仮ナンバーと自賠責保険の関係とは？取得手順や気を付けておきたいポイントを解説！

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仮ナンバーは車検切れの車が公道を走るためのナンバープレートであり、何らかの理由で車検が切れながらも移動させたい場合に必要になります。
そのため、車検切れの車を移動させたい方にとって、一刻も早く申請したいのではないでしょうか？

しかし、仮ナンバーの申請には必要な書類をあらかじめ用意して、市区町村の指定の場所まで出向かなければなりません。
また、仮ナンバーの申請時に注意しておかなければならないポイントも。

そこで、今回は仮ナンバーや自賠責保険との関係、取得手順など網羅的に解説します。

仮ナンバーは車検が切れた車を走らせる最終手段！

仮ナンバーは、車検が切れた車を公道で走らせる最終手段のようなものです。
正式には「自動車臨時運行許可番号標」と呼ばれ、法律に基づいたものとなっています。

仮ナンバーの特徴はナンバープレートに赤いラインが斜線で入っていたり、ナンバープレートの周りに赤いラインで縁取っていたりします。
また、仮ナンバーには取得した自治体の名前も記載されており、特定の期限が経ったらその自治体に返さなければなりません。

仮ナンバーを取得できる車の種類は、以下の通りです。

・軽自動車
・普通自動車
・小型自動車
・大型特殊自動車
・二輪の小型自動車

上記の車であれば仮ナンバーを取得でき、250cc以下のバイクや原付、小型特殊自動車は仮ナンバーが交付されないので注意しましょう。

仮ナンバーを取得する前に、準備しておきたい書類があります。
具体的な書類は、以下の通りです。

・自動車臨時運行許可証
・車検証
・予備検査証
・一時抹消登録証明証
・譲渡証明証
・本人確認書類
・自賠責保険証明証の原本
・印鑑（自治体による）
・マイナンバー（自治体による）

上記の書類等は事前に用意する必要があるものもあれば、申請窓口でもらえるものもあります。
どの書類が申請窓口でもらえるのかが不明な方は、あらかじめ市区町村の公式サイトで確認することがおすすめです。

また、仮ナンバーを申請する際には、一律750円の手数料が発生します。
基本的に現金での支払いのみですが、場所によっては電子マネーが使えるところもあるようです。

ここからは、仮ナンバーを習得する際に気をつけたいポイントについて紹介します。

仮ナンバーには有効期限が存在します。
仮ナンバーをつけていながらも有効期限が切れていると、法律で罰せられることも。

仮ナンバーの有効期限は最長で5日です。
しかし、仮ナンバーを交付する区・市役所や町役場などの判断により、1日しか期限がないというケースも珍しくありません。

仮に有効期限内に車検の手続きが完了しなければ再度申請する必要がありますので、その際は再び申請するようにしましょう。

仮ナンバーは自賠責保険に加入していないと申請できません。
仮ナンバーを申請する背景として、車検が切れている状態が挙げられます。

車検は自賠責保険と同じ有効期限であることが多く、仮ナンバーを申請している方の中には自賠責保険が切れている状態であるにも関わらず仮ナンバーを申請しているかもしれません。
自賠責保険が切れている状態だと申請できないので、短い期間で自賠責保険に加入してから仮ナンバーの申請をおこないましょう。

仮ナンバーを申請する際には、仮ナンバーを取得して走行する経路も合わせて申請します。
また、何の目的でその経路を利用するのかなど、細かく記載しなければなりません。

申請する経路は紙で提出するので、どのようなルートで利用しているのかは外からだとわかりません。
しかし、仮ナンバーは赤いラインが施されているので、警察に止められることがよくあります。

その際に申請した経路を利用しているかどうかをチェックされるので、申請したルートに違反することがないようにしましょう。

車検が切れるなどの理由で公道が走れない場合は、仮ナンバーを取得しましょう。
仮ナンバーを取得する際には複数の書類が必要になるため、あらかじめ用意しておきましょう。

また、決められた公道しか走れないので、どのルートが走れるかを確認することが重要です。