットです。

コンセントの口数が足りない場合や、ちょうどいい場所にコンセントが無いなど不便を感じている場合は増設を検討しましょう。

コンセント増設工事の手順

コンセントの増設工事を行ってもらう際、以下の手順で進めましょう。

1. コンセントの増設場所を決める

2. コンセントの口数や種類を検討する

3. 施工業者に相談・依頼する

コンセントの増設場所を決める

コンセントを増設してほしい場所を決めましょう。

キッチンやテレビ周辺、寝室、屋外などタコ足配線や延長コードを利用しやすい場所を検討します。

増設する場所によっては「高さ」にも注意しましょう。

コンセントの口数や種類を決める

コンセントの口数や種類、専用回線にするかなど検討しましょう。

テレビやパソコンの周辺は口数を多めしたり、寝室ではUSBポート付きのコンセントを検討したりすると、たこ足配線を防げます。

また、エアコンやキッチン家電など、消費電力の多い家電は専用回線の増設がおすすめです。

施工業者に相談・依頼する

増設したい場所やコンセントの口数・種類が決まれば、施工業者に相談します。

施工業者に希望を伝え、希望の位置で増設可能かを確認してもらい、適切な施工方法を決めたうえで依頼します。

専門業者に依頼する場合のポイント

コンセントの増設を専門業者に依頼する場合、以下のポイントを事前に確認し施工業者に伝えられるようにしましょう。

• 増設コンセントの使用目的

• 壁内に配線（隠ぺい）するか露出させるのか

• ブレーカーの空き状況とコンセントまでの距離（専用回線の場合）

増設コンセントの使用目的

増設するコンセントの使用目的を明確にしておきましょう。

使用目的によって、口数やアース線・専用回線の有無などが明確にできるため、タコ足配線やブレーカーが落ちてしまうトラブルを防げます。

また、テレビ・パソコンの周辺など口数を増やしたい場合、近くのコンセントを伝えておけばそこから分岐することも可能なので施工施工業者に相談してみましょう。

壁内に配線（隠ぺい）するか露出させるのか

増設するコンセントまでの配線を、壁内に配線（隠ぺい）にするか露出させるか検討します。

壁内に配線するとすっきりした仕上がりになりますが、柱や天井裏・床下の状況では施工が難しく、費用や時間がかかる可能性があります。

露出の場合、見栄えは劣りますが、費用や施工時間をおさえられるメリットがあります。

ブレーカーの空き状況とコンセントまでの距離（専用回線の場合）

エアコンなど専用回線を引く場合はブレーカーの空きや距離を確認しましょう。

ブレーカーの空きがない場合に購入したり、距離によって費用が変わったりするため事前に分かると見積もりや工事がスムーズに進められます。

まとめ

コンセントの増設工事は、コンセントの使用目的をはっきりさせることが重要です。

専門業者に使用目的や種類などを適格に伝えて依頼すれば、スムーズに見積もりや工事を進められます。

コンセントが足りないなど不便を感じている方は、コンセントを増設してはいかがでしょう？